8月下旬にザントフールトで行なわれたオランダGPのフリー走行でクラッシュを喫して以来、5戦に渡って戦線離脱となっていたアルファタウリのダニエル・リカルドがアメリカGPで復帰を果たした。
当初の予定から後ろ倒しになった復帰戦に先立ち、リカルドは怪我が「当初考えられていたよりもずっと悪い」状況で、療養は予想よりも「厳しい」モノだったと語った。
■角田、リカルド、ローソン、その全員が”実質的にレッドブル・レーシング”のドライバー。ホーナー代表「25年以降に向け、全ての選択肢を検討する」
リカルドはザントフールトでのクラッシュにより左手の中手骨を骨折。手術のためリカルドはスペイン・バルセロナに飛び、MotoGPライダーの治療で有名なザビエル・ミル医師による施術を受けた。ミル医師はプレシーズンテスト前のアクシデントで両手首を骨折したランス・ストロール(アストンマーチン)の復帰もサポートした人物だ。
レッドブル陣営はリカルドがアメリカGPの1戦前であるカタールGPで復帰できると予想していたものの、手術の結果、当初考えられていたよりも怪我の具合が悪く、最終的には復帰が2週間長引くこととなった。
リカルドは療養生活に関して次のように語った。
「まあ、思っていたよりも大変だった。でも、僕はちょっとビビリでもあるからね。僕は思ったよりタフじゃなかったのかも!」
「でもアクシデントが起きて、どの骨が折れたか分かった時『ああ、これは簡単に治りそうだ』って感じで、骨に関してはかなり問題なさそうだった」
「でもスペインで手術を受けてさらにチェックしたら、骨折は最初の予想よりずっと悪かったんだ」
「そのため、回復に時間がかかったんだと思う。僕としては少し痛かったね」
リカルドが欠場となったことで、ここ5戦ではレッドブルでリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンがアルファタウリから代役参戦を果たした。
シンガポールGPでアルファタウリはマシンに大型アップデートを投入し、フロアとディフューザー、エンジンカバー、リヤサスペンションを変更。そのレースではローソンが入賞を果たし、2ポイントをチームに届けた。
そうした背景もあり、リカルドは昨年末にマクラーレンから放出されて以降、実質3戦目となるアメリカGPに向けてポジティブな印象を持っている。
「シンガポールには顔を出したけど、そこでかなり大きなアップデートがあった」
「チームにとってはかなりポジティブな週末だった。だから期待している。ドライバーたち(角田裕毅とローソン)は、良い違いを感じることができたと言っていた」
「だから僕が乗っていた時よりも少し強くなったマシンを予想している。でも、僕は今年3回目のレースだし、まだまだ手探りだよ」
グランプリ初日に行なわれた予選でリカルドは15番手。チームメイトの角田は11番手となった。
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