F1とその参戦チーム間の商業的権利などを取り決めたのが、コンコルド協定である。現在有効なコンコルド協定は、今年限りでその効力が切れることになっている。そのため、来季以降有効な協定の内容について、現在F1とチームの間で話し合いが行なわれている。
この新たなコンコルド協定には、収益を各チームに、より平等に分配すること、そしてガバナンスの体制を微調整することなどが盛り込まれていると言われている。
■メルセデスのウルフ代表、F1側に“忖度”するライバルたちに皮肉「彼らは言いなり」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは先週金曜日、新しいコンコルド協定の合意期限が8月12日に設定されているにもかかわらず、チームはまだ、契約を締結する準備はできていないと主張。さらに、多くのチームがF1のオーナー企業であるリバティメディアと話し合いを行なうことを嫌うと共に、協定にいくつかの変更を行なうことを求めていた。
レーシングポイントのチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、新しい協定を結ぶ前に、商業面での提案にいくつか変更を加える点を探していたと語った。
「我々としては、コンコルド協定の大部分に問題はない」
「しかし周囲には、まだまだうまくいかない部分がたくさんある」
「別の言い方をすれば、同意するためにはまだいくつかの作業が必要であるということだ。だからまだ100%ではない。しかし、80%以上は合意できている」
「今日決断するか、あるいは署名するように求められるのであれば、ギリギリのところで5~10%についてもっと調整をしなければいけない」
メルセデスは、F1での最近の成功と、そしてこのスポーツに対する貢献が認められるよう、コンコルド協定に関する話し合いでその立場を保留していると考えられる。しかしサフナウアー代表曰く、商業的な部分よりも、ガナバンスに関する部分で、修正が必要だという。
「たしかに商業的なこともあるが、ガバナンスに関してはもっと修正しなければいけない部分もある」
そう語るサフナウアー代表は、チームの財務計画は「私たちが望むモノに近付きつつあるものの、もっと良いモノになるかもしれない」とも明かしている。
なおレーシングポイントは、新しいコンコルド協定にはまだ修正が必要だと公に発言したふたつ目のチームである。一方でハースやフェラーリ、ウイリアムズ、マクラーレンなどは、新しいコンコルド協定に署名する準備は既に整っていると主張している。
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