ザウバーのガブリエル・ボルトレトは、F1オーストリアGPで8位入賞。師匠であるフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とバトルを繰り広げ、最終的に攻略することはできなかったものの、貴重な経験になったと語った。
今季開幕時点では厳しい戦いを強いられることが多かったザウバー。しかし最近では確実にパフォーマンスを向上させており、今回のオーストリアGPではダブル入賞。これでチームとしては、3戦連続でのポイント獲得となった。
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そんな中でもオーストリアで光ったのは、ルーキーであるボルトレトの活躍だ。ボルトレトはフリー走行から好パフォーマンスを発揮し、決勝でも1ストップで走り切ったリアム・ローソン(レーシングブルズ)とアロンソには先行されたものの、2ストップ勢では中団グループトップの8位でフィニッシュ。ドライバー・オブ・ザ・デイも獲得した。
「2ストップを選択したのは後悔していない」と言うボルトレトは、アロンソとの戦いを大いに楽しんだという。というのもボルトレトは、アロンソが主宰するマネジメント会社”FA14”所属のドライバー。いわば社長と新入社員がコース上で大バトルを繰り広げたのだ。
「(アロンソとのバトルは)楽しかったね。彼はとてもハードなレースをしていて、僕もとても楽しかった」
そうボルトレトは語った。
「幸いにも、僕らはクラッシュしなかった。クラッシュしていたら、おそらく家に帰れなかっただろうからね……」
しかし最終的には徹底的に押さえ込まれ、アロンソ7位、ボルトレトは8位だった。ただ今回のことは、今後に向けた学びになるだろうとボルトレトは言う。
「彼は豊富な経験を持っている。ブルーフラッグ(後続から速いマシンが接近しているので、先行させるようにと指示する旗)が振られていたり、その他の状況でも、完璧にプレーする術を知っている」
「バックストレートでは、ノリス(ランド・ノリス/マクラーレン。当時ノリスは先頭で、アロンソとボルトレトは周回遅れになっていた)をもう少しでオーバーテイクしそうになるシーンもあった。しかし彼はミスなく、そしてオーバーテイクすることもなく、完璧に状況に対処したんだ」
ただドライブ中に学ぶことはできていないため、帰宅してからじっくりとビデオを見直すと、ボルトレトは言う。
「もちろん、学べることがあるよ。でも家でリラックスしている時に、彼のマシンのオンボード映像を観て、全てのラインをチェックするべきだと思う。ミラーを見る目線だったり、DRSをしっかりと使えるようにするためにブレーキをかける方法などね…‥」
「オーバーテイクしようと集中している時には、そういうことはできなかった。自分はただ、初ポイントを目指して奮闘する若き少年みたいだった。でも一方で彼はリラックスしていて、ただポジションを守ろうとしていたように感じたんだ。しかも彼は、自分が何をすべきかを正確に理解していた」
「彼はレースをコントロールしていた。(アロンソの方が)タイヤが悪かったにも関わらず、それでも僕を抑え込んだ。彼の仕事は本当に素晴らしかったよ」
好調が続くザウバーについてボルトレトは、本当に進化しているのかどうかは、次のイギリスGPで分かるだろうと語った。
「それは次のレースで言えるだろう。今は分からない。でも、正しい方向に一歩前進したと感じている。ここでは、いつもより強さを発揮できたと感じている」
「でもシルバーストンも、高速コーナーと低速コーナーがあるから、それほど違いはないと思っている」
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