TOYOTA GAZOO Racing WRCは、セバスチャン・オジェが6月24日~27日にケニア・ナイロビで開催される世界ラリー選手権(WRC)第6戦サファリ・ラリーで、スポット参戦を果たすと発表した。
8度のWRC世界チャンピオンであるオジェは今季、開幕戦モンテカルロ、第4戦ラリー・ポルトガルでスポット参戦。開幕戦では同じく今季スポット参戦のセバスチャン・ローブ(Mスポーツ・フォード)と優勝争いを展開した。
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ポルトガルではパンクやスピンなどで苦戦を強いられたが、今季3度目の参戦となるサファリ・ラリーでは、19年ぶりの復活となった昨年大会で勝利を上げているなど好結果が期待できる。
オジェはWRCのスポット参戦と平行して、世界耐久選手権(WEC)にLMP2クラスのリシャール・ミル・レーシングからフル参戦している。
そのため、6月2日~5日にかけて開催される第5戦ラリー・サルディーニャと、ル・マン24時間に向けた走行テストの日程がバッティング。サルディーニャではトヨタ『GRヤリス』をエサペッカ・ラッピがドライブすることとなる。
オジェのカレンダーを鑑みると、彼が今季WRCに参戦できるのは全部で5戦。そのため以前から彼がサファリでスポット参戦を果たすのではと言われてきた。
今季初、そしてRally1規定初のグラベルイベントとなったポルトガル。オジェは2度のデイリタイアを喫したものの、新しいGRヤリスの操作性は格段に良いとして、同じくグラベルイベントとなるサファリに向けて好感触を掴んでいるようだ。
「(ポルトガルでの)収穫は、グラベルでマシンを学べたことだ」とオジェはmotorsport.comに語った。
「このマシンをグラベルで走らせたことはなかったし、僕の選択で、昨年のマシン開発には関わっていなかったんだ」
「僕は少し経験とマシンへの理解が足りていなかったけど、今回はトラブルがあったとはいえ、スタート時よりも良い感触で終えられた」
「サファリはユニークなラリーで、色々な特徴があることは分かっているけど、グラベルラリーであることには変わりない」
「この週末はとても厳しいコンディションで、僕のタイヤには少し厳しすぎたみたいだ。けどまだ準備段階で、誰もこのラリーに向けたテストはできない。もっと良い週末になると良いね」
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