現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > プジョー新型「5008」に試乗 新たな3列7人乗りSUVの実力とは

ここから本文です

プジョー新型「5008」に試乗 新たな3列7人乗りSUVの実力とは

掲載 1
プジョー新型「5008」に試乗 新たな3列7人乗りSUVの実力とは

■3代目に生まれ変わった7シーターSUV

 現在のプジョーのラインナップにおいて、フラッグシップにあたるのが今回試乗した「5008」です。約9年ぶりに全面刷新され、3代目へと進化した現行型は2026年2月19日に日本市場へ導入されたばかりのニューモデルとなります。

【画像ギャラリー】これが9年ぶりに全面刷新したプジョー新型「5008」です! 画像で見る(38枚)

 3列シートを有するフラッグシップSUVという大柄なモデルですが、乗ってみるとしっかりと現代のプジョーのキャラクターが表れていました。

 現在ラインナップされているプジョーのSUVの中でも、5008は唯一の3列シート7人乗りとなるモデルです。7人乗りといってもプジョーはスライドドアで3列シートの「リフター ロング」を有しているので、位置づけとしては多人数で楽しむMPV(マルチ・パーパス・ビークル)というよりも、大柄なフラッグシップSUVという表現が正しいでしょう。

 試乗前の説明では「3列目はエマージェンシーとして考えて、2列目までを使うユーザーが多い」そんな触れ込みもありました。

 3代目へと進化したことでプラットフォームやパワーユニットなどが全面刷新されましたが、これらの要素は2025年7月に日本市場に導入された現行型「3008」と同じです。

 ボディサイズは全長4810mm×全幅1895mm×全高1735mm、ホイールベースは2900mmとなっていて、全長で245mm、全高で70mm、ホイールベースで170mm、3008に比べて大きくなっています。

 このように採用メカニズムや数値を見てみると、「3008をそのまま大きくしたSUV」と捉えることもできます。

 運転席に乗り込むと最近のプジョーらしいエッジの効いたインテリアがお出迎えしてくれました。ドライバーを取り囲むようにデザインされたインパネに、プジョー独自とも言えるステアリングの上にメーターが配置される「i-Cockpit」などが、未来的な印象を演出しています。

 キャンバス生地のインテリアパッドは温かみを感じる雰囲気を演出。近年のプジョーはライオンの爪痕をイメージしたライトデザインを中心にエクステリアデザインの評価が高いですが、インテリアの方が独自の世界観を感じられて秀逸だと、乗り込んだ時に改めて思いました。このインテリアでプジョーを選ぶというのも理由としては大いにアリでしょう。

 走り始めてみると、7シーターのSUVとは思えない軽快なフィーリングに驚かされました。特にそれを感じるのが加減速で、マイルドハイブリッドの利点を生かして、電動感が強めの加減速フィーリングとなっています。

 街中で通常の走行をする分にはレスポンスの良い反応を見せてくれる感触です。ただ、ブレーキは回生ブレーキの介入が目立つ感触で、人によっては不自然と感じる人もいそうです。

 また、ステアリングフィールも軽快です。操作に対してクイックに曲がってくれる印象となっていて、このクイック感は7シーターのSUVとは思えないほどです。7人乗れる大柄なSUVであっても、シャープなステアリングフィールを求めている人は、ぜひ一度試乗してみてほしい存在だと言えます。

 高速へ乗り、合流のために加速していくと、少しパワーユニットの力不足を感じました。最高出力136馬力・最大トルク230Nmを発揮する1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンに、21.8馬力・51Nmの電動モーターと48V駆動用バッテリー(0.9kWh)を組み合わせたマイルドハイブリッドは現在のステランティスで広く採用されているパワーユニットですが、この車格になると厳しいと感じる部分が出てくるのが正直なところです。

 ちなみにシステム合計の最高出力は145psを発揮し、トランスミッションは6速DCTを採用します。ヨーロッパ市場では1.6リッター直列4気筒エンジンとプラグインハイブリッド(PHEV)を組み合わせたパワーユニットもラインナップされているので、そちらも試してみたいと思いました。

 最後に、後部座席にも試乗。2列目に座りましたが、身長177cmの筆者が座っても足元は広々とした印象で、3列シート車であることを考えると驚きました。ただ、そう感じたのは座面がやや浅めであることも影響していそうです。

 そして好印象だったのが後部座席からの視界の良さです。後部座席からも前がよく見えて明るい印象となっていて、複数人での移動も明るい雰囲気で楽しむことができそうです。

 そして何より魅力的なのが価格です。600万円を切る価格設定となっていて、7人乗りの輸入車SUVとしてはリーズナブルな設定となっています。軽快な乗り味も、エッジの効いた内外装も、オーソドックスとは違う7シーターSUVが欲しい人はぜひ実車を見てほしい一台だと思いました。

※ ※ ※

 価格(消費税込)は、ベースグレードの「5008 GT ハイブリッド」が596万円、「5008 GT アルカンターラパッケージ ハイブリッド」が614万円に設定されています。(西川昇吾)

文:くるまのニュース 西川昇吾
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

日産「新型キックス」発売 販売店への反響は?
日産「新型キックス」発売 販売店への反響は?
くるまのニュース
プジョーのコンパクトSUV「2008 GT HYBRID」の実力は? 福島~東京の長距離で試す
プジョーのコンパクトSUV「2008 GT HYBRID」の実力は? 福島~東京の長距離で試す
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ新型「CLA」発売 1.5リッターのハイブリッドモデルは598万円から
メルセデス・ベンツ新型「CLA」発売 1.5リッターのハイブリッドモデルは598万円から
くるまのニュース
トヨタ「アクア GRスポーツ」用カスタマイズパーツを発売
トヨタ「アクア GRスポーツ」用カスタマイズパーツを発売
くるまのニュース
ボルボ新型EV「EX90」発売 3列7人乗りの最上級SUVは1199万円から
ボルボ新型EV「EX90」発売 3列7人乗りの最上級SUVは1199万円から
くるまのニュース
アウディ新型「Q3」に試乗 550万円からの最新コンパクトSUVの実力とは
アウディ新型「Q3」に試乗 550万円からの最新コンパクトSUVの実力とは
くるまのニュース
トヨタ「GRカローラ」&VW「ゴルフR」比較試乗 最新4WDコンパクトスポーツの実力とは
トヨタ「GRカローラ」&VW「ゴルフR」比較試乗 最新4WDコンパクトスポーツの実力とは
くるまのニュース
ボルボが新型EV「EX90/ES90」日本発表 新たな最上級SUVとセダンは979万円から
ボルボが新型EV「EX90/ES90」日本発表 新たな最上級SUVとセダンは979万円から
くるまのニュース
日産新型「キックス」 最上級グレード「G e-4ORCE」の特徴とは
日産新型「キックス」 最上級グレード「G e-4ORCE」の特徴とは
くるまのニュース
ホンダ新型「フィット」発売 内外装の質感向上&快適装備が充実の「RS」グレード 特徴は?
ホンダ新型「フィット」発売 内外装の質感向上&快適装備が充実の「RS」グレード 特徴は?
くるまのニュース
BMWは90年代後半X5で競争の激しいSUVセグメントに参入 それから27年、ノイエクラッセデザインの新型「BMW X5」が登場
BMWは90年代後半X5で競争の激しいSUVセグメントに参入 それから27年、ノイエクラッセデザインの新型「BMW X5」が登場
AutoBild Japan
フェラーリ「12チリンドリ マヌアーレ」イタリアで初公開 渋滞でも快適に走れる6速MTとは
フェラーリ「12チリンドリ マヌアーレ」イタリアで初公開 渋滞でも快適に走れる6速MTとは
くるまのニュース
《新型キックス vs ライバル》コンパクトSUVの選び方
《新型キックス vs ライバル》コンパクトSUVの選び方
グーネット
トヨタ高級ミニバン「アルファード」2つの最安グレード、どう選ぶべきか
トヨタ高級ミニバン「アルファード」2つの最安グレード、どう選ぶべきか
くるまのニュース
日産 新型キックスのタフ仕様「ロッククリーク」 今冬発売へ 特徴は?
日産 新型キックスのタフ仕様「ロッククリーク」 今冬発売へ 特徴は?
くるまのニュース
ホンダ「フィット」マイナーチェンジモデル発表 アウトドア映えする「クロスター」を紹介
ホンダ「フィット」マイナーチェンジモデル発表 アウトドア映えする「クロスター」を紹介
くるまのニュース
メルセデス・マイバッハ新型「Sクラス」ドイツで発表 日本では3934万円、26年9月以降導入予定
メルセデス・マイバッハ新型「Sクラス」ドイツで発表 日本では3934万円、26年9月以降導入予定
くるまのニュース
日産「エクストレイル」用コンセプトデザインをインパルが発表 8月発売へ
日産「エクストレイル」用コンセプトデザインをインパルが発表 8月発売へ
くるまのニュース

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

581 . 0万円 599 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

33 . 0万円 555 . 0万円

中古車を検索
プジョー 5008の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

581 . 0万円 599 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

33 . 0万円 555 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村