フロントミッドにトルクフルなV8エンジンを搭載!
操舵性もラック&ピニオン+電動パワステ化で向上
「これぞ現代版ハコスカ!」V8エンジン換装&電動パワステ化で超快適仕様に大変身!
このハコスカ、 エクステリアはある意味なんの変哲もない美しくレストアされたR仕様だ。旧車チューンの王道を感じさせるものでもある。
ところが、エンジン音を聞くと明らかにL型ではないドロドロした重低音が…。そう、このGC10は、なんとセルシオ用の高級V8エンジンを換装したスーパーチューンドなのだ。
しかも、搭載にあたってはエンジンの搭載高や、前後位置にもこだわっていて、低く、そして後方にレイアウトされている。正確な重心を計測したわけではないが、エンジン搭載位置は、フロントミッドシップといっていいだろう。
しかも、ただ換装したのではなくV8エンジンを可能な限り『低く、後方へ』とマウントするためにフロントメンバーを製作。正確な重心を計測したわけではないが、エンジン搭載位置はフロントミッドシップといっていいだろう。
コーナリング性能も徹底追求し、ステアリング機構をボール&ナット方式からラック&ピニオン化した上で、油圧パワーステアリングも導入して大きくドライバビリティを高めている。
なお、このチューンドは快適なストリート仕様を目指して製作されたため、オートエアコンも装備。構成パーツの寸法や制御の行いやすさから、エンジンがトヨタ車からの移植なのに対し、エアコンやパワステなどのドナーは日産車だったりする。
ミッションはECR33スカイライン用をベルハウジング加工で装着、シフト位置は自然に見えるが、そう見せるために実はケンメリのセンターコンソールを使うなどのノウハウが盛り込まれている。
ちなみにエンジンはノーマル状態だが、それでも260ps&36kgmという出力は十分な走行性能を与えてくれる。
また、ボディに関しても、レストアと同時に補強フレームの追加など、シャーシの強度をイチから見直しているのもロッキーオート流。そのおかげでも、走行中にボディの軋みなど一切ない剛ボディに仕上がっている。
ホイールは軽量&高剛性のボルクレーシングTE37Vをチョイス。ブレーキはS14シルビアなどに採用されている日産純正4ポッドキャリパーを流用している。
マフラーはあえてデュアルタイプを採用。オーソドックスなビジュアルに拘って製作された逸品だ。
インテリアはスポーティで統一感のある仕上がり。シートはレカロLSを左右にセットし、また同様の生地でリヤシートも張り替えられている。
オーナーはこのハコスカで普段乗りからロングツーリングまで楽しんでいるそうだが、とにかくその穏やかかつ速い乗り味に大満足しているそう。気難しいチューンド旧車の概念を打ち破るそのクオリティの高さは、まさに“ネオ旧車”と呼べるものだ。
●取材協力:ロッキーオート TEL:0564-58-7080
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