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フェラーリ、ヨットレースに進出へ。イタリアのベテラン選手と協力「サイクル全体を通じて最先端の技術を活用する」

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フェラーリ、ヨットレースに進出へ。イタリアのベテラン選手と協力「サイクル全体を通じて最先端の技術を活用する」

 1月24日、フェラーリはセーリングにおける新たな取り組みを発表した。親しんだ陸上のモーターレースサーキットや世界中の会場から遠く離れ、新たな地平線に目を向けているフェラーリは、イタリア人ヨットレーサーであるジョバンニ・ソルディーニと協力して取り組みを行い、ソルディーニがチーム代表を務めるという。

 フェラーリ会長のジョン・エルカーンは、「我々はレースの魂を広げるエキサイティングな旅に乗り出そうとしている」とコメントした。

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「並外れた経験、決断力、チームスピリットを持つジョバンニを頼れることを大変うれしく思う。我々の革新的な能力と持続可能性への取り組みを動機としたこの新たな競争への挑戦により、我々は現在の限界を超えていくだろう」

 一方57歳のソルディーニは、今週初め、イタリアの自動車メーカーであるマセラティとの10年にわたるパートナーシップに終止符を打つことを認めた。ソルディーニは30年にわたる競技キャリアのなかで、単独世界一周レースに2回参戦している。フェラーリとの協力について、ソルディーニは次のように語った。

「フェラーリとともにこの新しい冒険を始めることに興奮している。我々は、さまざまな世界と最高レベルのスキルを結びつける、驚くべき技術的可能性を備えた重要な最先端プロジェクトに取り組んでいる」

「環境に配慮した革新的なソリューションの研究開発において、優れたチームと協力することは、まさに類のない経験だ」

 フェラーリは、ハイエンドなモータースポーツと、セーリング競技で使用される高度な科学技術の重複を認識した最初のF1チームではない。レッドブルのチーフデザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、アストンマーティンのCEOマーティン・ウィットマーシュと同様に、イギリス人オリンピック選手ベン・エインズリーとともにアメリカズカップ参加に取り組み、メルセデスのジェームズ・アリソンはメルセデスのスポンサーであるイネオスのプロジェクトに協力している。

 フェラーリは、この新たな冒険的事業により全体の技術的ノウハウが強化され、同社が今後も前進を継続することが保証されるとしている。声明では、「このプロジェクトでは構想からエンジニアリング、実現に至るまでのサイクル全体を通じて最先端の技術を活用する」と述べた。

「海上での最大のパフォーマンスの探求は、フェラーリの伝統に沿って、持続可能性のためのイノベーションと具体的な解決策を生み出すだろう。それは、フェラーリのスポーツカーの進化にとって重要な刺激となる」

 この新たな取り組みは、フェラーリが発表した拡張プログラムの最新のものだ。フェラーリは昨年ル・マン24時間レースとWEC世界耐久選手権のトップであるハイパーカーカテゴリーに復帰することを発表している。

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みんなのコメント

1件
  • furima-jirosan
    ソルディーニ氏が5名のメンバーと共に参戦しているヨットレース「SailGP」
    日本でもJSportsあたりがたまに放送していますが、このレースすごいですね。
    ジェットフォイルのように水中翼がついて、速度も最大100㎞/h近く出る
    のだそうです。(客船のジェットフォイルだって最大80㎞/h位なのにw)
    TVでその戦いぶりを見ると、動力もない帆船のになんでそんなにスピード
    出るんだ!?とビックリさせられます。
    マセラティに代わって今度はフェラーリのスポンサーがつくとなると、
    真紅に塗られたカッコいい船体が見られそうで楽しみですね。
    帆にはデカデカと跳ね馬マークがつくのでしょうか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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