MotoGP第15戦カタルニアGPの初日、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は大苦戦し下位タイムに留まった。この状況はバニャイヤとしても理解に苦しむモノのようだ。
バニャイヤは初日午前のFP1では24人中23番手タイムをマーク。ドゥカティのガレージ内でも緊張が高まったが、これは2セット目のタイヤを履かなかったことと、マシントラブルが要因とされていた。
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しかし続く午後のプラクティスでもバニャイヤは大苦戦した。タイムをなかなか縮められず、最終的に21番手タイムで予選Q2への直接進出を逃す結果になってしまった。
彼よりも下位のライダーはテストライダーと負傷明けの復帰戦ライダー2名の計3名のみという状況に、バニャイヤが何か問題を抱えているのではという懸念も強まった。
なおチームメイトのマルク・マルケスは、苦手コースながらも4番手タイムをマーク。型落ちマシンを使用するアレックス・マルケスも3番手タイムと、ドゥカティ陣営が遅いわけではなかった。
セッション後、こうした状況について尋ねられたバニャイヤは、その原因を説明できず、落胆した様子を見せた。
「昨日、このレースウィークが始まる前に僕の感覚を話せていたらよかったね。でも何らかの理由で、僕の期待とは違っていた」
バニャイヤはそう語る。
「FP1では何かが上手くいっていないだけだと期待していた。そして午後になっても、状況は悪化こそしなくても似たようなモノだった。なぜこんなに厳しくなっているのか、理解に苦しんでいる」
「ハードにプッシュしているのに、テストライダーの間の21番手タイムというのが現実だ。彼らのことはもちろんリスペクトしているけど、僕はこの位置にはいられないんだ」
「理解するのが本当に難しいんだ。チームに説明するのも厳しいよ。だって僕は本当にハードにプッシュしていて、フロントエンドではかなりリスクも負っているのに、速くない。凄く遅いんだ。どういうことか理解しづらいよ」
前戦ハンガリーGPでは、ドゥカティがマシンのセッティング変更を行ない、それによってこれまで悩まされていた問題のいくつかが解決されたと彼は語っていた。
しかし今回、ブレーキングとコーナーエントリーの問題が再発してしまっているようだ。
「バラトン(ハンガリー)の前、僕はレースウィークに向けてあまり期待していなかった。カレンダーの中でもグリップは低いほうだったし、僕自身の問題も考えれば、厳しい戦いになる可能性があった」
「今のところは、バラトン前に考えていたとおりの状況だ。バラトン戦のあとは、状況が変わるかもしれないと結構自信を持っていたけど、実際にはそうじゃなかった」
「バンクさせながらのブレーキングや、トラクションをかける序盤の部分で、かなりのタイムをロスしてしまっている状況だ」
バニャイヤは2日目の予選でQ2に進むためには、「何か特別なこと」が必要だと考えており、スプリントレースでもトップ7フィニッシュができればハッピーだろうと口にした。
メディアからは、この状況がバイク以外の原因、つまり自信や精神的なプレッシャーが影響しているのかと暗に尋ねられたバニャイヤだったが、彼は次のように答えた。
「僕の心構えのせいだとは思わない。そもそも僕は乗っているときはいい気分だからね」
「疲れていたりするわけでもない。僕は他のことを疑う前に、自分で問題に立ち向かう人間だ。様々なライディングも試して、いろいろなことに挑戦してチームの求めにも適応してきた。でも、今シーズンは常に同じような結果なんだ」
「僕は今も適応しようとしているし、もっと良くするために何ができるかを理解しようとしている。でも他のライダーのように走れないんだ。僕には僕のライディングスタイルがあって、今シーズン以外は常に上手く機能してきた。だからライディングで何か違うことをしようとしても、タイムロスになってしまう」
「今は解決策がないから、何か他のモノを見つける必要がある。もっと他のことを考えて、今夜はリセットして、また明日違う何かを考えて行く必要があるかもしれない」
「でも、僕とチームにとってはこの状況を理解するのは難しいんだ」
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