WEC世界耐久選手権に参戦しているポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、完成間近となったハイパーカー部門のファクトリー本部(ヘッドクォーター)を公開した。フランクフルトとシュトゥットガルトのほぼ中間に位置するドイツの都市マンハイムにあるこの施設は、2008年からペンスキー・オートモーティブが所有しており、以前は6年間ポルシェ・センターが入っていた経歴を持つ。
この施設をポルシェ・ペンスキーのWEC事業の本拠地に改築する作業は、同社の取締役会がポルシェ963 LMDhプロジェクトの開発を承認し、ペンスキーとの協力関係が更新された後、2021年5月に開始された。
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施設の改築には3年を要し、現在ではポルシェのWECチームにオフィススペースや会議室、デジタルネットワーキングスペース、広々としたワークショップスペース、そして敷地内のジムなどが提供されている。さらに施設のロビーにはALMSアメリカン・ル・マン・シリーズで3度のタイトルを獲得したポルシェRSスパイダーや、ル・マン24時間に出場したポルシェ962Cなど、ポルシェ・ブランドの輝かしい歴史的なレーシングカーが数台展示されている。
963シャシーの製作とメンテナンスのために4つの作業エリアも用意され、さらにプレアッセンブリー、レーシングエクイップメント、カーボンコンポジット加工、高電圧システム、スペアパーツ、倉庫、ロジスティクスのための部門も設けられているという。
特筆すべきは、この施設にル・マンのピットレーンのレプリカがあることだ。これによってメカニックたちは特別なテスト・トレーニング車両でタイヤ交換や給油の練習をすることができるようになっている。
「我々の最新鋭の施設は、マンハイムを挟むヴァイザッハ、ムーアズビル(アメリカ・ノースカロライナ州)というふたつの大陸をまたぎ、レーシングチームとしてグローバルに活動するために必要なすべてを提供しなければならない」とSportscar365に話したのは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージングディレクター、ジョナサン・ディウグイドだ。
「もともとポルシェが設計・建築し、その後ポルシェのディーラーとしてペンスキーが取得したこの建物は、ハイブリッドエンジンを搭載したポルシェ963のレースやサービスを世界中で行うために全面的に改装され、近代化された」
なお、この施設の工事はまだ完全には完了しておらず、ポルシェが“バトルドーム”と呼ぶ、レースイベントやテスト中に戦略的および運営上のサポートを行うための場所として機能する施設の建設が、現在も進められている。
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