MotoGP第8戦ドイツGPのMoto3クラス決勝が行なわれた。優勝はペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)で、鳥羽海渡(CIP Green Power)が2位に入った。
決勝日を迎えたザクセンリンクの天候は薄曇り。気温28度、路面温度34度のコンディションで全27周のMoto3決勝レース開始を迎えた。
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レースは日本勢がスタートから躍進。鳥羽が5番手スタートからホールショットを奪い、オープニングラップを先頭で回った。また鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)も2番手に浮上し、日本人ライダーが1-2体制を築いた。
ただ鳥羽は4周目にワイドに膨らむミスがあり、ポジションをダウン。先頭はデニス・フォッジア(Leopard Racing)に入れ替わった。また13番手スタートだったランク首位のアコスタが1周目から一気にポジションを上げてきており、鳥羽は彼にも追い抜きを許してしまった。
先頭集団はフォッジアとアコスタ、鳥羽、鈴木など多数のライダーによる争いが続き、ポジションが入れ替わるシーンも多かった。しかしフォッジアが先頭を守った状態でラップが消化されていった。
なかなか先頭集団がバラけないまま、レースは残り10周に。先頭3台はフォッジア、鈴木、アコスタという状況で、9台の大きな集団に優勝争いが絞られた。
この中でもアコスタは度々フォッジアにアタックをかけ、先頭を奪うシーンもあった。ただ先頭に立っても後突き放すことができず、フォッジアにポジションを奪い返されてしまう。
ただ残り2周、アコスタは再びフォッジアを追い抜いて先頭に浮上。今度はこのまま追撃を振り切ってトップチェッカー。今季4勝目を挙げた。2位はラストラップに追い抜きを見せ、最終セクターで2番手へ浮上した鳥羽。日本人ライダーの表彰台獲得は今シーズン初のことだ。3位はフォッジアだった。
なお3番手フィニッシュを果たしていたのはジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)だったが、彼は接触に対するペナルティとして1ポジションダウンの罰則が決定。4位へと順位を落とした。
アコスタが4勝目を挙げた一方で、ランク2番手のセルジオ・ガルシア(Gaviota GASGAS Aspar Team)は7位。ふたりのポイント差が54にまで拡大した。
他の日本人ライダーは、序盤に上位を走っていた鈴木が8位。山中琉聖(CarXpert PruestelGP)は13周目に転倒し、再スタートを切ったがポイント圏外の18位フィニッシュに留まった。國井勇輝(Honda Team Asia)はレース序盤の3周目にジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)と接触があり転倒し、リタイアでレースを終えている。
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