もくじ
ー 100年に1度の変革期 「利活用」の時代へ
ー C-HRを60台使用 10カ月の実験
100年に1度の変革期 「利活用」の時代へ
トヨタとパーク24は、東京都心の一部におけるカーシェアリングサービスの業務提携を開始する。
「移動の自由や楽しさ」と「安全/安心な移動」を誰もが享受できるモビリティ社会の実現をめざし、トヨタのモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)を活用した新たなサービス開発を視野に入れたトライアル実施に関する合意書を締結した。
自動車業界が100年に1度の変革期にある中、クルマは従来の「所有」だけでなく、カーシェアリング等の「利活用」のニーズが高まっていると、両社は考える。
両社はこれまで、すべてのひとが自由に楽しく移動できるモビリティ社会を実現したいという共通の志のもと、2015年4月からパーソナルモビリティを活用したシェアリングサービス「Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive」、「Times Car PLUS × Ha:mo」といった実証実験を実施するなど、新しい都市型交通ネットワークの構築による自由な移動の提供、低炭素で快適な都市/まちづくりへの貢献に取り組んできた。
具体的に、どのような活動をおこなうのだろう?
C-HRを60台使用 10カ月の実験
今回の取り組みは、さらなる連携強化を視野に入れたトライアルの位置づけで、パーク24のカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の対象車両にトヨタの通信型ドライブレコーダー「TransLog」や両社のカーシェアリング機器を搭載。
車両数2万台以上、会員数90万人以上を抱える「タイムズカープラス」の運営を通じてパーク24が構築したカーシェアリングサービスのオペレーションシステムをベースに、トライアルから得られた情報をMSPFの構築/機能拡充につなげるとともに、両社のノウハウを活かしながら、将来のモビリティサービス、および車載端末/システム開発に向けてトヨタとパーク24で検証を行う。
これにより、車両の安全性向上、および車両メンテナンスの効率化/無人化の推進などにつなげていきたいと考えている。
なお、4月に立ち上がるトヨタモビリティサービス株式会社(本社:東京都中央区、社長:村上秀一(トヨタ常務役員))も連携し、同取り組みを推進。本トライアルに使用する車両は「C-HR」60台、期間は2018年6月から2019年3月末までの10カ月間を予定している。
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