イタリアのフェラーリ・ミュージアム、過去最高の60万人の来館者数を記録！

前年比12%もの増加を記録した2つのミュージアム

イタリアにある2つのフェラーリのミュージアムが、2019年に来館数の新記録を樹立。60万人以上の訪問者を集め、前年比12％増加を実現した。

2019年はモデナのMEF（Museo Enzo Ferrari：ムゼオ・エンツォ・フェラーリ）の訪問者数が20万人に急増し、マラネロのフェラーリ・ミュージアムは40万人を超える参加者が集まった。2019年のチケットの売上高は、2018年と比較すると50%以上も増加したという。

マラネロではル・マン24レースをフィーチャーした企画展

モデナのMEFは、フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリの功績を中心に、これまでの市販モデルや象徴的なエンジンを紹介。一方、マラネロのフェラーリ・ミュージアムは、スクーデリア・フェラーリを中心とした、跳ね馬の歴史を体系的に展示している。

2020年、マラネロのフェラーリ・ミュージアム最初の企画展は、「ル・マン24時間レースでのフェラーリ（Ferrari at 24 Heures du Mans）」。1949年のル・マン初優勝から70年が経ったことを記念した展示会は、1月15日からスタートしている。

このル・マンの企画展に加えて、フェラーリ90周年の記念展示「90 Anni」、フェラーリがこれまで発売してきた限定スペシャルモデルを紹介した「ハイパーカーズ（Hypercars）」も引き続き展開されている。