F1はベルギーGPの開催契約を延長。少なくとも2025年シーズンまでは伝統のスパ・フランコルシャンがカレンダーに残ることとなった。
同グランプリは近年、より多くの利益をF1にもたらすフライアウェイ戦の増加や隣国オランダでのグランプリ復活によって存続が危ぶまれてきた。また2021年のベルギーGPでは豪雨により決勝レースがセーフティカー先導で数周走っただけで赤旗終了となる前代未聞の出来事も発生し、スパでのF1開催に疑問符がつけられた。
■世界よ見たか! これが”鈴鹿のF1ファン”だ。外国人記者が見た、日本のF1ファンの素晴らしさ「彼らにとってはF1ドライバーも、エンジニアもチーム代表も、全てがヒーローなんだ」
しかしベルギーGPはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)ファンが押し寄せるオランダGPの勢いに気圧されるどころか、それを追い風に観客動員数を伸ばし続けている。
2023年大会はグランドスタンドが増設されたことも手伝い、2022年大会から2万人増の延べ38万人が週末を通してサーキットを訪れた。
ベルギーGPはこれまで8月に開催されてきたが、今年は7月開催に変更。2024年も7月に開催が予定されている。
F1はベルギーGP開催延長の発表の中で、サーキットが大規模改修を受けたことを指摘。スパが近年「新たにふたつのグランドスタンドを設置したことによって収容人数を1万人増やし、音楽ライブの追加をはじめとする週末を通して幅広いエンターテインメントをファンに提供するなど、インフラの大幅な整備を行なった」とした。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、スパがF1カレンダー上で重要なイベントのひとつであり続けることを明言した。
「スパはシリーズ初年度からF1を開催しているサーキットのひとつであり、ファンからもドライバーからも愛されている」とドメニカリCEOは言う。
「彼らとの関係を2025年まで延長できたことを嬉しく思う」
「プロモーターはここ数年、ファンの体験とインフラを改善すべく大きな前進を遂げており、安全でエキサイティングなレースを提供することに明確な焦点を当てつつ、全ての関係者が一丸となって作業を続けている」
「プロモーターとワロン州当局の継続的な支援に感謝したい」
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