シトロエンから独立したラグジュアリーブランド「DS」からDS 4の発売がアナウンスされた。世界的なコロナ禍のなかで着実にシェアを伸ばしてきたDSブランドの最新モデルは、そのデザイン性とともに要注目だ。
その他、プジョー、ルノー、ジャガー、アウディ、アバルトら輸入メーカーの特別仕様車・限定車・新型車最新情報をご紹介!
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※本稿は2021年3月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年4月10日号
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■DSオートモビル DS4(ニューモデル・発売日未定)
DSオートモビルは2月9日、4番目のラインナップとなる「DS4」を発表した。
DS4のボディサイズは全長4.4m全幅1.83m全高1.47mとされ、20インチホイールが装備される
DS4では、180psを発生させるガソリンエンジンと110psを生み出すモーターを組み合わせた「E-TENSE」プラグインハイブリッドを採用。
また、運転支援にはフロントガラスに直接進路を表示する拡張ヘッドアップディスプレイ、音声入力を行うIRISシステムなどが搭載される。ボディカラーは全7色とされる。
販売は2021年第4四半期とされており、日本投入時期や価格は未定である。
●価格:未定
■プジョー 208/e-208(一部改良・2月24日発売)
プジョーは208およびe-208の一部仕様を改良したモデルを2月24日より販売開始した。
パノラミックガラスルーフは208 GT、e-208 GTの二車種にオプションとして設定され、価格は10万2000円
今回の改良によって208に搭載される1.2L直列3気筒ターボエンジンの燃費が17km/Lから17.9km/Lへと向上。排ガス基準四つ星レベル(50%低減認定車)を取得したことで、ガソリンエンジン搭載車は全グレードでエコカー減税の対象車となった。
グレードごとでも内容が変更され、最上級グレードの「GTライン」は「GT」へと改称され、208 GTでは17インチアルミアロイホイールのカラーがダークグレーへと変更、さらにフロントシートにはシートヒーターを標準装備とした。
208アリュールでは他のグレードと同じく燃費改善に伴ってエコカー減税対象車となり、208スタイルではヘッドライトがLED化、ホイール色がグレーとされた。
価格もe-208アリュールを除いた4グレードで改定されており、208スタイルでは従来価格より10万円高の249万9000円。アリュールでは3万円高の262万9000円。GTでは6万円高の299万円。e-208 GTでは3万円高の426万円となった。
グレード間での最大価格差は最高値の「208スタイル」と「e-208 GT」とを比べて176万円差。
●価格:249万9000円~
■ルノー トゥインゴ バイブス(特別仕様車・2月18日発売)
ルノーはトゥインゴにオレンジ色のアクセントを加えた特別仕様車、「バイブス」の販売を2月18日より開始した。
オランジュバレンシアM、ブランクオーツM、ノワールエトワールMの全3色を設定
EDCをベース車として、内外装ともにオレンジのアクセントを散りばめたデザインで、全3色の専用カラーを用意。
その他、バイブス専用装備としてサイドストライプ、16インチアルミホイール、オレンジホイールボルト、専用プレート、オレンジ内装トリムなどを装備している。
価格はベース車のEDCと比較し14万5000円高の219万円。
●価格:219万円
■ジャガー F-PACE(一部改良・2月18日受注開始)
ジャガーは2月18日よりインテリア、エクステリアの刷新とパフォーマンスをより向上させた2021年モデルのF-PACEの受注を開始した。また、2021年モデル発売を記念した「ローンチ・エディション」も30台限定で発売した。
フロントフェイスも刷新され、Jを象った”ダブルJ”LEDヘッドライトが採用された
今回の改良でエクステリアデザインは、前後バンパーやLEDライトなどのエクステリアデザインを刷新、新デザインのアロイホイールを4種類追加。
インテリアもレザーの刺繍などでラグジュアリーな仕上げとなっている。インターフェースでは11.4インチのカーブドタッチスクリーンを採用し、「Pivi Pro」と呼ばれる最新インフォテイメント・システムを標準装備とした。
さらに専用のデータプランに加入するとデータ容量を気にすることなく天気予報、カレンダーなどのアプリケーションを使用することもできる。
エンジンラインナップはマイルドハイブリッドを組み合わせた204psを発生させる2L直列4気筒ディーゼルエンジン、2L直列4気筒ガソリンエンジン、そして550psを絞り出すスーパーチャージャー付き5L V型8気筒の3つをラインナップ。
F-PACEの価格は710万円から、一番上のグレードであるSVRとの価格差は640万円差となる。また、30台限定のローンチ・エディションの価格はベース車のR-ダイナミクス HSE P250と比較して178万1000円高の1068万1000円。
●価格:710万円~
■アウディ Q2(一部改良・5月発売予定)
アウディは2月24日、SUVのQ2に4年ぶりの大幅改良を行ったモデルを5月に発売すると発表した。
1stエディションではアウディスポーツ19インチホイール、マトリクスLEDヘッドライトを標準装備する
今回の改良で内外装ともに進化し、エクステリアはかつてのアウディ スポーツクワトロをイメージした3分割スリットをボンネット先端に設け、またフロントバンパーの開口部拡大など各所のデザイン変更をすることでよりスポーティな印象を持たせている。
ボディカラーも新色となるアップルグリーンメタリックを追加した5色を設定。
室内は、メーターパネルに12.3インチ液晶ディスプレイを装備し、Audi Connectなどのインフォテイメントシステムを搭載する。
運転支援システムでは、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストの機能を統合したアダプティブクルーズアシスト、それに加えてサイドアシスト、ハイビームアシストなどをセーフティパッケージとして設定する。
パワートレーンは全グレードとも1.5L直列4気筒ターボエンジンを搭載。150psを生み出すエンジンに7速Sトロニックが組み合わされる。駆動形式はFFのみ。
グレードは35 TFSIアドバンス、35 TFSI Sラインの2グレードが設定され、アドバンスは394万円、Sラインはアドバンスより36万円高の430万円となる。
また、導入記念モデルとしてSラインをベースとし特別装備を持つ1stエディションも125台限定で販売する。こちらは544万円となる。
●価格:394万円~
■アバルト 595 モンスターエナジーヤマハ(限定モデル・2月2日発売)
アバルトは2月2日より、「595」をベースにMoto GPで活躍するヤマハ・ファクトリー・レーシングとモンスターエナジーのコラボで生まれた限定車、595モンスターエナジーヤマハを60台限定で販売した。
ベースの595ピスタにレコードモンツァ、17インチホイールなどの装備が盛り込まれた
カラーリングは、Moto GTマシンのヤマハ「YZR-M1」をオマージュしたもので、モンスターエナジーとヤマハ・ファクトリー・レーシングのロゴを入れることでよりファクトリーマシンのような雰囲気をまとっている。
価格はMT仕様で340万円、MTA仕様の場合357万円。
●価格:340万円~
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