2019年のF1は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンと、フェラーリのシャルル・ルクレールという新世代の才能が輝きを見せた。しかしルイス・ハミルトン(メルセデス)を止めるには至らず、彼は自身6度目のドライバーズタイトルを獲得した。
フェルスタッペンとルクレールはそれぞれ2023年、2024年までの長期の契約をチームと新たに結び、各チームでチャンピオンを狙おうという姿勢を見せている。
■“レッドブル1強”の時代をもう1度……フェルスタッペン、チームに全幅の信頼
メルセデスは2014年以降のF1パワーユニット時代を支配し続けている。しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2020年はトップ3チームが最高のバトルを展開すると考えている。
そして、ホーナー代表は王者ハミルトンと、新世代のドライバーとの争いは素晴らしいものになるだろうと語った。
「時折、時代の波が押し寄せてくるものだ。そして我々はその瞬間に居合わせていると思う」
「特にワクワクしているのは、マックスとルクレールのダイナミックさ、そしてルイスがそんな彼らにどう立ち向かうか、といったものだ」
「なぜならルイスはまだ現役だからだ。彼は向かってくる若手の波に対抗できるかを正確に推し量りたいと思っているはずだ」
「若手ドライバーがF1で躍動することは、素晴らしいことだと思う。挑戦者が現れ、そしてあらゆる仕事を知り尽くしたベテランとの関係に変化をもたらすんだ」
ひとつの時代を築いているハミルトンだが、彼のメルセデスとの契約は2020年までだ。ただ、彼はフェルスタッペンとルクレールの契約延長に続いて、メルセデスと契約を延長すると考えられている。
そして、ハミルトンは2019年に“すぐにヘルメットを脱ぐ気はない”と、引退はまだ先の話だと明らかにしていた。
「僕の中核は、“レースが大好き”というものだ。僕は挑戦が大好きなんだ」と、ハミルトンは言う。
「僕を乗り越え、打ち負かそうとしている素晴らしい才能を持つ若手がいることを知りつつ、足を踏み入れるのが好きなんだ。毎年その戦いを演じるのもね」
「そして彼らのような、より洗練されたドライバーと戦っていると、僕もより洗練されたように感じられるんだ。彼らに挑んで打ち負かしたときなんかは、信じられないほどのものだよ!」
「“引退する日”は恐れていない。確かに生涯愛してきた物を辞めるわけだから、悲しい日にはなるだろうけどね。だからこそ他に寄って立つ場所を持っているんだよ」
「ファッションがその例だ。成功すれば長期間行なえるビジネスを見つけたんだ。今は本当にうまく行っている。ただどれくらい続くかは分からない。でも少なくとも、僕はこれに関心を持っている」
「他にも興味を持っていることはたくさんある。F1を引退しても人生は終わらないんだ。そうした物は僕を心地よくさせてくれるだろう。でも今は身体的にも十分良いし、できる限りやりくりしていくつもりだ」
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みんなのコメント
対決構造は違うけれど、F1ブームの頃のプロスト、マンセル、セナ等に匹敵するバトルを期待したいです。
今年2020年は開幕前からワクワクします。