マクラーレンのランド・ノリスは、F1イギリスGPのスプリントで3位、決勝レースで4位に食い込んだ。リザルトとしてはまずまずだったが、ノリスは今季のマシンMCL40の扱いづらさを厳しく批判した。
この週末のマクラーレンも、メルセデス、フェラーリ、レッドブルを含む4強グループの中では後れを取る場面が多く、ノリスはF1スプリントこそ6番手スタートからメルセデスのジョージ・ラッセルらを抑えて3位に食い込んだものの、同じく6番グリッドから迎えた決勝レースではライバルに太刀打ちできず、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のマシントラブルとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のスピンアウトに助けられての4位であった。
■レッドブル、F1イギリスGPで盗難被害。学生たちのために用意された特注レプリカヘルメットが盗まれる
ノリスはレースを終えて「ポイントという観点で言えば、今週末はとても良かった。昨日は3位で今日は4位。結果は素晴らしかった」としながらも、ペースの悪さに代表されるようにマシンパフォーマンスは芳しくなかったと振り返った。
「レースペースは本当に悪かった。今日のマシンや、その挙動にはまったく満足していない」
「だからこそ4位という結果には、なおさら満足している。僕たちはただトラブルを避けただけだった。ミスをせず、信頼性もあった。それが重要だった。でもマシンは本当に運転しづらく、改善すべき点が山ほどある」
決勝レースでは、メルセデスとフェラーリ、そしてフェルスタッペンに対抗し得るペースがなかったノリス。レース終盤のセーフティカーでギャップが縮まるまではトップ集団と数十秒の差がついており、「正直、今日どうやって4位で終われたのか分からない」と語る。
「今はとにかく信頼性が重要なんだ。キミやマックスに何が起きたのかは分からないけど、僕たちはミスをしなかった。そのことが僕たちに有利に働いた」
またノリスは、今回の結果がシルバーストンのコース特性に起因するものではないと考えている。むしろ昨年ダブルタイトルを獲得したマクラーレンが今季から抱えている問題であり、ライバルたちの方がアップグレードによって大きく前進したのだと語った。
「僕たちはシーズンを通してずっと遅い。そして今も遅い」
「理由は分からない。でも他のチームの方が良い仕事をしている。彼らは多くの改良を加えてきているけど、僕たちは大幅にパフォーマンスを上げられるようなものは何も投入できていない。正直、このマシンはまともに運転できない」
「僕がF1で乗ってきた中で最も難しいマシンのひとつかもしれない」
そう厳しい言葉で締め括ったノリス。これはリザルトとは対照的に、ディフェンディングチャンピオンの彼がマシンの戦闘力にどれほど強い不満を抱いているかを端的に表している。
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
もっと遅いマシンがあるから。
ワンメイクではない、相対的な F1ならでは