日産、上海モーターショーで「ラニア」「ムラーノ ハイブリッド」等世界初公開

日産は、開催中の2015上海モーターショーにて、「ラニア」と「ムラーノ　ハイブリッド」の新型2車種を世界初公開すると同時に、NISMOブランドから、「GT-R NISMO」、「370Z NISMO」の2車種も中国で初披露した。

「ラニア」は、中国の若者世代が求める斬新で際立ったパーソナリティを表現したモデル。2014年発表の「ラニアコンセプト」から進化させ、「日産デザインチャイナ」の若手中国人デザイナーが中心となってデザイン開発を行った。また、友人とのコミュニケーションも常にITを活用する世代に訴求するため、「コネクティビティ（接続性）」に重点を置き、スマートフォンと接続が可能な先進的なオーディオシステムや、7インチのマルチメディアディスプレイスクリーンなどを搭載している。

「ムラーノ　ハイブリッド」は、V6-3.5リッターエンジンと同等の力強い走行性能と、2.0リッターエンジン並みの燃費を実現。搭載されるパワートレインは、新型スーパーチャージャー付QR25DERエンジンと、日産のインテリジェントデュアルクラッチシステム（1モーター2クラッチパラレルシステム）により効率的に制御される小型リチウムイオン（Li－ion）をバッテリーと組み合わせた電動モーターから構成される。中国での発売予定は今夏となっている。