ルサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1カタールGPの決勝レースで2位表彰台を獲得したマクラーレンのオスカー・ピアストリ。今回はタイヤトラブルの危険性から3ストップのレースとなったことから、レースを通じて比較的フレッシュなタイヤでプッシュラップを続けることとなり、「人生で最もハードなレース」になったと振り返った。
「間違いなく、人生で最もハードなレースだった」とピアストリは言う。
■タイトル3連覇フェルスタッペン、前例なきタイヤ周回数制限付きレースも盤石の優勝。マクラーレンがダブル表彰台獲得|F1カタールGP決勝
「3回のピットストップがあって、基本的にはずっとアタックしていた。だから、予選アタックを57周やったみたいなモノで、僕はもう完全に燃え尽きたよ」
「本当に良いレースだったし、タイヤがバラバラにならなくて良かったよ」
前日に行なわれたF1スプリントで優勝していたピアストリは、日曜日の決勝レースを6番手からスタート。オープニングラップでは2~3番手からスタートしたメルセデス勢が同士討ちしたことで、ピアストリは首位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろ2番手までポジションを上げることに成功した。
その後はフェルスタッペンにこそ敵わなかったものの、10番手から3番手まで這い上がる猛チャージを見せたチームメイトのランド・ノリスを抑え込み、ピアストリは2位でチェッカーを受けた。
「ターン1は良かったね」とピアストリは微笑む。
「レース前のプランにもあった(シナリオ)だったんだ! でも本当に素晴らしいペースだった」
ノリスは10番手から追い上げのレースを展開する中で「多分これまでで一番ペースが良かった」と感じたという。
「スタートからフィニッシュまで、本当にすごいレースだった」とノリスは語った。
「スタートも良かったし、終始ペースは良かった。今回は多分、一番ペースが良かったんじゃないかな。僕はとっても嬉しいよ」
「ストレスはすごいし、暑くて汗をかいて、少し疲れたけど、チームとして素晴らしい仕事ができた。3戦連続(表彰台獲得)だよ!」
またノリスは、18周という各タイヤセットの最大周回数制限に加え、夜間でも暑く高速型のサーキットという条件がドライバーを苦しめたとの考えを示した。
「3ストップでかなりハードになったと思う。フィジカル面でも、よりプッシュできるようになるからね」
「最後のスティントでさえ、全力でプッシュすることができたから、これまでレースをしてきた中で一番厳しかったと思う。でも良いチャレンジだった」
「オスカーもミスが無かったから、おめでとうと言いたい。もちろん、マックスもおめでとう!」
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