現地時間6月16日(月)、アメリカのニューヨークのタイムズ・スクエアにて映画『F1/エフワン』のワールドプレミアが開催された。会場には主演のブラッド・ピットをはじめ、ダムソン・イドリスらキャストや、監督のジョセフ・コシンスキーやプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、そして角田裕毅(レッドブル)や今作の製作に共同プロデューサーとして携わったルイス・ハミルトン(フェラーリ)など現役のF1ドライバーらが登場した。
F1第9戦カナダGP終了後、ドライバーやチーム代表らはモントリオールからニューヨークに移動し、タイムズ・スクエアで行われたワールドプレミアに参加。F1のオフィシャルグローバルエアラインパートナーであるカタール航空のチャーター便による移動で、その様子はF1の公式SNSでも掲載されていた。
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会場となったタイムズ・スクエアには、一面に映画のロゴやポスターが飾られた。F1に参戦する10チームに加え、映画に登場する架空のF1チーム『エイペックスGP』のマシンも展示されたということだ。
『F1/エフワン』のストーリーは、ブラッド・ピットが演じる伝説的な元F1ドライバー、ソニー・ヘイズが現役復帰を果たし、所属チームやダムソン・イドリス演じる若手ルーキードライバーらと衝突を繰り返しながらもチームを強くしていく、というものだ。ソニーを演じたピットは、そのキャラクターについて、「どんなカテゴリーのレースでも走るタイプのドライバーなんです。今回は、昔の友人に呼び戻されてF1に復帰します。彼らは最下位のチームで、いわば一か八かの挑戦です。それでも彼は挑戦してみる。そこから物語が始まります」と語っている。
映画の撮影は世界各国のサーキットで行われ、ピット自身も実際にマシンをドライブしている。ピットは、「まだ走ったことがないけど、ぜひ走ってみたいサーキットがあるんです。どのドライバーも口をそろえて“一番好き”とか“一番テクニカル”と言うのは鈴鹿です。いつか絶対に挑戦してみたいと思っています。きっと行きますよ!」と鈴鹿への憧れを語り、「日本のみなさん、また日本に行ける日を楽しみにしています!」と日本のファンに向けてメッセージを送った。
また5月末の第8戦モナコGPの前には、F1ドライバーやチーム代表など一部の関係者に向けに『F1/エフワン』の上映会が開かれ、角田もそこで本作を鑑賞済みだ。イベントに出席した角田は、内容について、「共感できる部分もあり、ハリウッド大作らしいなと思う部分もあり、でもあれぐらい思い切ってやってくれると映画として伝わりやすいですし、新しいF1ファンを増やしてくれるんじゃないかなと思います」と感想を述べた。
「(ブラッドは)かなりやり手だなと思います。映画から伝わる彼のアグレッシブさとF1の臨場感が凄く伝わりました」
「ブラッドはレースウィークによくサーキットに来ていたので、僕はレースをしているけどブラッドは撮影をしていて、一緒の空間にいる時もありました。彼はすごく気軽に話しかけられるナイスガイでした」
「僕がブラッドに抜かれるシーンが多いので、そこもぜひ楽しんでください(笑)。F1を知らなかったりどういう世界かわからない方も気軽に見やすく、観終われば『トップガン(マーヴェリック)』と同じように、スピード感とワクワク感を味わえると思うので、ぜひ観てください!」
なお、本作では元F1ドライバーの中野信治氏が字幕の監修を担当している。『F1/エフワン』は、6月27日(金)に全国で公開される予定だ。
■『F1/エフワン』作品概要
◆タイトル:映画『F1/エフワン』◆公開日:6月27日(金)全国公開◆配給:ワーナー・ブラザース映画◆コピーライト:© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
[オートスポーツweb 2025年06月18日]
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