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【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産フロンティア 北米市場2021年夏販売開始

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【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産フロンティア 北米市場2021年夏販売開始

伝統のピックアップトラック

日産は2021年2月4日、ミドルサイズ・ピックアップトラックである、新型フロンティアを、北米市場で2021年夏より販売開始すると発表した。

【画像】新型フロンティア【系図をみる】 全36枚

今回発表された新型フロンティアのサイズは、全長が5339mm(標準)から5692mm(ロング)、全幅1854mm、全高1821mmから1839mm。

新型フロンティアは、米国市場で日産が60年以上培ってきたピックアップトラックの経験を活かし、パワーや性能だけでなく実用性や操縦安定性、そして日産の最新テクノロジーを兼ね備えた、仕事でもアドベンチャーでもどちらにも活躍するモデル。

北米日産は、持続的な成長と安定的な収益の確保を目指す、事業構造改革「ニッサン・ネクスト」を牽引する新型車の1台として、米国市場の製品ラインナップの変革を進めている。今回発表した新型フロンティアを含め、20か月のうちに10の新型モデルを発表するという。

新型フロンティアは、アグレッシブでモダンなスタイルと、日産を象徴するモデルのダットサントラック・ハードボディから着想を得たデザインを組みあわせている。

インターロッキングデザインの新型ヘッドライトと堅牢さを表すグリル、そしてはっきりとした輪郭のフードを備えた力強いフロントエンドが特徴。

また、どこでも走れる地上高を持ちながらも安定感を感じる佇まいと、重厚な垂直状フェンダーによって耐久性と屈強さを印象づけた。そしてリア部分は、機械で削り出されたような立体的な形状のテールランプが、リアゲートとボディサイドをしっかりと固定しているように配置され、堅牢さを演出したという。

新型フロンティアのエクステリアカラーは、バックカントリーでみられるトレイルギアから着想を得た、タクティカルグリーンメタリックをはじめとし、フロンティアの頑丈なエクステリアを引き立たてるボールダークグレーパールなど、合計9種類を用意した。

インテリアは実用的かつモダンなデザインとし、さまざまな情報を映し出す7.0インチのアドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイは、多種多様なステージでのドライブをサポートする。

新しいセンタークラスターは、シンプルで直感的な操作が可能でドライバーや乗員にとって使いやすいデザインになっている。

遮音材の追加やフロントドアの遮音ガラスによって車内に入り込むノイズを低減するとともに、疲労感を軽減させるゼログラビティシートによって、快適に長距離ドライブを楽しむことができるという。

特別装備が施された「プロ-4X」(4WD)と「プロ-X」(2WD)には、オンロード、オフロードのドライブを快適に過ごせる装備を搭載している。

さらに力強く

新型フロンティアは、現代の冒険家のニーズに応えるために性能を向上させた。

最大出力310psを生み出す3.8L直噴V6エンジンは、9割以上の部品が新開発もしくは改良されており、9速オートマチック・トランスミッションとの組みあわせによって、高効率かつ力強い走りを実現した。

新しいトランスミッションは、ロックアップ領域の拡大、レスポンスのよい電動油圧システム、長いインプットシャフトを採用することで、素早くダイレクトなシフトレスポンスを実現とともに、ギアレンジを99%拡大(前型フロンティア5速モデル比)している。

また、油圧パワーステアリングをチューニングし、ステアリング中立付近フィーリングを改善することで、長距離ドライブ時の疲労を低減させるとともに、ステアリングギア比を16%クイックにすることで、少ないステアリング操作でもレスポンスの良いハンドリングを実現している。

新型フロンティアのサスペンションは、オンロード、オフロードともに高いレベルの乗り心地とハンドリングを提供するという。

新型の油圧キャブマウントが走行時におけるキャビンの振動を80%低減するとともに、同クラスでは唯一となるウレタン製のバンプラバーによってダンピングを制御し、より滑らかな乗り心地を実現した。

さらに、太くなったフロントのスタビライザーとリアスタビライザーが車体のロールを軽減しトラクションを向上させる。そしてABS付き四輪ディスクブレーキは制動力を発揮する。

新型フロンティアの4WDモデルは、2WD/4HI/4LOモードを備えた電子制御のパートタイム式のシフトオンザフライ4WDシステムを搭載している。

また四輪リミテッドスリップ制御によって、滑りやすい路面でもトラクションを確保。2WDモデルも含め、全車にヒルスタートアシストを標準装備するとともに、4WDモデルはヒルディセントコントロールも標準装備とし、急勾配の道路や山道を安全に走行できるようドライバーを支援する。

安全性も欠かさず

新型フロンティアは、日産の米国モデルでは初となるオフロードモードを備えた日産インテリジェント・アラウンドビューモニターを搭載している。

オフロードモードは4LOを選択して低車速で走る際に、車外に搭載された4台のカメラ映像によって上空から車を見下ろしているかのような映像をディスプレイにを映し出し、タイトで荒れたオフロードの走行をサポートする。

日産セーフティシールド360の安全技術である歩行者検知機能を備えたインテリジェント・エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポット・ワーニング、リアクロストラフィック・ワーニング、レーンデパーチャー・ワーニング、ハイビームアシスト、リア自動ブレーキ、インテリジェント・クルーズコントロール、トラフィックサインレコグニション、インテリジェント・ドライバーアラートネスなども装着することが可能。

インテリジェント前方衝突警告、イージーフィルタイヤアラートを備えたタイヤ空気圧警報システム、およびリアドアアラート、合計8個のエアバッグは標準装備されている。

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