この記事をまとめると
■アメ車は日本で思うように売れない
トランプ大統領をこれ以上こじらせないため「アメ車」が売れるにはどうすればいいのか考えてみた!
■サイズが大きかったり燃費が悪いことが要因といわれている
■日本で売れるためにアメ車が取り入れるべき要素を考えてみた
アメ車が売れるようになるために必要な要素
トランプ大統領のいいがかりではありませんが、たしかに日本ではアメ車の売れ行きが今ひとつパッとしません。サイズが大きい、燃費がイマイチ、あるいは欧州車ほどのステータスを感じないといった理由で敬遠されていることはご承知のとおり。
ですが、クルマそのものの仕上がりはさほど悪いわけでもありません。ならば、前述のネガを解消してあげたら「日本で売れるアメ車」になるはず。そのへん、面白半分に考えてみましょう。
サイズ
なにも軽自動車サイズまで小さくすることはありませんが、せめて車幅は1800mm程度がよろしいかと。また、全長にしても5m前後でないと一般的な駐車場で戸惑うことになりかねません。幅と前後の寸法が決まれば、おのずと全高も整うかと思いますが、特殊な車両を除けば2mくらいがマックスなはず。
すると、「日本車と似通ってしまう」「平凡なスタイルかよ」みたいに炎上してしまうかもしれませんが、クライスラーの社長だったアイアコッカにいわせれば、「魚は何百種類もいるが、それぞれスタイルは違う」。つまり、個性の発揮はアイディア次第ということ。アメリカのセンスならではのスタイルを日本向けサイズにすること、無理な注文ではないでしょう。
売れるようにするとアメ車の魅力は半減?
燃費
小さなエンジンでちまちま走っているアメ車って、どこか悲しくなってしまうもの。5リッターのV8をドロドロいわせてこそ……というのがアメ車の魅力でもあるはずです。が、ここはハイブリッド化や片バンク休止システムなど使える手段はなんでも取り入れるしかありません。
同時にエンジンそのものの設計をより緻密に、正確にいえば燃費性能にフォーカスしたベースを構築すべきでしょう。とはいえ、アメリカ本土ではさほど燃費が重要視されなかったためか、このあたりの技術は日本車に20年以上遅れている気がします。
いっそのこと、燃費性能に関してはトヨタやホンダといった日本メーカーと協業、タイアップのほうがいいかもしれません。遅れた技術を金の力でなんとかする、いかにもトランプが喜びそうなアイディアではありませんか。
ステータス
これはジープやアメリカンサイズのSUVが売れていることを想像すれば、「ある特定のイメージを付加できればアメ車も売れる」に違いありません。つまり、ジープならアウトドアアクティビティのあるライフスタイルをイメージさせてくれるとか、SUVならアメリカのファミリーみたいな明るくハッピーな暮らしを想起させればいいということ。
ならば、蛍光色のカマロで深夜の国道を疾走とか、ハイドロ積んだリヴィエラで飛んだり跳ねたりみたいなイメージを払拭したいところですが、こればっかりは政府の情報規制くらいしか方策もないので、トランプに一喝でもしてもらえばいいのです。
そして、メルセデスベンツやBMWに負けないステータスは、アメリカ本国のスターたちに愛用してもらうというのはどうでしょう。ドジャースの大谷選手が「キャデラックに乗ってきた日はホームランだ!」とか、トム・クルーズが「マスタングでなきゃアクションシーンは演じません」なんていいながら白い歯を見せたらクラっとくること請け合いです。
ともあれ、こうしたアイディアをいちいち実現したら、アメ車の魅力は半減してしまう気がしてなりません。無意味にデカくて、ドロドロいいながら、クニャックニャの足まわりを乗りこなす。見る見るうちにガソリンメーターが減っていっても、とにかくアクセルペダルを踏まにゃ始まらない、みたいなところがアメ車の魅力ですからね。
もしかしたら、アメ車が売れるようになるためには、メーカーの努力よりも日本の社会環境を変えるほうが先決かもしれません。となると、トランプ大統領のいいぐさもあながち間違っているわけではないでしょう。
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