■約30万円安い! ホンダ最新「フリード」に“4人乗り”モデルが存在!
日本の道路事情にマッチした「ちょうどいい」サイズ感で、長年にわたりファミリー層を中心に絶大な支持を集めているホンダのコンパクトミニバン「フリード」。
【画像】これがホンダのビジネス仕様「“4人乗り”フリード」です!(49枚)
2024年にフルモデルチェンジを果たした現行型は、シンプルで洗練された「AIR(エアー)」と、アウトドアテイストを強めた「CROSSTAR(クロスター)」という2つのスタイルを展開しています。
そんなフリードは一般的に、3列シートの6人および7人乗り、あるいは2列シートの5人乗りを思い浮かべる方がほとんどでしょう。
しかし、実はこの現行ラインナップのなかに、一般のカタログには大きく載っていない特別な「4人乗り」のモデルが存在しているのです。
それこそが、歴代フリードで初めて設定された法人向け専用グレード「e:HEV AIR Biz(エアービズ)」です。
ミニバンでありながら乗車定員をわずか4名に絞り込んだこのモデルについて、「乗車人数が減って不便になっただけでは?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、このエアービズのキャッチコピーは「人も荷物もゆったり、快適ビジネス仕様」。
単なる荷物運び用の素っ気ない商用バンとは一線を画す、非常にユニークかつ贅沢な作りが隠されています。
最大の特徴にして最大の意外性は、2列目シートの配置です。
商用モデルといえば「簡素で直立したベンチシート」を採用するのが定石ですが、エアー ビズはあえて左右が独立した「キャプテンシート」を奢っています。
これにより、後席に乗る人は肩回りや足元にゆとりを感じながら、長時間の移動でも疲労を抑えて快適に過ごすことが可能。
そのため企業の役員や大切な取引先の送迎といった、VIPをもてなす公用車的な使い方にも十分に対応できる上質さを備えているのです。
そして、3列目シートを完全に取り払ったことで、その後ろには広大でフラットな荷室空間を確保。
ビジネスシーンでは、かさばる機材や大量の営業用サンプル、あるいはイベント用の荷物などを運ぶ機会が多々あります。
エアービズは、後席の乗員がゆったりとくつろげる空間を確保しながら、同時にコンパクトミニバンとしての積載力を最大限に引き出しているのが大きな魅力なのです。
さらに、企業にとって嬉しいのがそのコストパフォーマンスの高さ。
エアービズは、ベースとなっている通常のエアー(ハイブリッドモデル)と比較して、装備の最適化などにより30万円ほど車両価格が安く設定されています。
初期費用を抑えつつ、ハイブリッドならではの高い燃費性能で日々のランニングコストも削減できるため、まさにビジネスユースとして理にかなったパッケージングと言えます。
残念ながら法人向けの専用モデルとして設定されているため、個人ユーザーが新車ディーラーで気軽に購入できるクルマではありません。
しかし、「ミニバンの商用車」といえば荷室を広げるために後席を簡素なものにしてしまうケースが多いなか、「乗る人の快適性」をあえて最優先したホンダのアプローチは非常に新鮮。
送迎から配送までマルチにこなしつつ、乗る人すべてに心地よい移動時間を提供するこの「4人乗りのフリード」を街中で見かける機会は少ないかもしれませんが、現代の多様なビジネスニーズに寄り添う隠れた名車として、その存在感を静かに発揮しています。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
プロボックスの後席は緊急用でしかないが、これなら倒せば荷物がたくさん積め、大人4人が長距離を移動できる
問題はトヨタ車程タフなイメージがない事かな
プロボックスだけでなく他のウチの営業車(アクア・プリウス)は平気で15~20万キロ走るが、ホンダにはそこまでのイメージがない