名古屋に拠を構えるSHADE RACINGは、今シーズンよりスーパーGT GT300クラスにトヨタGR86で参戦することになった。元々は2018年にスーパー耐久ST-4クラスに林テレンプとしてトヨタ86で参戦を開始。2020年よりスーパーGTへの参戦プロジェクトを立ち上げ(このためカーナンバーは「20」)、今季ようやく参戦がかなったという若いチームだ。
S耐では参戦2年目でST-4クラスチャンピオンを獲得し、昨年もタイトルを奪回。また昨年よりFIA GT4車両によるST-Zクラスにトヨタ・スープラを投入し、今季もST-4とZに参戦中だ。そして今年はスーパーGTに注目のGR86で参戦。GTにはS耐のスタッフも一部掛け持ちでの参戦となる。そしてドライバーは昨年までゲイナーの中心ドライバーであった平中克幸が移籍。チームメイトには四輪3年目の19歳、清水英志郎を起用した。シーズン開幕前のテストでふたりのドライバーに聞いた。まずは平中。
■2022スーパーGT、気になるニューマシンを大胆分析!:そのポテンシャルはいかに? 工業製品としても上出来のトヨタGR86
「新規参戦というチームですが、S耐からの流れでスタッフの方々とは慣れ親しんでいるし、やりやすい環境を作ってもらっているので、テストも順調に進んでいます。クルマはできたばかりなのですが、全くのノートラブルですしもうちょっとトラブルが出てくれた方が逆に安心するというほどです。aprがスープラをベースにしてすごく優秀なクルマを作ってくれました」
GR86は3台が参戦し、3台とも履くタイヤメーカーが異なるが、それについて平中はこう語る。
「黙っていても比較されるでしょうが、僕は慣れ親しんだダンロップと一緒にできるということでアドバンテージがあるし、初めてのクルマとは言えタイヤ開発の方向性は話しやすいし、これからどんどん伸び代しかないと思っています」
また、昨年S耐で組んでいた清水という若手を起用したことについては次のように語る。
「オーディションという形を採ったのですが、速さがありました。去年のS耐レースを見ていても与えられた仕事を落ち着いてしっかりこなすタイプですし、岡山のテストでもニュータイヤ履いて問題なく速いタイムを出してくれました。これからGT500との絡みがありますがそれに慣れればすぐにでも活躍してくれると思います」
最後に平中は、今年の目標について語ってくれた。
「まず1勝。そこまでどれぐらいかかるかイメージは沸きませんが、レースをやるからには優勝しないとダメ。その中でまず表彰台、そして優勝に近づいていきたいです」
一昨年にFIA F4で四輪デビューし、昨年SHADE RACINGでS耐にも参戦した清水にも話を聞いた。
「S耐を一年経験してGTオーディションも良い感じでここまで順調に来ることができました。正直今年まさかGTに乗れるとは思っていなかったので、チームにはすごく感謝しています。目標はまず優勝です。GT500との混走でトラフィックもありますが、走り出したら気を張らなくてもあまり問題なく乗れるようになって来て、時間が増えるほど慣れて来ました」
ベテランの平中とのコミュニケーションについても、うまくいっているようだ。
「平中さんのアドバイスは的確で、本当に素晴らしい環境でレースをさせてもらって、とても感謝しています。平中さんとは去年から一緒のチーム(車両は別)ですが、今年は同じGTに乗ることになりました。何も分かっていない僕にいろいろな助言をしてもらいすごく助かっています。早くクルマとレースに慣れて活躍したいと思います!」
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