■近年続々と増えてきた「高級な軽」の元祖!
これまで軽自動車といえば、高い利便性と実用性、低コストであることが求められ、引き換えに快適さや乗り心地はある意味割り切った設計だったといえるかもしれません。
しかし近年は普通乗用車と比べて遜色のない快適さや乗り心地を確保した、いわゆる「高級な軽自動車」が人気を確立しています。その元祖というべきモデルが、ダイハツから発売されていました。
【画像】超カッコいい! これがダイハツの「ちいさな高級車」です! 画像で見る(30枚以上)
たとえば、軽自動車販売台数で1位のホンダ「N-BOX」は173万9000円から247万5000円、2位のスズキ「スペーシア」は153万円から219万3400円までと設定されるなど、近年は軽自動車でも200万円台の高級モデルは珍しくなくなりました(価格はすべて消費税込み、以下同)。
そんな高級な軽自動車の元祖として挙げられるのが、ダイハツ「タントエグゼ」です。
その先見性から話題になったものの、わずか5年足らずで生産を終了しました。
販売終了から10年を経て、今なお高い評価を受けているタントエグゼは、どのような軽自動車だったのでしょう。
タントエグゼは、その名称の通りダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」の派生モデルです。
2代目タントをベースとし、2009年12月に販売が開始されました。
ちなみに車名の「エグゼ(EXE)」は「エクシード(Exceed)×エクセレントエコロジー(Excellent ecology)」、「エモーショナル(Emotional)×エレガントデザイン(Elegant design)」、「エグゼクティブスペース(Executive space)」の略とアナウンスされています。
当時のタントはファミリー層、特に子育て世代をターゲットにしていましたが、タントエグゼは「コミュニケーションと自分らしさを大切にする大人」をターゲットに開発。
「スタイリッシュ&スペーシャス」をコンセプトとし、タントの広い室内スペースを損なうことなく、高いデザイン性と上質感、快適性を追求しました。
エクステリアではタントよりもAピラーが傾斜し、なだらかなサイドシルエットを再現。上位グレードの「タントエグゼカスタム」には大型フロントバンパーとサイドストーンガード、メッキフロントグリルが施され、躍動感が強調されています。
「グラマラスコンフォートシート」と名付けられたシートは、座面とシートバックのサイド部にボリュームを持たせ、ソファ感覚の座り心地を実現したもの。
表皮は光沢あるベージュで、ツートンカラーの内装色(ベージュ×ブラック)と互いを引き立てます。
一方、エグゼカスタムのシートには、織物素材にモダンな幾何学模様を配したシート表皮を採用。落ち着きのあるブラックを基調とした内装色により、都会的なイメージを演出します。
余談になりますが、タントエグゼと交代するように生産の終わった軽自動車「ソニカ」(2006年~2009年)は、トヨタのフラッグシップモデル「セルシオ」のシートを手本に開発したシートを搭載していました。
グラマラスコンフォートシートの開発には、ソニカのシートの開発で得たノウハウが生かされていると推測できます。
また、タントエグゼの最上位グレード「カスタムRS」に搭載される3気筒ガソリンターボエンジン「KF-DET型」は、ソニカに初搭載されたもの。ソニカはタントエグゼの前身ではありませんが、多くの繋がりを見て取ることができ、ソニカを高級軽自動車の元祖と挙げる声もあります。
タントエグゼの後部ドアは、タントに採用されるスライド式ドアから、シンプルなスイング式に変更。
ほかにもシート機構の見直しやボディ構造の最適化が施され、約60kgの軽量化を達成。これによりタントエグゼはクラストップレベルの低燃費と走行性能を実現しました。
駆動方式もFFと4WDを用意するなど、至れり尽くせりのタントエグゼ。車両価格は113万円からと、内外装の完成度や装備を考えればバーゲンのような設定でした。
しかし、魅力はうまく伝わらず販売で苦戦。2011年のマイナーチェンジを期に放映されたテレビCMで「軽にも高級はある」というフレーズを採用し、“タントエグゼは高級軽自動車である”という特徴を広めるのですが、同年に登場したN-BOXのヒットもあり状況は変わらず、2014年に販売を終了します。
近年のN-BOXやスペーシアの人気を考えれば、軽自動車の高級化というダイハツの先見性は正しく、しかし登場が早すぎたのか、その試みに結果は伴いませんでした。
なお、実際購入したユーザーからの評価はおおむね高いようで、販売終了から10年以上が経過した現在もなお、中古車市場では大事にされた程度の良い個体を購入することができます。
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みんなのコメント
エグゼは悪くないけれど、うざったい。
まあ当時はクラウンにサイドカーテンエアバッグが標準装備されてない時代だけど