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レジェンドラリードライバー、ヴァルター・ロールが選んだポルシェのラリーカートップ5【動画】

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レジェンドラリードライバー、ヴァルター・ロールが選んだポルシェのラリーカートップ5【動画】

ブランドアンバサダーを務めるロールが直々にチョイス

ポルシェは、公式YouTubeチャンネルで展開する「ポルシェ・トップ5(Porsche Top 5)」シリーズの最新エピソードを公開。今回はラリー界のレジェンドドライバーであるヴァルター・ロールが、ラリーの世界で活躍した5台のマシンをチョイスした。

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第5位:911(953) パリ・ダカール

スタートナンバー“176”を掲げた911(953)は、かの有名な959の前身として1984年のパリ・ダカール・ラリーに参戦。この年はロスマンズ・カラーをまとった3台の911が投入され、レネ・メッジ/ドミニク・ルモイヌ組が総合優勝を飾っている。別名911 4×4と呼ばれるこのマシンは、より本格的なラリー仕様となる959の開発において、四輪駆動システムに関する貴重な経験をポルシェにもたらしている。

第4位:カイエンS トランス・シベリア

モスクワからモンゴルの首都ウランバートルまで約7108kmを走破する大陸横断ラリー「トランス・シベリア」出場に向けて、ポルシェはカイエンSにシュノーケルやウィンチを装備するなど大幅なモディファイを敢行。最高出力385psを発揮する4.8リッターV型8気筒を搭載したカイエンS トランス・シベリアは、総合優勝を飾ったクリスチャン・ラヴィエイユ/フランソワーズ・ボルソット組を筆頭に、1位から6位までを独占。2006年から続く連勝記録を3に伸ばしている。

第3位:924 カレラ GTS

このラリーカーはヴァルター・ロールにとっても非常に馴染み深い1台だ。輝くゴールドにペイントされた924 カレラ GTSで、彼は1981年のドイツ・ラリー選手権に参戦している。

グループ4規定で開発された924 カレラ GTをベースに、ポルシェはわずか8週間でこのマシンを製作。924ではお馴染みのリトラクタブルライトが廃止されたのが外観上の大きな特徴となる。ロールは突貫作業で迎えたデビュー戦のドイツ選手権第4戦メッツ・ラリーで2位を獲得し、続く第5戦ヘッセン・ラリーでは勝利を飾る。このシーズンのロールは924 カレラ GTSで合計4勝を手にした。

第2位:911 SC サファリ

2位には1978年シーズンのサファリ・ラリーに参戦した911 SCが選ばれた。この年、ビョルン・ワルデガルドとヴィック・プレストンJr.のふたりに託された2台の911SCでポルシェはサファリ初制覇に挑んだ。

最高出力250psを誇る3.0リッター自然吸気ボクサー6を搭載。頑強なアニマルガードやアンダーガードを備え、地上高は28cmも上げられた。様々なトラブルに見舞われながらもプレストンJr.が2位、ワルデガルドは4位で5000kmに及ぶタフなラリーを走り切っている。

第1位:911(996) GT3

ランキングトップを獲得したのは、ドイツ国内ラリーのGTクラスに参戦するポルシェ911(996)GT3だった。このモデルは、ポルシェのラリーカーとしては最新世代と言ってもいいかもしれない。

印象的なゼブラカラーの911 GT3は、ルーベンとペトラのゼルトナー夫妻が2011年からドイツ・ラリー選手権で使用している車両。オーストリア出身のふたりは、2014年から2016年にかけては997型を使用していたが、2017年から再び996型に戻してドイツを中心に活躍中。2019年シーズンはADACラリーマスターズにおいて2勝を挙げている。

https://www.youtube.com/watch?v=mzqKOZ5ubA8

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