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梅雨のドライブはこれで万全!雨の日でも安心な中古車7選

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梅雨のドライブはこれで万全!雨の日でも安心な中古車7選

中古車購入 [2025.06.13 UP]


梅雨のドライブはこれで万全!雨の日でも安心な中古車7選
 梅雨入りが目前に迫り、まもなく雨の季節がやってくる。クルマにとって雨は天敵。視界も悪くなるし、洗車するのも億劫。また、濡れた傘を持ちながらの乗り降りも厄介である。そこで今回は、雨の日でも安心のクルマをご紹介しよう。

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『雨に強い車』ってなんだろう?機能から考えてみる
 梅雨になると、雨に強いクルマが頼れる存在。でも、具体的にどういうクルマが雨に強いといえるのだろうか。今回は3つの視点から『雨に強いクルマ』を考えてみた。

(1)防水素材のインテリア

 雨の日は靴や上着が濡れてしまい、室内に乗り込むのをためらってしまいがち。そんな時に心強いのが、防水素材のインテリア。撥水加工されているシートやラゲッジルームのおかげで、濡れていても気軽に拭き取れるのがメリット。濡れた傘があっても防水素材のインテリアなら安心だ。

(2)ピラーレスのドア

 地味にあると嬉しいのがピラーレスのドア。雨が強く降っている日は、車内にスムーズに乗り込めるピラーレスドアは大活躍。特に開口部の大きいミニバンやスーパーハイトワゴンであれば雨の日は心強い。また、ハンズフリーで開閉できる機能があれば、さらに便利になるだろう。

(3)4WD

 滑りやすいウェットコンディションは、4WD車を選ぶとよい。特に雨天の高速道路は4WDの真価を発揮できるシーンだ。ここ最近はSUVブームということもあり、積雪地方でなくても4WDが選ばれることは多くなっている。雨はもちろん、多くのシチュエーションで頼りがいがあるのが4WDの魅力といっていいだろう。


撥水加工シートを採用した「ダイハツ ウェイク」

中古車価格帯:50万円~190万円

 クルマの室内は湿気が大の苦手。一見綺麗に見えてもカビの温床になりがちだし、機密性が高いゆえ一度濡れたら乾燥しにくいのが理由だ。だから雨の日はあまり乗りたくないものだが、そんなネガティブを払拭してくれるのがダイハツ ウェイク。その秘密はなんといっても、撥水加工のファブリックシートを採用したこと。さらにリアシート背面は塩化ビニル加工が施され、濡れた買い物袋も気軽に置くことができる。また、ワンタッチオープン機能付きのスライドドアを採用し、スムーズに乗降できるのもポイント。雨の日に嬉しい装備が詰まったウェイクは、梅雨のドライブを楽しいものにしてくれる。なお、すでに生産終了しているが物件数が多いのでまだまだ買える。100万円以下の低予算から狙えるのも嬉しい。


大開口スライドドアを採用した「ダイハツ タント」

中古車価格帯:80万円~220万円

 ピラーレスのクルマといえば、ダイハツ タント。2007年発売の2代目から採用しているミラクルオープンドアは、現行型でももちろん採用。2019年に発売された現行型では、パワースライドドアの自動オープン予約機能を装備。(ウェルカムオープン機能、グレードにより装備内容は異なる)。雨の日の乗降はさらに便利になった。そのほか、見晴らしがよく広い視界のコックピットは見通しの悪い雨天時でも安心して走れる。予防安全機能「スマートアシスト」も装備されるのも魅力である。モデル末期となったタントは中古車市場に多くの物件が流通。ただし相場は極端に値崩れしておらず、価格帯はおよそ80万円からとなっている。


雨の高速ツーリングは任せろ「スバル レヴォーグ(先代)」

中古車価格帯:90万円~300万円

 高性能なステーションワゴンといえばスバル レヴォーグ。2014年にレガシィツーリングワゴンの実質的な後継モデルとして登場し、今でも高い人気を集めている。このクラスのワゴンは2WD車を基本とするのが普通だが、レヴォーグは全車4WDを採用。低重心の水平対向エンジンと相まって、雨の高速ツーリングも安心感は抜群なのだ。また、アイサイトをはじめとする安全装備が充実しているのも魅力。なお、スバルの4WDは積雪地帯でも大活躍。日常からレジャーまで幅広く活躍してくれるモデルである。初代の中古車は価格がかなり下がり、現在は100万円以下の物件も目立ってきた。


足でドアを開閉できる「トヨタ シエンタ」
中古車価格帯:200万円~350万円

 乗降しやすいミニバンは、雨の日の移動の心強い味方。2022年8月に登場した現行型シエンタは、扱いやすいボディサイズと広い室内が魅力のコンパクトミニバンである。インテリアにはドアポケットやカップホルダーが各所に設置されるほか、ファブリック素材を用いたインパネなど、ホッと一息できる室内が特徴。それでいながら最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が全車標準装備となるなど、安全性も文句なし。フロア高はわずか330mmと低く、1200mmの大きな開口部のスライイドドアにより、乗り降りしやすいのが特徴。また、「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」の採用もトピックである。この装備は、キーを携帯していれば、フロントドア下側に足を出し入れすることでスライドドアを自動で開閉できるというもの。傘で手が塞がっているときなどは大助かりである。ちなみにこの装備、「Z」系グレードに標準装備されるほか、「G」系グレードにメーカーオプション設定となっている。

 現行型シエンタの中古車価格帯は200万円~350万円となっており、高値安定傾向。パワートレインはガソリンとハイブリッドが設定されるが、物件数は圧倒的に後者の割合が多い。グレード別に見ると「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」が標準装備される「Z」系が多い。


撥水加工のラゲッジ「日産 エクストレイル(先代)」
中古車価格帯:70万円~280万円

 アウトドア向けのSUVも雨の日には心強い存在だ。特に注目なのが、ミドルクラスSUVの日産 エクストレイル。今回紹介するのは2013年12月に発売された先代モデル。駆動方式はFFと4WDから選択可能で、後者なら滑りやすい雨天時も安心。2017年6月のマイナーチェンジでは、最新の運転支援技術「プロパイロット」が装備されるのも注目のポイント。また、大容量の防水フレキシブルラゲッジを採用し、濡れた荷物がしっかり積めるのも心強い。濡れてもサッと拭くだけでOKだから、気兼ねなく使える。雨の日はもちろん、ウィンタースポーツなどでも活躍してくれるはずだ。

 先代モデルは、エクストレイル全世代のなかで中古車物件が最も多く、価格も手頃で買いやすいのが特徴。中古車価格帯は70万円~280万円と幅広く、100万円以下の物件も存在するのが魅力。ただし高年式は高値をキープしており、先代モデル全体の平均価格は148万円となっている。低価格帯のものは走行距離が伸びているものが多く、コンディション重視で選ぶ際は注意したい。


水溜まりもグングン進める「スズキ ジムニー」
中古車価格帯:140万円~250万円

 軽自動車ながらも本格オフローダーとして人気のスズキ ジムニー。現行型は2018年7月に登場し、1.5Lモデルのジムニーシエラとともに多くのファンから支持されているモデル。従来モデルと同様ラダーフレームを採用するが、この世代でプラットフォームが一新され新設計ラダーフレームが導入された。ねじり剛性を約1.5倍に高めたほか、車体とフレームをつなぐマウントゴムを新設計としたことで、乗り心地や操縦安定性が向上した。アプローチアングルは41度、ディパーチャーアングル48度、最低地上高205mmを確保するほか、2WDと4WDを切り替えられるパートタイムを採用することで、大雨でぬかるんだ場所でも楽々と走破可能。どんな天気でも安心してドライブできるのがジムニーの最大の強みだ。

 人気モデルゆえ、中古車相場は安定傾向にある。中古車価格帯は140万円~250万円(フルノーマル車)。このほか、リフトアップ車や内外装のカスタマイズ車が数多く流通しており、これらはフルノーマル車よりも高額で販売されている。物件数が多く、コンディションの良好が個体が多いので買いやすいのが特徴。


濡れた傘を収納できる特殊機能をもったクルマも!「スズキ ワゴンR」
中古車価格帯:40万円~160万円

 シンプルだけど使い勝手がよい軽自動車といえばスズキ ワゴンR。現行モデルは、2017年2月に発売された6代目である。この世代は3タイプの外観が用意され、好みに合わせて選ぶことができる。また、軽ワゴンでトップクラスの33.4km/L(JC08モード・2017年2月時点)の燃費性能も魅力で、実用軽自動車として文句なしの使い勝手を誇る。そんなワゴンRで注目なのが、リアドアの両側に装備されたアンブレラホルダー。傘についた雨水は車外に排出されるので、濡れたまま傘を収納できるのが特徴だ。そのほか、ステアリングの前にインパネアッパートレイが装備されるなど、細かな気配りが嬉しい。


ワゴンRのアンブレラホルダー
 モデル末期であるが、中古車相場は安定傾向。中古車価格帯は40万円~160万円となっており、100万円台前半の予算で手広く探せる。3つのフェイスがあるが、中古車市場の中心となっているのはシンプルなデザインの「FA」と「ハイブリッドFX」。「ハイブリッドFZ」やスティングレー系の割合は少ないものの、物件全体のボリュームがあるので自由に選べる。


ほかにも雨対策をしっかりと
 今回は、雨をキーワードにしたクルマを7モデルピックアップしてみた。しかしここで紹介したモデル以外でも、雨対策をすることで梅雨時期のドライブはグッと楽しくなる。たとえばガラスを撥水にするスプレーを使えば、雨でも視界がクリアになる。ほかにも市販の防水シートカバーや、傘の収納用品などもたくさん販売されている。このようなアイテムを賢く使いながら梅雨時期を乗り越えよう。


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文:グーネット
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みんなのコメント

2件
  • ******
    5年ぐらい前だったか台風で多摩川が決壊水域になり
    一部が水路を通って溢れでて避難、浸水家屋が出た
    その時自衛隊が派遣されたんだが、酷かったのが地元調布の不動産屋。
    査定と称してSUVで被災地を走り廻り、めちゃくちゃやった
    宅建本部にクレームはいり、その業者を特定したが
    本人達は自慢げに、俺たちが一番乗りでカッコいい
    さすがSUVだろ?って総会で発言
    不動産屋なんて反社なんだよ
  • motorider
    堂本光一氏は晴れ用にフェラーリ、雨用にBMWのSUVを所有。かっこよすぎる。もし、クルマに心があったならBMWは雨の日は走らせないでと言うかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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