名が体を表すマルチに使えるバン
フォルクスワーゲンのT7マルチバンは、名が体を表している。その名の通り、マルチに使えるバンだ。バンのなかのバンといえる。
【画像】最高峰ワゴン BMW M3ツーリング マルチに使える VW T7マルチバン M4とID.バズも 全127枚
2023のベスト・ラージモデルに選出されたのは、T7世代へモデルチェンジした最新版。7シーターのミニバンとして使えるが、フォルクスワーゲンでは商用車にカテゴライズされている。非常に多目的なクルマだ。
英国市場では、フォード・トランジット用のプラットフォームを利用した新モデルが間もなく登場予定。バッテリーEVには、ID.バズも存在する。T7世代のマルチバンも合わせると、フォルクスワーゲンは3種類のワンボックスを擁している。
これらはいずれも、戦後に人気を博したフォルクスワーゲン・タイプ2(T2)からコンセプトを継承している。とはいえ、マルチバンはT7という型式を名乗るだけあって、正当な後継者に相当する。
多くの人や荷物を運べる市民のクルマとして、ボクシーなフォルムをまとい、74年間も世代交代しながら作り続けられてきた。その最新版がT7マルチバンだ。単に余裕のある車内空間を備えるだけでなく、与えられた能力も非常に高い。
驚かされる洗練性と快適性
前も後ろも平面的な面構成のボディなことを考えると、見た目に個性を与えることは簡単ではない。それでもT7ではモダンさを高めつつ、視覚的な魅力も増している。フロントマスクは特徴的だし、全体の質感も高い。
ボディサイドにはクロームのストライプが入り、上下に別れたツートーンカラーを選べば一層可愛らしい。オーナー好みでカスタムできそうな雰囲気も、プンプンと漂う。
乗用車用のプラットフォームをベースにしたことも、T7の訴求力を高めている。サイドドアはスライド式で、テールゲートは巨大。直立気味のフロントシートに座ってみても、確かに商用車的ではある。前後に動くリアシートは、実用性を配慮したものだ。
ところが実際に走り出してみると、洗練性と快適性に驚かされるはず。走行時の静寂性や、傷んだ路面の処理能力は、ゴルフやアルテオンに及ばないものの、これほどの大容量を備えたモデルとしては秀逸だろう。
インテリアの知覚品質も優秀。価格は確かに少々お高めながら、その予算に期待する通りの内装で仕立てられている。商用車とは一線を画す。
標準装備は充実し、用いられている素材はハイグレード。ちょっとした高級車の雰囲気すら漂わせる。ライバルは上級なステーションワゴンやSUVといえ、納得できる仕立てでもある。
実用性の高さは他の追随を許さない。それでいて、ポップな雰囲気で家族と一緒に乗るのが楽しい。2023年のベスト・ラージモデルは、フォルクスワーゲン T7マルチバン以外にないだろう。
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みんなのコメント
少ない、セダンを投入するより堅実だと思う。
台数限定でも良いから国内正規導入して欲しいわ。