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3代目も彼の地で好評 日産キャシュカイ(旧デュアリス) e-パワー(1) 六角形グリルの新顔 グーグル動くタッチモニター

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3代目も彼の地で好評 日産キャシュカイ(旧デュアリス) e-パワー(1) 六角形グリルの新顔 グーグル動くタッチモニター

直接タイヤは回さない1.5L 3気筒ターボ

3代目の日産キャシュカイ(旧デュアリス)は、2021年に登場した。既に2度のアップデートを受け、スタイリングやインテリアが手直しされ、ハイブリッドのe-パワーも追加。グローバルモデルとして、競争力を維持している。日本には未導入だが。

【画像】六角形グリルの新顔 日産キャシュカイ e-パワー サイズの近いクロスオーバーはコレ 全171枚

キャシュカイに載るe-パワーは、歴代初となる、全面的な改良を受けた新世代だと主張される。エンジンは新開発の1.5L 3気筒ガソリンターボで、低域トルクを拡大。42%という、驚異的な熱効率を誇る。ただし、直接的にタイヤを回すことはない。

永久磁石同期モーターは、新型リーフにも採用される新ユニットが2基。片方は主に発電用で、他方はリダクションギアを介してフロントアクスルへ結ばれ、前輪を駆動する。これらのハイブリッド・パワートレインは一体化され、軽量化を叶えている。

駆動用モーターが多くの電力を必要とすると、エンジンの回転数が上昇し、発電量を増加。2.1kWhの容量を持つ、駆動用バッテリーの充電も賄われる。必要ない場面でエンジンは回転せず、市街地などの低負荷時は電気の力だけで走行できる。

スリムなライトに六角形グリルの新顔

欧州仕様のキャシュカイは、グレートブリテン島北東部のサンダーランド工場で生産され、プラットフォームはCMF-C/D。e-パワーの他、1.3L 4気筒ガソリンターボのマイルド・ハイブリッドも選択可能だが、すべて前輪駆動で四輪駆動は選べない。

サスペンションは、上位グレードの20インチ・ホイールではリアがマルチリンク式に。それ以外は、ベーシックなトーションビーム式となる。

2024年のフェイスリフトで、フロントマスクは一新。LEDウインカーが一体のスリムなヘッドライトと、六角形のフロントグリルを得ている。日産は、このグリルのグラフィックを「フローティング・コンマ」と呼ぶ。テールライトも新しい。

e-パワーでは、ドアミラーが空気抵抗を抑えた形状の専用品に。アンダーボディ・カバーも、滑らかに空気を流すデザインになる。

サイズ以上に広々の車内 物理スイッチが沢山

初代キャシュカイは、小柄なクロスオーバー・クラスを牽引するモデルとして支持を集めた。フォルクスワーゲン T-ロックやトヨタCH-Rなど、魅力的なライバルは近年多い。そんな中で、実用性と快適性を追求したライトSUV、という特徴は継承している。

全長4425mmというボディサイズから想像する以上に、車内は広々。後席でも大人が快適に長時間過ごせるはず。荷室はクラスの平均。上位グレードではサスペンションの影響で僅かに容量が狭まるが、それでも455Lと不満はない。

登場が4年前ということもあり、ダッシュボード上には多くの物理スイッチが並ぶ。見慣れたエアコンの操作パネルが組み込まれ、ラジオのボリュームもノブで調整できる。タッチモニターは備わるものの、やはり実際に触れられるスイッチは扱いやすい。

ステアリングホイールやシフトセレクターなど、操縦系のレイアウトは自然。運転姿勢は、高身長な人でも快適なはず。

タッチモニターはグーグル・システムが稼働

2024年のフェイスリフトで、内装の素材はグレードアップ。レザーやスウェードなどが、上位グレードで用いられるようになった。それでも、デザインは単調で個性は薄め。製造品質は高いものの、より華やかな雰囲気で訴求するライバルも存在する。

タッチモニターは12.3インチ。日産コネクトと呼ばれるシステムが実装され、スマートフォンとは無線で連携できる。グーグル・ベースの音声アシスタントやマップを利用でき、グーグル・プレイにも対応。アンドロイド・ユーザーには、うれしい環境だろう。

タッチモニター用のロータリーコントローラーなどは備わらないが、標準システムの画面レイアウトは整然としていて、操作性は良い。右側にはメニューバーが表示され、ナビの呼び出しやスマホとの連携も簡単。ワイヤレス充電パッドも備わる。

運転支援システムは、メーター用モニターのトリップコンピューター側から変更可能。必要ない機能をオフにするのに、タッチモニターへ触れる必要はない。

走りの印象とスペックは、日産キャシュカイ(デュアリス) e-パワー(2)にて。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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