渋滞はだれでもイヤなもの。少しでもストレスフリーに、そうすると事故フリーに……というのが先進安全技術のねらいである。ACCがその具体策。そこでアウディのACCを作動させてみたら──驚いた。
快適に高速道路を走っていた。しかしだんだん周囲のクルマの数が増え始め、徐々に速度が落ち、ぽつぽつとブレーキ灯が点き──ついには停車。渋滞である。
週末の、夕方の、上り方面の、しかも雨である。混まないほうがおかしい。目的地まではまだ数十kmもある。これからこの渋滞につきあわなきゃいけないのか──とウンザリするのが普通なのだが、このアウディにはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が備わっている。多大なストレスからは解放されるだろう。
使い方自体は他社の機能と変わらない。ACCモードをスタンバイさせ、速度設定すれば完了。あとは状況に応じて車間調整をすればいいだけ。アウディのACCは停車まで対応するので、ドライバーは保舵に努めていればあとはクルマが車間調整走行と停車まで担ってくれる。トロトロと進み続ける渋滞だろうが、走っては止まり走っては止まりを繰り返すような渋滞だろうが、イライラすることもない。
ほらそんなことを考えていたら前のクルマが走り出した。さて再発進させるか──あれ?
「ACC:automatic go」という表示
ゼロkm/h対応のACCにおいて、再発進させるためには、たいていアクセルをちょっと踏む/ACCの速度ダイヤルを上下いずれかさせるという二通りの手順が必要。このときも、前のクルマが走り出したからアクセルを踏むか、なんて思ったのだが、気のせいか、踏む前に走り出したようだ。
なんか違う。そう思って今度は停車後に前のクルマが走り出したときに放っておいた。すると、アウディは自動的に再発進したのだ。
よく見るとメータ内に「ACC:automatic go」という表示が見える。いろいろ試してみたところ、停車から10秒以内に前走車が動き出すと再発進しているようだ。
コレはなんと便利な機能だろうか。ゼロkm/h対応ACCが備わっているクルマに乗るとおそろしく楽だと思っていたら、さらに上をいく機能があるのである。後日、別のACC車に乗ったときに「発進してくれないのか」と不満を覚えるようなワガママな自分がいた。もはやあとには戻れない装備である。
さらにACC再発進には各車の特徴もあって、あるクルマは「早く発進しないと後ろから鳴らされる!」だったり「発進はまあまあだけど期待する車間より開きすぎていて割り込みされた」だったり、「本当に前のクルマの動きをレーザ/レーダ/カメラ(のいずれか)でトレースしているのか」と思うくらいぎくしゃくした動きだったりと、それはもう千差万別である。ちなみに筆者の好みはトヨタとスバルの制御。
そこをいくとアウディのACCはこれまたストレスなく、安心して渋滞に飛び込んでいける印象だ(?)。さらにこのautomatic goである。VWにも同様のシステムが搭載されていると聞く。お持ちの方がうらやましい限りだ。
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