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ダイハツ車のカスタマイズの1丁目1番地! 現行車から旧車まで網羅する「D-SPORT」の存在がありがたすぎる

ストリートでのドライビングプレジャーを体感

 ダイハツ車のチューニング&ドレスアップオーナーにとって、欠かせないカスタマイズブランドが“D-SPORT”。パーツラインナップは、スポーツフィーリングをアップさせる吸気&排気系パーツやスポーツECU、ドレスアップではボディラインを引き締めるエアロパーツ、そして高性能エンジンオイルやラジエタークーラントといったケミカル系までじつに幅広くスタンバイ。 D-SPORTとは、ダイハツ車の走りをもっと輝かせるためのトータルチューニングブランドと言えるが、ここでは適合する車種、さらにはどんなオーナーをターゲットにしているかなどを探っていこう。お馴染みの車種から「え、こんな車種まで手がけるの?」というものまで実に幅広い。

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適合車種は2シータースポーツからハイトワゴンまで

 D-SPORTとは、軽量・小排気量の軽自動車やコンパクトカーならではのダイレクトなドライブフィーリングを楽しむために生まれたダイハツ車のチューニングブランドのこと。すなわちライトウエイトスポーツカーの魅力を存分に引き出すためのバラエティに富んだパーツたちをたくさんラインナップ。ダイハツ車専門とあって、パーツの適合車種もほぼすべてのダイハツ車をカバーしていると言っていいだろう。

  ダイハツのスポーツカーと言えば、コペンだ。D-SPORTがもっとも力を入れている車種の一台。初代L880Kコペンから軽自動車初の電動アクティブトップを装備し、2シーターのフルオープンスポーツカーとして、ストリート~サーキットまで楽しめるマルチな才能ぶりには、軽カーフリークのみならずすべてのスポーツカーファンの心を射抜いた。

 ご存知の通り、現行のコペンは2代目となりLA400系型にモデルチェンジし、Robe、XPLAY、Ceroという3モデルをラインナップ。昨年の10月には、GR-SPORTグレードも追加。D-SPORTはこれらコペンのアフターパーツマーケットの草分け的存在で、常にチューニング&ドレスアップシーンを牽引。コペンのユーザーカーには必ずどこかにD-SPORTのパーツが装着されているというぐらい、定番中の定番になっている。

定番のみならず、マニアック・絶版車もおまかせ

 D-SPORTの代表車種は新旧コペンということになるだろうが、そんな定番以外にもムーヴやタントと言った軽ワゴンやハイトワゴンに適合するパーツが用意されているのもダイハツ専門ブランドならでは。最近の比較的新しい車種では、キャストやウエイクにも対応。

 特にキャストは、キャストスポーツというターボエンジン搭載のホットモデルの設定もあることから、エアクリ&マフラー、サブコン、サスペンション、エアロなどのパーツが取りそろえられ、より個性的にカスタムできるようになっている。

 またマニアックなところでは、少し以前のミラジーノ(700系)、ソニカ、ネイキッド、マックス、エッセなどもパーツリストに名を連ね、歴代のダイハツ車を所有するコアなファンをサポートし続けているのはありがたい。

 同社では初代コペンもまだまだ現役と捉えていて、未だにチューニングパーツの新製品がリリースされているのも注目すべき点。現行車種だけではなく、10年いや20年近い昔のクルマをサポートしていることも、D-SPORTが大勢のダイハツ車オーナーから支持されている理由になっているようだ。

パーツ開発の裏側にあるもの

 D-SPORTのパーツには、どんなユーザーが使っても効果が体感でき、耐久性はもちろん、確実かつ信頼度を高めることに非常に重きが置かれている。その証拠として、新製品としてデリバリーが開始されるまでに何種類もの試作品がつくられ、開発期間中に何度も何度も実装(実走)テストが繰り返されることが理由で、モノによっては長い時間がかかることが挙げられる。

 例えばサスペンションや冷却系のラジエターなどは、春夏秋冬の温度変化などを考慮する必要があり、一年を通じて評価を比較することはまったく珍しくない話だそうだ。さらには、すでに発売されているパーツでも、さまざまな環境の変化に合わせて“Type-1”から“Type-2”へと仕様を変更して進化させるケースはよくあること。

 また、同社は以前よりジムカーナや耐久レースといったモータースポーツにも積極的に参戦。最近では赤いボディカラー(オリジナルのボディキットを装着)をまとったタイムアタック仕様の コペンXPLAY が筑波サーキットを走り話題を呼んだ。これらの車両にはもちろん開発中を含めたD-SPORT製品が装着され、過酷な条件下での走行実績から得られるデータをストリート用の市販品にフィードバックさせているのは言うまでもない。

ターゲットはストリートがメイン。サーキット走行会も視野に

 さて、それではどんなユーザーをターゲットにパーツづくりが行われているか? 「あくまでもストリートユースがメインですが、我々が主催しているD-SPORT CUPのような初心者向けのサーキット走行会レベル(レースや競技は別)までは視野に入れています」とは同社の開発担当。

 なので、パワーや速さだけを追い求めるのではなく、ストリートでの扱いやすさや快適性が重視されているというワケだ。たとえばスポーツマフラーなどは、出力特性を低中速域でのトルク感アップに合わせたり、人気のボディ剛性パーツは、ドライバーとの一体感を実現させ、高速道路での操安性向上や街中での乗り心地の改善などを狙ったものだ。

 サスペンションに関しても、コペンを例にとると、ダンパー本体の性能にとことん拘った純正形状を採用。過度に車高が落ちるものでもなく、スプリングレートもあえて低めであったりと、運転そのものを楽しくさせるセッティングがなされているのが特徴。

 エアロパーツも比較的オーソドックスな方向で、純正のボディラインを忠実にリスペクトし、ストリートにも溶け込むようにデザイン。さらには、空力や冷却にも優れた機能的なアドバンテージも盛り込まれている。

 それから、D-SPORTにはブレーキやクラッチといった消耗品のほか、エンジンオイルなどのケミカル(メンテナンス)系も充実していて、コンディションをキープしたまま長く乗り続けたいという正統派オーナーにも強い味方になってくれるだろう。

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