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【ル・マン24時間 プレビュー】トヨタは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」を象徴する記念カラーリングで参戦

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【ル・マン24時間 プレビュー】トヨタは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」を象徴する記念カラーリングで参戦

2025年6月14日~15日(現地時間)、WEC世界耐久選手権のハイライトともいえる第4戦「ル・マン24時間」決勝が、ル・マン(フランス)のサルテサーキットで行われる。今年のル・マン24時間はトヨタが初めて参戦してから40周年を迎える節目のレースで、トヨタはそれを記念して特別なカラーリングで参戦することになった。

節目のレースで「3年ぶり6度目」の優勝を目指す
ル・マン24時間耐久レースは、1923年に第1回大会が開催されて以来、世界の自動車メーカーの目標となり、自動車技術を磨き、進化させる重要な役割を担ってきた。世界の名だたる自動車メーカーがこのレースに挑み、苦汁をなめさせられ、ル・マン24時間参戦をとおして進化してきた。

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トヨタも1985年のトヨタ85Cで挑戦を開始。市販車由来のエンジンを搭載して、1992年に初めて表彰台に立つまで、そのパフォーマンスを向上させた。

初めの10年間はプロトタイプカーで参戦していたが、1995年のレギュレーション変更により、1995年と1996年にはトヨタ・スープラで参戦。その後、1998年から1999年にかけてトヨタTS020で総合優勝を目指し、1999年には初のポールポジションを獲得したが優勝には手が届かなかった。

2000年から2011年までル・マン参戦を休止した後、トヨタは2012年に復帰し、ハイブリッド車両で2018年についに初勝利をあげた。これがトヨタTS050 ハイブリッドによるル・マン3連覇の始まりとなった。

この勝利の流れは現行のハイパーカー時代にも続き、2021年と2022年にトヨタGR010ハイブリッドがさらに2勝を挙げたが、2021年と2022年に連続して2位に終わっており、今年は40周年を迎える節目のレースで「3年ぶり6度目」の優勝を目指している。

ちなみにトヨタは、公式にワークスとしてル・マンに参戦した1985年から2024年まで、合計61台のル・マン24時間に参戦し、5度の勝利、18回の表彰台、8度のポールポジションを獲得している。

特別なカラーリングの「トヨタGR010 ハイブリッド」で参戦
今年のル・マン24時間は、1985年のトヨタ85Cから40年にあたり、トヨタは特別なカラーリングが施された2台の「トヨタGR010 ハイブリッド」で参戦する。

7号車トヨタGR010 ハイブリッド(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース)は、1998年と1999年のル・マンに参戦したトヨタTS020をモチーフにした赤と白のカラーリングをまとう。

トヨタGT-Oneとして知られるトヨタTS020は、ゲームソフト「グランツーリスモ」でも中心的な役割を果たして新しい世代のファンにもよく知られたモデルで、車体前方から後方にかけて白い炎のようなダイナミックなパターンが特徴となっている。

もう1台の8号車トヨタGR010 ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)は、「現在」を表現したマットブラックのカラーリングで挑む。このなじみ深いカラーリングは、チームの精神である「スピード」と「負け嫌い」を表現したGRロゴを中心に、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と進化を続ける「プロトタイプ」コンセプトを反映している。

この2台のGR010 HYBRIDには、トヨタのル・マン参戦40周年を記念する新たなロゴも配されている。

この特別なカラーリングは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」の象徴するもので、トヨタのル・マン挑戦の歴史とファンの熱狂を結びつけ、モータースポーツへの情熱をさらに高める狙いが込められている。

[ アルバム : ル・マン24時間 プレビュー トヨタは特別なカラーリングで参戦 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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