ガソリン車にプラグインハイブリッドも設定
キアは、欧州向けのクロスオーバー車であるクロスシード(Xceed)の改良新型を発表した。欧州市場では、トヨタC-HRなどのライバルとなる。
【画像】欧州で人気の小型クロスオーバー【新型キア・クロスシードを改良前やライバルと写真で比較】 全116枚
エクステリアのデザイン変更、インテリアのアップグレード、グレード展開の見直しなどにより若返りを図っている。また、エンジンラインナップやドライビングダイナミクスの変更により、これまで以上に「スポーティ」なキャラクターになるとしている。
基本的に3種類のパワートレインが設定されるが、キアの販売台数の10%を占める英国市場では2種類が導入される。
英国では、最高出力159ps、最大トルク25.7kg-mを発生する1.5L 4気筒エンジン仕様のほか、1.6Lガソリンエンジンに6速DCT、8.9kWhバッテリー、61psの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様も用意される。後者は合計出力143psと最大トルク27kg-mを発揮し、電気のみの航続距離は最大60km(平均46km)に達するという。
キアは、フロント油圧式リバウンドストッパーの搭載により、乗り心地を向上させたとしている。スプリングレートはフロントで7%、リアで4%柔らかくなり、ステアリングレスポンスとボディコントロールも改善されたとのことだ。
新機能や運転支援システムを追加導入
車内では、新技術や安全装備を導入している。10.25インチのタッチスクリーン式ナビゲーションシステムを標準装備し、同時に2台のモバイルデバイスを接続することができる。また、オプションで12.3インチのデジタルインストルメントクラスターも用意される。
その他、JBLプレミアムオーディオシステム、シートヒーター/ベンチレーター、ステアリングヒーター、デュアルゾーン・クライメートコントロールなどの快適装備も選択可能だ。
また、都市内の「セーフティゾーン」に入ると自動的に車速を下げるアダプティブ・クルーズコントロールや、ブラインドスポットモニター、レーンアシスト、ハイビームアシストなど、複数の運転支援システムを追加した。
スポーティグレードとして、新たに「GTライン」が設定されている。18インチホイール、専用のエアインテークとサイドバンパー、クロームエアカーテン、六角形のLEDテールライト、スポーティなディフューザーなど、独自のスタイリングが施されている。
実用性とスポーティさを兼ね備えたモデル
キア欧州部門のマーケティング・製品担当副社長であるシュエルト・ニッピング(Sjoerd Knipping)は、次のように述べている。
「クロスシードは、ダイナミックなハンドリング、日常的な実用性、ユニークな車載技術で、お客様から高い評価をいただいています。今回の新型車は、これらの強みをベースに、スタイリッシュな内外装のデザイン変更と、新たな機能を搭載しています」
「また、持続可能なモビリティをお客様に提供するという当社のコミットメントとして、最新のパワートレインを採用しました」
改良新型のキアクロスシードは、欧州で今年9月に発売される予定である。
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みんなのコメント
国の本質がバレたら誰も買わないと思うよ
日本では絶対に売れない韓国車
流石パクり文化の国スミダ。