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2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のクーペ 10選 美しさと速さを求める魅惑的なクルマ

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2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のクーペ 10選 美しさと速さを求める魅惑的なクルマ

底知れぬクーペの魅力

スタイリング、走行性能、快適性、実用性など、さまざまな観点からAUTOCAR英国編集部が選ぶ最高のクーペを10台紹介する。

【画像】パフォーマンスと快適性の良いトコどり?【BMW M440iクーペの詳細を見る】 全26枚

1世紀以上にわたり、低いルーフラインのデザインはさまざまな感情を引き起こし、多くの購入者を惹きつけてきた。そして、現在販売されているクーペにおいても、その伝統は受け継がれている。

車内の座席数やドアの枚数(2~5ドア)に関わらず、優れたクーペのプロポーションには、魅惑的で洗練された芸術性が宿っている。

高級車や高性能車では多くのクーペが存在するが、手頃な価格帯のモデルは絶滅の危機に瀕していると言える。

しかし、2026年にホンダ・プレリュードが復活することは、希望の光だ。販売が好調であれば、他のメーカーも追随するだろう。もし、残念な結果に終われば、手頃な価格のクーペたちは将来的に、後席ヘッドルームが窮屈なクーペSUVに置き換えられてしまうだろう。

AUTOCAR英国編集部は、BMW 4シリーズを最高のクーペと評価している。その理由や、他のモデルについても詳しく紹介していこう。

(翻訳者注:各モデルの装備や価格は英国仕様に準じます)

1. BMW 4シリーズ・クーペ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング9点 コスト:8点
長所:定評あるダイナミクスとパフォーマンス 広めのトランクスペース 素晴らしいドライビングポジション
短所:オプションが高い グリルのデザインは依然として疑問
最大の特徴:実用性の高さ

BMW 4シリーズ・クーペは、このジャンルの真髄を体現している。誰かに2ドア、4人乗りのクーペを想像してもらえば、きっと4シリーズのようなクルマのイメージが浮かぶだろう。少なくとも、側面からの姿で。

「このスタイリングの動機が何であれ、その客観的なクオリティを語らないのは大きな不公平と言えるだろう。M440iは、1年中毎日乗り、あらゆる旅で楽しむことができるクルマだ」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

3シリーズではなく4シリーズを選ぶメリットとしては、よりシャープなハンドリングと、より高級感のある仕上がり、そしてコンバーチブルを選べることが挙げられる。

エンジンラインナップはかつてほど豊富ではなく、英国仕様ではディーゼルエンジンも廃止されたが、最高出力187psのエントリーモデルから、374psの最上位モデル『M440i』まで、さまざまなガソリンエンジンが最高のパフォーマンスを発揮してくれる。

1つアドバイスをするなら、ドアが長いことを念頭に置いておこう。狭い駐車場では扱いにくい場合がある。

それでも、平均的な身長の大人が後部座席でも快適に過ごせ、4人分の週末旅行の荷物を収納できる十分な容量のトランクも備わっている。

2. メルセデス・ベンツCLEクーペ

デザイン:8点 インテリア:7点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:クーペボディのPHEVは希少 旧Cクラス・クーペよりも広い車内空間 Sクラスを彷彿とさせるエレガントなインテリアと先進技術
短所:2ドア車としてはコンパクトではない PHEVモデルではトランクスペースが小さい タッチパッドの操作とインターフェースは好みが分かれる
最大の特徴:長距離通勤に適している

メルセデス・ベンツのクーペの歴史をたどり、世代ごとに2ドアモデルを整理していくのは難しい。さまざまなクラスに属し、一部のモデルでは『CL』など異なる名称を採用しているためだ。このCLEクーペもその典型的な例である。

「スポーティさよりもラグジュアリーな側面を優先し、4人乗りの実用性、魅力、外観の良さも備わっている。このようなクルマが求められている今、まさに伝統的なメルセデスが復活した感がある」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

CLEクーペは、先代のCクラス・クーペだけでなく、大型のEクラス・クーペの後継車も兼任している。販売台数の減少によるものだ。

CクラスとEクラスのモデルラインを跨ぎ、エクステリアデザインはEクラスを彷彿とさせ、インテリアはCクラスそのものだ。

マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、AMGの高性能エンジンなど、幅広いエンジンラインナップが揃っている。しかし、CLEは主に快適性と長距離ドライブを重視したスタイリッシュなクルーザーであり、BMWのライバルとは明確に差別化されている。

3. ポルシェ718ケイマン

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:ライバルを軽々と凌駕 卓越したステアリングフィール 長距離走行時の洗練性
短所:4気筒エンジンは特別感に欠ける オプションは慎重に選ぶ必要がある メンテナンスコストは低くない
最大の特徴:日常的に使用できる

718ケイマンは完璧なポルシェと言えるだろうか? 悪い選択ではない。718ボクスターと同じくミドシップレイアウトを採用し、実用性と高剛性を兼ね備えたハードトップモデルだ。

「718ケイマンSは、現在販売されているスポーツクーペの中で群を抜いて完成度が高く、ハンドリングの面でも、クランクの回転方法に関する若干の不安を克服するだけの十分な性能を備えている」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

絶妙なバランスと、後輪駆動車としては予想以上に限界での扱いやすさを備えたハンドリングにより、安全で楽しい日常のドライブカーとしてだけでなく、サーキット走行でも人気の選択肢となっている。

718ケイマンでは、定番のフラット6エンジンに代わり、理論上は維持費が安く信頼性の高いフラット4ターボエンジンが搭載されている。

残念ながら、このエンジンはサウンド面では物足りず、アイドリング時にはガタガタと荒い振動を伝える。

幸い、車両のその他の部分はこれまで以上に完成度が高く、直感的に操作でき、圧倒的な性能を発揮する。エンジンがアイドリングしている音を聞く暇もないほど、運転に夢中になるだろう。

4. アルピーヌA110

デザイン:8点 インテリア:7点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:9点
長所:エキゾチックな雰囲気のある比較的手頃な価格のクルマ 経済的で維持費も抑えられる 1960年代の初代を見事にリメイク
短所:荷室容量が限られている 2人しか乗れない
最大の特徴:ハンドリング

2017年、ルノーは、長い間休止していたスポーツカー部門を、ミドシップエンジン搭載クーペとともに再スタートさせた。初代アルピーヌA110の形状と、軽量シェルに従来のファミリーカーの駆動装置を搭載するというコンセプトを取り入れている。

「スポーツカーの中でも、これほどドライバーの関与を重視し、かつ、その点でこれほどよくできたクルマはめったにない」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

後部座席は存在しないが、これはミドシップレイアウトを採用しているためだ。初代モデルのリアエンジン設計に比べ、乗り降りしやすく、安全で楽しい走行性能を実現している。

エンジンとトランスミッションは控えめだが、特注のアルミ構造と、ミニマルでクラシックなGT風のインテリアに、おなじみのルノーのスイッチ類がいくつかあるだけで、特別な気分を味わえる。

より高いパフォーマンスを求めるならSモデルとRモデルも選べるが、日常の使用にはシンプルなバージョンの方がいいだろう。

優れたダンピングと俊敏性を備えたA110は、高速道路でも郊外でも、過度なストレスなく楽しむことができる。

5. アストン マーティン・ヴァンテージ

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:迫力の走りとサウンド 昔ながらのフロントエンジン・リアドライブのバランス 筋肉質で魅惑的な外観
短所:低回転域でのターボラグ これまで以上に大きくなった 一部のトリムがやや脆弱
最大の特徴:スタイリング

間違いなく、アストン マーティン・ヴァンテージは記念碑的なスポーツクーペだ。

「まず、アストンのエントリーモデルとして、明らかにダイナミック性能がワンランクアップしている。以前よりも安定感と予測可能性が高まり、ドライバーの意図通りにエキサイティングな走りを楽しむことができる」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

仕様的には同ブランドのエントリーモデルだが、最高出力665ps、最大トルク81.5kg-m、最高速度325km/hを誇り、SUVのDBXに次ぐ重要な1台と言えるだろう。

これまで以上に落ち着きと情熱に満ちたヴァンテージは、エキサイティングであると同時に魅惑的な雰囲気にあふれており、これまでのアストン マーティンのロードカーには見られなかった安定性とスピードを発揮する。

その優れた才能は、多くのクーペ乗りにとってますます重要になっている長距離走行能力にも表れている。ほとんどの場面で快適であり、モダンなインテリアと最新のテクノロジーを備えた、実用性も十分な車内空間となっている。

6. ポルシェ911

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:8点
長所:堅実なイメージと期待 都市部でも扱いやすく快適 サーキットや高速走行で驚異的な性能を発揮
短所:ハイスペックモデルは重量が増す オプションが高い 車内が狭い
最大の特徴:オールラウンドな性能

特徴的なプロファイル、スタイリング、パフォーマンスを丁寧に管理することで、ポルシェ911は1960年代から自動車購入者の夢の頂点に君臨し続けている。生産開始以来、伝説的な存在であり、まさに生きた伝説として進化を遂げてきた。

「新型911のさまざまなバリエーションを試乗した結果、最も気に入ったモデルは、最軽量のマニュアル・トランスミッション搭載のカレラTだった」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター

驚異的な速さと、ほとんどのモデルに装備されている四輪駆動のグリップにより、リアエンジンレイアウトのパフォーマンスカーに固有の挙動を抑制している911。その2+2レイアウトの後部座席は、乗員よりも荷物の積み込みに適しているが、短い距離の移動であれば子供や大人も利用することができる。本人が嫌がらなければ、だが。

最新の911には後部座席は標準装備されていないが、オプションで追加することができる。

高性能で高価格なハイエンドモデルの魅力を理解するのは簡単だが、911シリーズの中で最も魅力的なモデルは、通常、その対岸にある。

7. フォード・マスタング

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:安価で激しいV8ガソリンエンジン搭載車 予想以上に良いハンドリング 自分でギアチェンジができる
短所:質より量を重視した作り 英国の道路にはあまり合わない
最大の特徴:荒くもイキイキとしたパワー

フォードの2ドア・クーペの名車、カプリが復活したにもかかわらず、今回のリストに含まれていないのはなんだか奇妙な感じだ。

「しかし、マスタングは乗り心地とハンドリングの点で、ライバルに匹敵するレベルに達している。フォードは顧客が望むものを正確に把握し、技術的進歩と伝統的な魅力を融合させたクルマを提供している」
――ジョナサン・ブライス、ソーシャルメディア・エグゼクティブ

世界最古の量産自動車メーカーの存在意義を反映するモデルラインナップにおいて、フィエスタは販売終了となり、カプリはフォルクスワーゲンベースの電動SUVとなっている。しかし、マスタング・ファストバックなら、最高出力452psのV8エンジンを搭載したアメ車を5万5000ポンド(約1070万円)で購入することができる。

驚くべきことに、マスタングV8には依然として6速マニュアル・トランスミッションが標準装備されており、10速オートマチックはオプションとなっている。

最もシャープなシャシーを手に入れるには、ダークホース・エディションに(残念ながら)追加料金を支払う必要がある。

マスタングはBMW 8シリーズ・クーペとほぼ同等のボディサイズとパフォーマンスをはるかに低い価格で提供してくれるが、コストカットの痕跡は明白に感じられる。しかし、全輪独立サスペンションのおかげで、クラシックなマスタングのようにコーナーを恐れることはない。

EV時代にガソリンを使って猛スピードで走るなんて。U.S.A.万歳。

8. BMW 2シリーズ・クーペ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:伝統的なBMWファンのための1台 M240iは四輪駆動で価格も手頃 荷室スペースが広々
短所:見た目より大きい 後部座席が狭い M2を除けばオートマチック車のみ
最大の特徴:コンパクトなプロポーション

誤解のないように明記しておくと、ここでは後輪駆動で2ドアの2シリーズ・クーペについて取り上げており、前輪駆動で4ドアの2シリーズ・グランクーペではない。

「2シリーズは、通常のセダンやハッチバックよりもスタイリッシュで、前輪駆動の競合車よりも運転の楽しさを重視した日常使いのクーペだ」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター

この2シリーズは、コンパクトで経済的で、楽しく運転できるクルマだ。0-100km/h加速は7.5秒で、エントリーモデルの220i Mスポーツでも、BMWらしいシャープな後輪駆動のハンドリングを楽しむことができる。

確かに、4万ポンド(約780万円)というのは決して安い金額ではないが、運転の楽しさを満たしてくれない平凡な電動SUVでももっと高額を請求してくる時代だ。

さらにパフォーマンスを求めるなら、2シリーズはその期待に応えてくれる。6気筒のM240i xドライブは、フラッグシップのM2の下位バージョンというわけではなく、独自の魅力を持つ選択肢である。

往年のBMWを楽しんだ人にとって、今日の2シリーズ・クーペは、そのコアバリューに最も近いクルマと言えるだろう。

9. ベントレー・コンチネンタルGT

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点
長所:驚異的なパフォーマンス 驚異的な燃費(状況に応じて) 豊富なカスタマイズオプション
短所:価格がますます高くなっている PHEVシステムにより重量が増す まだ「成金」の匂いが残る
最大の特徴:ラグジュアリー

2ドアの快楽主義、大排気量エンジン、長距離快適性を追求したベントレー・コンチネンタルGT。戦後にクーペが憧れの対象となった理由をそのまま体現しており、現在販売されている同種のクルマの中では希少な存在と言えるだろう。

「ベントレーの新しいハイブリッドシステム(V8ターボエンジンと強力な電気モーターの組み合わせ)により、最高級仕様のW12を含む、過去すべてのモデルよりも高い出力数値を誇っている」
――スティーブ・クロプリー、編集長

このクーペは素晴らしい。2024年にプラグインハイブリッド・システムを導入し、力強いV8エンジンと組み合わせ、市街地での燃費とオープンロードでの性能を両立させている。トランスミッション内蔵の電気モーターだけで、BMW 220iの総出力を超えるパワーを発生する。

この超高級車が、大排気量エンジンを搭載し、0-100km/h加速3.2秒、長距離走行では約17.0km/lの燃費(バッテリー充電済みの場合)を実現するという事実は、まさに驚異的である。

オプションを含めて25万ポンド(約4800万円)近くするコンチネンタルGTだが、地域によっては税金をかなり安く抑えることができる。結局、W12がなくなったことも、誰も気にしなくなるのかもしれない……。

10. ロータス・エミーラ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:量産車に近い価格でスーパーカーの精神を体感できる AMG製直4エンジンの野性的なサウンド ロータス伝統の卓越したハンドリング
短所:直4バージョンはパワー不足 販売店が少ない ライバルであるポルシェ718ケイマンSの方が速い
最大の特徴:スーパーカーの雰囲気

充実装備のポルシェ718ケイマンとほぼ同じ価格で、ロータス・エミーラを選ぶことで自信を示すこともできるだろう。

「その本質はまさに伝統的なロータスであり、エンジンやエヴォーラ由来のシャシーなど、中身を考えるとそれも驚くべきことではないだろう」
――マット・プライヤー、編集委員

正直なところ、吉利汽車の支援を受け、トヨタまたはメルセデスAMGのエンジンを搭載していることから、過去のロータスモデルに比べてリスクははるかに低いと言えるだろう。サーキット走行向けにチューニングされながら公道にも順応するサスペンションと軽量複合素材の強みは健在で、親会社からの多額の投資により、以前よりも確かな仕上がりとなっている。

エミーラは、従来の内燃エンジンを搭載した最後のロータスだ。しかし、直列4気筒バージョンはAMGの素晴らしいM139 2.0Lエンジンを採用することで、その限界を押し広げている。最高出力は365psにチューニングされ、トップモデルは405psのトヨタ製スーパーチャージャー付きV6 エンジンが搭載されている。

その結果、すべての面で完璧とは言えないが、直感的で純粋な、特別な感覚を与えてくれるクルマに仕上がっている。スケールダウンしたフェラーリのような印象で、インテリアの素材やデザインは、アルピーヌA110を凌駕するエキゾチックな魅力がある。

直4のエミーラは高回転時の咆哮とパフォーマンスが素晴らしいが、V6の方がベター(かつ安全)な選択のように思える。

最高のクーペを選ぶには

クーペを探しているなら、いくつか考慮すべき要素がある。実用性を重視するなら、BMW 2シリーズ、4シリーズ、そしてフォード・マスタングなどの比較的大型のモデルが候補に挙がるだろう。よりスポーティなクーペを好むのであれば、実用性は低いが魅力的なアルピーヌA110やポルシェ911が適しているだろう。

では、その両方のメリットを兼ね備えたクルマをお探しの場合は? アストン マーティン・ヴァンテージは、広々とした車内と魅力的なドライビング・ダイナミクスを兼ね備えている。また、メルセデス・ベンツCLEは、長距離のドライブでも快適な乗り心地を保ってくれる。

テストと選定方法

クーペはスタイルと上品さが重要だ。エントリーモデルであっても、静止状態でも美しく見えるべきだ。AUTOCAR英国編集部のロードテスター(公道試乗)チームの経験と実績から、各車の総合的な能力を比較し、クーペ購入者の期待や要望を忠実に反映できるよう評価を行った。

よくある質問 Q&A

クーペを選ぶ際にはどのような点に注意すべき?

多くのクーペは、2人乗りスポーツカーとほぼ同じくらいの価格帯であり、ハッチバックやセダンよりも高価である。そのため、運転席のドライビングポジションや運転感覚が、他車よりもワンクラス上であることを確認しておきたい。また、クルマから降りるときに、低いルーフラインやAピラーに頭をぶつけないか注意してほしい。子供がいる場合や、友人をよく乗せる場合は、後部座席へのアクセスが不便で煩わしくないかどうかも確認しておこう。

クーペがコンバーチブルよりもスポーティと見なされるのはなぜ?

一言でいえば、ハンドリングだ。クーペは誕生初期から、軽量かつ高いねじれ剛性を実現することに焦点を当てて設計されてきた。現代の技術力によりコンバーチブルとの差は縮まりつつあるが、短いピラーにルーフを固定し、ボディの開口部をできるだけ少なくすることで、ボディの揺れが少なくなる。

4ドア・クーペやクーペSUVとは?

クーペ(Coupe)は、フランス語の「切る」という動詞に由来し、当初は短い馬車を指す言葉として使用されていた。後に、この用語が自動車にも適用されるようになると、ショートテールやショートホイールベース、低いルーフライン、さらには折りたたみルーフを持つモデルも包含するようになった。後者は、現在では一般的にコンバーチブルと呼ばれる。したがって、クーペは4ドアの場合もあるし、SUVをベースにしている場合もある。

多くのメーカーがクーペの生産をやめたのはなぜ?

自動車メーカーは慈善団体ではないので、収益性が高いと確信できる分野に投資を集中させる。現在では、SUVがそれに当てはまる。新型のフォード・カプリが伝統的な意味でのクーペではないことに失望する人は多いが、フォードはかつてプローブとクーガーを販売していたものの、台数を伸ばすことができなかった。そのことを忘れてはならない。

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