昭和レトロを詰め込んだインテリアに注目!
バブル期前夜、大人数で出かけることが“豊かさ”の象徴だったあの時代に、多くの人が憧れたワンボックスカーが存在しました。時を経て日産「ホーミー コーチ」を入手した高原久雄さんは、普段は働くクルマ、イベント時には懐かしの昭和グッズを詰め込みカーライフを楽しんでいます。
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幼いころの記憶が呼び起こした1台
旧車との付き合い方はいろいろある。最近はエンジンを運転席の下に搭載するキャブオーバーのワンボックスカーの人気が高まっている。現在でこそファミリーカーの主流はミニバンになっているが、バブル期前夜とも呼ばれる1980年代、クルマは一家に一台という時代においては大人数で移動できて、たくさん荷物を積み込めるワンボックスカーは憧れの存在になっていた。
1984年式の日産「ホーミー コーチ SGL」のオーナーである高原久雄さん(55歳)は、そんな懐かしい時代の空気が感じられる旧車をこよなく愛するクルマ好きだ。購入のきっかけは、電気工事の仕事に使えるクルマはないかと探しはじめたこと。新しいクルマには興味がなかったので、購入するなら旧車と決めていた。
ある日、子どものころに親戚の叔父さんが乗っていて「広くていいな」と思った1台のことを思い出したという。そこから車種を調べ、ようやく判明したのがホーミー コーチというわけだ。しかし、購入までは簡単にはいかなかった。当時のクルマの“あるある”で、廃車後すぐに解体・スクラップにされる時代背景がネックとなり、現存数が非常に少ない。加えて、程度の良い車体もなかなか見つからず、苦労の連続だったと話す。
それでも諦めずに根気よく探し続けた結果、程度抜群の車体が奈良県にあるという情報をキャッチ。福島県からはるばる購入するために向かった。確かに極上車だったので、その場で購入。車検も付いていたため、そのまま乗って帰ってきたという。
普段は働くクルマ、イベント時は“走る昭和部屋”に変身
すでに購入から5年が経過しているが、大きなトラブルといえば、ウォーターポンプが破損して冷却水が高速道路上でダダ漏れになってしまったことくらい。幸いオーバーヒートは免れたが、この型のホーミー コーチはディーゼルターボで、部品がなくて困ったという。たまたま友人が個人売買でパーツを見つけてくれて購入することができたが、それがなければ不動車になっていたとのこと。そのため、今後の課題はスペアパーツ集めだという。
また、普段は電気工事用のクルマとして活躍しているが、イベントに持ち込む時には内装を昭和スタイルに仕上げるのが高原さんの流儀。そこに置かれているのは、高原さんが青春時代を過ごした時期の昭和コレクションだ。キャビンのゴミ箱、1L瓶のコカ・コーラシリーズ、コンポ、カセットテープ、レノマのクッション、ムース、グリコ・アーモンドチョコ、ポスター、フラワーロックなどなど。そして、懐かしすぎる当時の雑誌に囲まれた空間は、“あの時代の俺の部屋”といった感じ。細かく見ていけば、50代に突き刺さるものばかりで、「それ使っていた」「それお世話になった……」なんてものがズラリと並べられていた。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
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