見た目から装備まで新型RAV4の見どころは多いが、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)の進化もスゴイ。知らないうちに第6世代へと進化してたRAV4の新しいPHEVシステムの中身をみてみよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
新型RAV4随一の怪力!! 320psのPHEVモデルがもはやスポーツカーな件!!
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ユニットの小型化によってリアシートと荷室がより広く!
新型RAV4の3種あるグレードの一つ「コア」。アドベンチャーにはPHEV設定がないという情報もある
世界的なBEVの停滞を受けて、PHEVの人気が高まっている。そんな中登場したトヨタの新型RAV4は、PHEVを第6世代へと進化させ、ライバルに負けない魅力をしっかりと高めてきた。
新しいPHEVシステムの特長は3つに大別できる。一つめはシステムが小型化され、車内空間拡大に貢献したことだ。
第6世代のPHEVは、これまでリアシート下にあったDC/DCコンバータをフロントのPCU(パワー・コントロール・ユニット)といっしょにeアクスル化してサイズを圧縮、できたスぺ―スにこれまたリアにあった充電器まで移植してしまったから、システム容積が劇的に小さくなった。
その結果新型RAV4はPHEVモデルも含めて、リアシート周辺や荷室容積が劇的に拡大できた。発表会の席上では荷室容積を「ゴルフバッグなら7個、サーフボードなら15枚」と表現していたが、これはとてつもない広さだ。
EVモードで150km走れて満タン航続距離は1350km!
第6世代の2.5Lエンジン+フロントeアクスル。これまでリアにあったDC/DCコンバーターと充電器もここに統合された
特長の2番目。それはバッテリーの進化だ。具体的な数値は公開されなかったが、新型のリチウムイオン電池は容量が40%アップ、出力は12%向上したという。
その結果、EVモードによる走行距離は95kmから150kmまで延びたというから、日常生活ではほとんどエンジン音を聞かないドライブになると思われる。ガソリン満タンなら、総航続距離は1350kmに達するというから恐れ入る。
ちなみにRAV4のPHEVは、現在市販されている5代目モデルでも、システム出力306psという「怪物」だが、新型はこのパワーが320psまで高められるという。もはやヘタなスポーツカーでは歯が立たない動力性能といえよう。
RAV4 PHEV、最後の特長はバッテリーのサーマルマネジメント(温度管理)だ。電動車両の積む電池は極端な高温や低温に弱いが、新型RAV4ではバッテリーに水冷式熱管理システムを採用し、極寒や酷暑といった状況下でもバッテリーを最適な温度に保ち、電費の低下を抑えることができる。同種のシステムはbZ4Xのマイナーチェンジでも採用されたから、並行して開発が進んだものと思われる。
この他、ボディ剛性や悪路走破性、オンロードでの旋回性能といった点でも大きく進化したという新型RAV4 PHEV。できることなら5代目以上に手頃な価格を望みたいが、PHEVモデルはリセールバリューが高いから保有期間全体を通してみると意外とお買い得かもしれない。価格発表を楽しみに待とう!
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みんなのコメント
常にそんな重り乗っけて走るのがエコと言えるのか微妙なとこかな。
でもモーターの走行距離五割り増しは実用性が増して良かった。
相変わらずしょぼいエンジン。