現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 前戦から一転して低評価も「ルーキーはミスをするもの」と今後の活躍に期待/角田裕毅の海外メディア評 F1第2戦

ここから本文です

前戦から一転して低評価も「ルーキーはミスをするもの」と今後の活躍に期待/角田裕毅の海外メディア評 F1第2戦

掲載 更新 6
前戦から一転して低評価も「ルーキーはミスをするもの」と今後の活躍に期待/角田裕毅の海外メディア評 F1第2戦

 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)にとってデビュー2戦目となったエミリア・ロマーニャGPは試練のレースとなった。予選ではクラッシュを喫し、タイムを計測できなかったため決勝グリッドは最後尾に。決勝では赤旗中断時に10番手に位置していたが、レース再開直後にスピンを喫し再び後退。最終的に13位でフィニッシュした角田は、他車のペナルティによりひとつ繰り上がり12位となった。

 F1の洗礼を受けたともいえる角田は、海外メディアの目にどう映ったのだろうか。前戦バーレーンGPに引き続き、採点を通して彼らの評価を見てみよう。

【SNS特集】F1第2戦イモラ:喜びを爆発させるレッドブル・ホンダ陣営。ライコネン、降格ノーポイントにふくれっ面

 イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙は「予選でのクラッシュのあと、決勝ではタンブレロでスピン。ルーキーにとっては暗い週末となった」とコメントを寄せ、角田には10点満点中で4点という査定。これはレース中にクラッシュを喫したバルテリ・ボッタス(メルセデス)とミック・シューマッハー(ハース)と同じで、厳しい評価といえるだろう。

 同じくイタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙は、アルファタウリ全体に4.5点(10点満点中)をつける。もちろんこれには、他車の多くがインターミディエイトを履くなかピエール・ガスリーをウエットタイヤでスタートさせたチームへの判定も含まれている。ただ、角田に対しても「予選最下位だった角田は日曜日に懺悔することになった」と、評価はあまり芳しくないようだ。

 10点満点中の5点を角田に下したのはイギリスの放送局スカイ・スポーツ。5点はウイリアムズのふたりと同じ点数で、これより下の点数をつけられたのは4点のボッタスただひとりであることを考えると、かなりシビアなものだ。ただ、「角田裕毅は将来有望なルーキーかもしれないが、ルーキーはミスをするものだ」というコメントにも表れているとおり、角田への期待の裏返しなのかもしれない。

 エミリア・ロマーニャGP後の採点は、総じて角田に対して厳しい結果となった。やはりレースは結果が全てということなのかもしれないが、ウエットからドライに変わるトリッキーなコンディションとなった決勝の端々で角田が光る速さを見せていたことも事実である。全23戦が予定されている今シーズンのF1は、まだ2戦を終えたばかり。次戦ポルトガルGPでの角田の走りに期待したい。

こんな記事も読まれています

「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
AUTOCAR JAPAN
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
AUTOSPORT web
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
グーネット
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
レスポンス
藤原慎也、2026年にダカールラリー挑戦へ「自分史上最大のプロジェクト。果てしない過酷な道を走破したい」
藤原慎也、2026年にダカールラリー挑戦へ「自分史上最大のプロジェクト。果てしない過酷な道を走破したい」
AUTOSPORT web
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
AUTOSPORT web
“6速MT”もある新型「トルネオ」!? SUV風デザインが超カッコイイ! 日本でも”最高にちょうどいい“「コンパクトミニバン」とは
“6速MT”もある新型「トルネオ」!? SUV風デザインが超カッコイイ! 日本でも”最高にちょうどいい“「コンパクトミニバン」とは
くるまのニュース
ホンダアクセス、新型ヴェゼル用・純正アクセサリーを発売開始
ホンダアクセス、新型ヴェゼル用・純正アクセサリーを発売開始
月刊自家用車WEB
これからの物流の要となる小型EVトラック普及の鍵! EV充電スポットが「小型EVトラック」にも開放された
これからの物流の要となる小型EVトラック普及の鍵! EV充電スポットが「小型EVトラック」にも開放された
WEB CARTOP
横浜ゴム「GEOLANDAR X-CV」「GEOLANDAR A/T G31」がトヨタ 新型「ランドクルーザー250」に新車装着
横浜ゴム「GEOLANDAR X-CV」「GEOLANDAR A/T G31」がトヨタ 新型「ランドクルーザー250」に新車装着
くるまのニュース
スフィアライトから「純正LEDフォグパワーアップバルブ」が発売
スフィアライトから「純正LEDフォグパワーアップバルブ」が発売
レスポンス
明るい話題だけではやっていけない。メルセデスF1代表、終わらない苦戦から「チームが一歩踏み出す必要がある」
明るい話題だけではやっていけない。メルセデスF1代表、終わらない苦戦から「チームが一歩踏み出す必要がある」
motorsport.com 日本版
WRC育成2期生、初のターマック戦『クロアチア・ラリー』を完走。グラベルクルーとの連携も経験
WRC育成2期生、初のターマック戦『クロアチア・ラリー』を完走。グラベルクルーとの連携も経験
AUTOSPORT web
どこがどう違う?ボルボの最新コンパクトEV「EX30」とレクサス「LBX」を徹底比較
どこがどう違う?ボルボの最新コンパクトEV「EX30」とレクサス「LBX」を徹底比較
@DIME
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
くるまのニュース
レクサス、新型SUV「GX550」を今秋に発売! さらに100台限定で“オーバートレイル+”も先行抽選販売へ。
レクサス、新型SUV「GX550」を今秋に発売! さらに100台限定で“オーバートレイル+”も先行抽選販売へ。
くるくら
レクサスが新型「GX550」の限定モデル“OVERTRAIL+”を抽選で発売
レクサスが新型「GX550」の限定モデル“OVERTRAIL+”を抽選で発売
@DIME
F2王者プルシェール、F1参戦叶わなければインディカーフル参戦も視野に? オーバル挑戦にも前向き「チャンスがあれば当然やりたいよ」
F2王者プルシェール、F1参戦叶わなければインディカーフル参戦も視野に? オーバル挑戦にも前向き「チャンスがあれば当然やりたいよ」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

6件
  • 誰しもミスはするもんだ。
    ただ、それを次に生かすかどうかで変わってくるからね。
    ハミルトンもフェルスタッペンも、ミスしたしね。
    切り替えて次のポルトガルへ行こう!
  • 好きに言わせておけ。角田は必ず良い成績を残すドライバーになる。自分は応援してます。Sagamihara Japan
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村