■”次世代コンセプトモデル”ってどんなクルマ?
2023年は、2年に1度となる東京モーターショーの開催年。前回(2021年)はコロナ禍のため“お休み”でしたが、4年ぶりとなる今年は心機一転、「ジャパンモビリティショー」とネーミングチェンジし、一般公開は10月28日から始まります。
【画像】超カッコいい!? レクサス新型「次世代モデル」を画像で見る(38枚)
ショーの開催に先立ち、レクサスは「次世代バッテリーEVのコンセプトモデルラインアップを世界初出展」とアナウンスしました。「バッテリーEVコンセプトカー」と呼ぶモデルは現時点では詳細が明らかにされず、また車両の姿すらも2枚の部分イメージ写真しかヒントがない謎に包まれたモデルです。
どのような車両なのでしょうか。公開された部分イメージ写真を手掛かりに予測してみましょう。
■【予想1】スポーティなSUVのEV
公開された写真のうち1枚は、車両正面から写したものです。地面が見えないので全高までは判断できませんが、ボンネット高に対して天井が低いこと。
さらに全幅に対して天井の左右幅が狭くてサイドウインドウの傾斜が大きいことが読み取れます。また、ボンネットもかなり長く、全幅も相当なワイドに感じられます。
そんな特徴から考えると、車両はスポーツカーもしくはスポーティなフォルムの大型セダンと考えるのが常識的でしょう。
しかし、実はスポーティなフォルムを追求したSUVかもしれません。いま世界のプレミアムカーマーケットはSUVを中心に回っているといっても過言ではなく、レクサスもラインナップにおけるSUV比率が高いブランドのひとつ。スポーティなモデルも人気を博しています。
そのような背景を考えると、これまでのレクサスのコンセプトカーにはなかった、極めてスポーティなスタイルのSUVという可能性もゼロとは言い切れないところ。
もしかするとランボルギーニ「ウラカン・ステラート」をEV化したようなクルマかもしれません。
■【予想2】スポーティな大型EVセダン
レクサス「LS」の現行型が公開されたとき、フラッグシップセダンながらスポーティなスタイルであることに誰もが驚きました。
公開されるコンセプトカーが、そのようなLSの将来を示唆するスポーティなスタイルのラージセダンとなる可能性も否定できません。実はレクサスはこれまで何台かのEVコンセプトモデルを公開していますが、その中にセダンは多くありません。
そのような中、2022年2月に北米部門が「Electrified Sedan Concept」と呼ぶコンセプトモデルを公開しています。今回ワールドプレミアされる「バッテリーEVコンセプトカー」は、その発展版の可能性も否めないところです。
2035年にバッテリーEVブランドへの変革を目指すことを明らかにしているレクサスだけに、メルセデス・ベンツ「EQS」のようなサルーンがレクサスのラインナップに加わってもおかしくないでしょう。
■【予想3】EVのスーパーカー
低いルーフや長いボンネットを思わせる、公開された正面写真のシルエットを見ての素直な印象は「スーパーカー」。正面からの眺めは、かつて販売したスーパーカー「レクサスLFA」を連想させるものです。
また、もう1枚の写真である斜め上からのリヤセクションを見ると、ミッドシップをイメージさせるデザインと言えなくもありません。
ただ、そう考えた場合には、リヤフェンダーにドアを思わせる仕切り線が入っているのが気になるところ。スーパーカーのようなプロポーションを持つセダンなのでしょうか。
■【予想4】オリジナリティあふれるピックアップトラック
真上から車両後部を撮った写真を見ると、荷室を持つピックアップトラックのように見えなくもありません。
もちろんレクサスにはピックアップトラックを販売した過去はなく、他社を見てもプレミアムブランドのピックアップトラックはメルセデス・ベンツの「Xクラス」(日産「ナバラ/フロンティア」のOEMモデル)やキャデラック「エスカレードEXT」程度(両車ともすでに過去のモデル)。しかし、「レクサスLM」でプレミアムブランドにおける新しいピープルムーバーのカタチを提案したように、EVのピックアップで新しいマーケットを開拓し常識を超えてくる展開も考えられないわけではありません(可能性は低いですが)。
ライバルはズバリ、テスラ「サイバートラック」です。
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果たして、実際の「バッテリーEVコンセプトカー」はどのような車両でしょうか。答えはプレスデーの10月25日、午前10時30分からのプレスカンファレンスで判明する予定です。
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みんなのコメント
どうせコンセプトカーだろ?
このまま出るわけ無い。