レッドブルリンクでMotoGP第13戦オーストリアGPのスプリントレースが行なわれた。勝利したのはドゥカティのマルク・マルケスだった。
約1ヵ月間の夏休みを終えたMotoGP。シーズン後半戦の初戦となるのはKTMの母国戦であるオーストリアGPだ。今回の予選ではマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)が2年ぶりのポールポジションを獲得。2番手にアレックス・マルケス(グレシーニ)、3番手にフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)となった。
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ポイントリーダーのマルク・マルケスは予選での転倒が響き、4番グリッドスタート。また日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)は19番手からのスタートだった。
全14周のスプリントレースは、スタートで混乱があった。3番手のバニャイヤとフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)がローンチで斜めに蛇行してしまい、2列目や3列目のライダーのスタートに影響を与えてしまったのだ。
そんなスタートではアレックス・マルケスがトップには浮上。マルク・マルケスがそこに続き、さらに7番グリッドから好スタートを決めたペドロ・アコスタ(KTM)が2周目にベッツェッキを抜いて3番手に浮上してきた。
ベッツェッキはアコスタに対して遅れ気味なこともあり、トップ集団はマルケス兄弟とアコスタの3人という状況。マルク・マルケスは弟にすぐに仕掛ける雰囲気ではなく、様子見といった形だった。
トップ3はそれぞれが0.5秒ほどの差を空けて走行。なかなかオーバーテイクを狙う動きには発展しないまま、スプリントを消化していった。
レースが中盤に差し掛かると、アコスタが徐々にトップ2から遅れはじめ、8周目時点で1秒以上の差がついてしまった。
マルケス兄弟による一騎打ちとなった勝利争いは、10周目に兄が動いた。シケインで真後ろについたマルク・マルケスは、立ち上がりでオーバーテイク。先頭が入れ替わった。
マルク・マルケスは先頭に立った後は、アレックス・マルケスのことを近寄らせずにぐいぐい先行。ラストラップには1秒差をつけて入った。
最終ラップをマルク・マルケスはしっかりと走りきり、トップチェッカー。予選の転倒をものともせずにスプリント勝利を果たした。2位はアレックス・マルケス、そして3位はアコスタだ。
なおスタートで失敗があったバニャイヤはポジションを落としていたが、マシン自体にも振動の問題が発生してしまっていたようで、レースを通じてズルズルとポジションをダウン。もはやどうにもならないという様子で、9周目にはピットインしてリタイアを選んだ。
小椋藍は最終的に15位でフィニッシュ。ポイントには届かなかった。
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