世界的に人気の1/64サイズのダイキャストミニカーブランド”ホットウィール(Hot Wheels)”が、F1とパートナーシップを締結。オリジナルのF1マシンミニカーの発売を皮切りに、2025年にはF1チームのモデルも含むフルラインアップが登場予定だという。
F1とマテル社が、グローバル・ライセンスパートナーシップの締結を発表。F1マシンを題材にしたホットウィールブランドの商品が、今後多数発売される予定であることを明らかにした。ホットウィールは、世界中で販売されているミニカーブランドで、発売開始から半世紀以上の間に実に80億台以上が販売されてきた、まさに老若男女世代を問わず愛されてきたミニカーであると言える。2023年には、世界中のおもちゃの中で売り上げ第一位になったという。
■F1とレゴがパートナーシップ締結! 2025年以降、全チーム製品化へ……「モータースポーツの魅力をさらに身近なものに」
F1はこのパートナーシップによって、子供達にもF1の魅力に今まで以上に接することができると期待している。
このパートナーシップにより、まずは今年、限定版のダイキャストF1マシンが発売されるという。この”マシン”はフルメタルボディのシャシーとなっており、パートナーシップ締結を祝う特別なカラーリングが施される。また、なんとタイヤ交換が可能ということで、交換用タイヤも付属しているようだ。またカーナンバーは68となるが、これは同ブランドが誕生した1968年を記念したものだという。
なお2025年にはさらなるラインアップの発売が予定されている。これには、F1チームをフィチャーした商品も、含まれるという。また、子どもたちが楽しめる商品はもちろんのこと、大人のコレクター垂涎のアイテムも企画されているようだ。さらにホットウィールを中心としたファン向けのプログラムや販売機会も準備されている。
「マテル社とのこのエキサイティングなコラボレーションは、モーターレースの興奮とおもちゃのクルマの興奮とを融合させ、F1マシンの細部まで、手のひらの上で確認できるチャンスを提供するものです」
F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プラザーはそうコメントを寄せた。
「これは単なるパートナーシップではありません。スピード、創造性、革新性を祝うモノであり、ファンにF1への新しい関わり方をもたらすモノなのです」
また、マテル社のホットウィール部門エクゼクティブ・バイスプレジデント兼車両および組み立てセット部門責任者であるロベルト・スタニチも、次のように語った。
「ホットウィールは、常にチャレンジャー精神を育むことに注力してきた。そのためF1とのパートナーシップは、自然でエキサイティングな組み合わせである。世界最大のファンコミュニティのふたつが集まることで、クルマとレースへの情熱を共有することになる」
「F1とのコラボレーションにより、子どもたちがプロのように運転し、世界規模で忠実なコミュニティと交流できるF1レースのスリルを再現できるプログラムを作成した。ホットウィールと同様に、F1はスリルとマシンのパフォーマンスが全てであり、我々が作成した幅広いコレクションは、デジタルや小売のプログラムなど、消費者とのさらなるタッチポイントと、F1の熱心なファンの皆さんを、次のレベルに引き上げていく」
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