エモいクルマを乗りこなす人が増えている。今回は2016年式のメルセデス・ベンツW463に乗るフォトグラファーの清水健吾が登場。車検のたびに乗り換えるという大の車好きが、中古車愛を語る。
【はじめに】アンティークやヴィンテージではなく、ちょっと古くてエモいクルマを乗りこなすおしゃれな人が増えている。彼らの物選びは個体の値段や希少性ではなく、“おしゃれ”であること。この連載では中古車を通じて、クルマの“おしゃれ”について考察する。
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中古車は乗れば乗るほど好きになる
フォトグラファー・清水健吾の愛車は、2016年式のメルセデスW463。いわゆる伝統的なGクラスの2代目となるモデルだ。毎回、車検のタイミングで新たな車に乗り換えながら、中古車ライフを満喫している。
「もともとGクラスのショートが好きで乗っていたのですが、ショートだと家族4人乗るのが厳しいなど、さまざまな理由から2025年の春に乗り換えました。1990年から2018年までに製造された、W463と呼ばれるもので、この時代ならではの四角張った形が好きだったことと、茶色の車に乗りたかったのでドンズバでした」
職業柄、車に興味を持つことは必然だった。
「カメラマンとして仕事をするために、クルマが必要ですよね。最初はニッサンの「ADバン」という商用車に乗っていました。でもその後、どうしても白いセダンに乗りたくなって。カローラなど、子どもの頃にドラマや映画の世界の中で走っていたような車ですね。5年ほど日産のB310サニーに乗って、その後はサニートラックにも乗りました」
情報は常にチェックするほどの中古車ラバー。その魅力について訊くと「加点していけること」。
「新車は買った次の日から99点になっちゃうけど、中古は50~60点で買って、自分なりにアレンジすれば80点にも90点にもなる。あと単純に、壊れるたびに状態が良くなりますよね。それが楽しい。中古車の方が気軽ですし、乗れば乗るほど愛着が湧いてどんどん好きになっていく」
今回紹介する愛車、2016年式のメルセデスW463は、壊れるどころか、新車と見まごうほど優良コンディション。一見するとノーマルだが、細かな部分でこだわりが詰まっている。
「フロントグリルは本来、光沢があるタイプなのですが、ボディと同色に塗装しています。またフェンダーも1世代前のものに替えて、落ち着いた印象にしています。ちなみにパーツはすべて純正。というのも、このシリーズは形が変わらず長期間に渡って作られているものなので、パーツも多く出回っているんです。この車は、W463後期だけど、中期とかのパーツを組み合わせて新旧を調和させてマイルドに仕上げている点がポイントですね」
ハイテクすぎては落ち着かないし、極端にクラシックだと違和感が生まれる。2000年代初頭から現在までの雰囲気がグラデーションのように調和した自身の愛車は、どこか現代のファッションシーンと通底する部分がある。
「最近若い人たちの間で 2000年代ぐらいの車の人気が高まっているじゃないですか。当時の僕らはちょっとダサいと感じていたのに、いま見ると、不思議とオシャレに見える。これって中古車になったから人気なわけでなく、純粋にデザインとして新鮮だから。ファッションも同じで、どんなものでも時間を経たからこそ宿る空気感があって、距離を置いたからこそ見えてくる美しさがある。2000年代の車がいまの街や装いに溶け込むように、中古車もいまの感覚で再解釈することが大事なのかなと思います」
清水健吾(しみず・けんご)フォトグラファー・1979年生まれ。茨城県出身。2005年に写真家 松尾修氏に師事。2008年に独立してフリーに。現在はファッションメディアやカタログなど中心に活躍。
文・オオサワ系 編集と撮影・岩田桂視(GQ)
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