現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 25年前に水冷4バルブエンジンを初搭載した「モンスターS4」へのオマージュ! ドゥカティ新型「モンスター+」の新色“スポーツカラー”のルーツとは

ここから本文です

25年前に水冷4バルブエンジンを初搭載した「モンスターS4」へのオマージュ! ドゥカティ新型「モンスター+」の新色“スポーツカラー”のルーツとは

掲載 4
25年前に水冷4バルブエンジンを初搭載した「モンスターS4」へのオマージュ! ドゥカティ新型「モンスター+」の新色“スポーツカラー”のルーツとは

25年前の“転換点”の色合いを第5世代「モンスター」で再解釈

 ドゥカティの新型「モンスター」シリーズに、グレーとレーシング・レッドを組み合わせた新たな“スポーツカラー”が加わりました。日本市場では、フロントフェアリングとパッセンジャー・シートカバーを標準装備する「モンスター+」として展開されています。

【画像】超カッコいい! 新色“スポーツカラー”をまとったドゥカティ「モンスター+」を写真で見る(10枚)

 既存のドゥカティ・レッド、アイスバーグ・ホワイトに続く3色目となる“スポーツカラー”。そのモチーフとなったのは、2001年に登場した「モンスターS4」です。

「モンスターS4」は、シリーズで初めて水冷4バルブエンジンを搭載したモデル。それまで空冷エンジンを中心としていたシリーズにスーパーバイク由来のパワーユニットを持ち込み、「モンスター」をより高性能なスポーツネイキッドへと進化させました。

 そして今回、「モンスターS4」のグレーとレーシング・レッドを、第5世代となった新型「モンスター」が受け継いだというわけです。

 新型は、890ccの新世代V2エンジンやアルミニウム製モノコックフレームを採用。前世代から4kgの軽量化を果たすなど、車体構成を大きく刷新しています。つまり“スポーツカラー”は単なる懐古的な復刻色ではなく、「モンスター」の歴史におけるふたつの転換点を結ぶカラーリングと見ることができます。

“スポーツカラー”はグレーを基調に、ホイールやシート、フロントフェアリング、テールセクション、フューエルタンクのディテールに鮮やかなレーシング・レッドを組み合わせ、スポーティさとエレガントさを両立。「モンスター+」の引き締まったフォルムが、この配色によってさらにシャープに際立ちます。

 第5世代の新型「モンスター+」は、ヘッドライトから流れるようにつながるショルダー部を備えたフューエルタンク、ライダーとパッセンジャーの一体感を高めるシート、短く引き締まったテールセクションなど、シリーズの本質的なデザインを受け継ぎながら、よりスリムでダイナミックなスタイルへ進化しているのが特徴です。

 パワーユニットには、吸気可変バルブタイミング機構“IVT”を備えた新開発の890cc水冷90度V型2気筒エンジンを搭載。最高出力111ps/9000rpm、最大トルク91.1Nm/7250rpmを発生します。

 3000rpmで最大トルクの約70%、4000~1万rpmでは80%以上を維持する幅広いトルク特性に加え、バルブクリアランスの点検間隔は4万5000km。スポーティな性能だけでなく、市街地での扱いやすさや維持のしやすさにも配慮されています。

 足まわりは、フロントに43mm径のショーワ製倒立フォーク、リアにプリロード調整可能なショーワ製モノショックを採用。タイヤはピレリの「ディアブロ・ロッソ4」で、フロントブレーキには320mm径のセミフローティング・ダブルディスクとブレンボ製ラジアルマウント・モノブロックM4.32 4ピストンキャリパーを組み合わせています。

 また、電子制御が充実しているのも特徴です。それぞれ4種類のライディングモードとパワーモードを備え、走行シーンや好みに合わせて車両特性を変更可能。さらに、コーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール、ドゥカティ・ウイリー・コントロール、エンジン・ブレーキ・コントロール、ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウン2.0を標準装備しています。

 メーターには、5インチカラーTFTディスプレイを装備。ドゥカティ・マルチメディア・システムやターン・バイ・ターン・ナビゲーションのほか、ドゥカティ・パワーローンチ、クルーズコントロールなどのオプション装備にも対応し、スポーツライディングからツーリングまで幅広くサポートしてくれる1台に仕上がっています。

* * *

 新型「モンスター+」の“スポーツカラー”は、単にグレーとレッドを組み合わせた新色ではありません。

 2001年登場の「モンスターS4」は、シリーズ初の水冷4バルブエンジンを搭載し、「モンスター」のスポーツ性能を新たな領域へ引き上げたモデルでした。

 一方、現行の第5世代「モンスター」も、新開発のV2エンジンやアルミニウム製モノコックフレームを採用するなど、車体構成を大きく変えています。

 異なる時代に登場しながら、いずれも「モンスター」の存在価値を変えた2台。その両者をグレーとレーシング・レッドの配色で結びつけたのが今回の“スポーツカラー”というわけです。

 歴代モデルの姿をそのまま再現するのではなく、かつての転換点を象徴する色を現代のモデルに与える。シリーズの伝統と変化の両方を表現したカラーリングといえそうです。

●製品仕様
・価格(消費税込):179万円
・カラー:スポーツ
・シート高:775mm
・車両重量:175kg(燃料を除く)
・エンジン:水冷V型2気筒4バルブ
・総排気量:890cc
・最高出力:111ps(81.6kW)/9000rpm
・最大トルク:91.1Nm/7250rpm
・燃料タンク容量:14リットル(津田昌宏)

文:VAGUE 津田昌宏
【キャンペーン】8月の毎週金・土・日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

半世紀前に登場して北米で大ヒット! いまも語り継がれる伝説の名車カワサキ「Z1」が米国オークションに登場 徹底レストアされた個体の価値は
半世紀前に登場して北米で大ヒット! いまも語り継がれる伝説の名車カワサキ「Z1」が米国オークションに登場 徹底レストアされた個体の価値は
VAGUE
バイク界の“SUV”はどう進化したのか?『トレーサー9』と『GSX-S1000GX』を比較して見えた「突出した日常性」とは
バイク界の“SUV”はどう進化したのか?『トレーサー9』と『GSX-S1000GX』を比較して見えた「突出した日常性」とは
レスポンス
「安くてびっくり」「予想外」「100万円切ったとはいえ」など反響 ホンダ新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」価格100万円以下で発売に注目集まる
「安くてびっくり」「予想外」「100万円切ったとはいえ」など反響 ホンダ新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」価格100万円以下で発売に注目集まる
バイクのニュース
STRIKER CB1000F( ホンダCB1000F)“現代バイクとしてのCB”を引き立てるパーツ開発【Heritage&Legends】
STRIKER CB1000F( ホンダCB1000F)“現代バイクとしてのCB”を引き立てるパーツ開発【Heritage&Legends】
webオートバイ
「カワサキZX-4Rとどう違う?」ホンダ新型「CBR400Rフォア」がSNSで話題に! 新時代の400cc級スポーツバイクが注目を集める理由とは
「カワサキZX-4Rとどう違う?」ホンダ新型「CBR400Rフォア」がSNSで話題に! 新時代の400cc級スポーツバイクが注目を集める理由とは
VAGUE
’70年代ミドル4発の金字塔“ヨンフォア”の現在地! 【後編・アゲイン】【Heritage& Legends】
’70年代ミドル4発の金字塔“ヨンフォア”の現在地! 【後編・アゲイン】【Heritage& Legends】
webオートバイ
ベテランライダーをも唸らせるシブい実力派【カワサキ ニンジャ500&Z500試乗】
ベテランライダーをも唸らせるシブい実力派【カワサキ ニンジャ500&Z500試乗】
モーサイ
16歳で毎朝『モリワキ』に自転車で通ってバイクの乗り方を学ぶ!? ホンダ「CB1000F」モリワキ仕様で「鉄馬」初参戦!!
16歳で毎朝『モリワキ』に自転車で通ってバイクの乗り方を学ぶ!? ホンダ「CB1000F」モリワキ仕様で「鉄馬」初参戦!!
バイクのニュース
「急な生産終了すぎてびっくり」「もう乗れないの?」「いいバイクだったのに残念」など反響 ヤマハ「YZF-R125」「YZF-R15」「MT-125」生産終了を発表
「急な生産終了すぎてびっくり」「もう乗れないの?」「いいバイクだったのに残念」など反響 ヤマハ「YZF-R125」「YZF-R15」「MT-125」生産終了を発表
バイクのニュース
「走る宝石」MVアグスタは今どうなっているの? 日本での今後の展望がいろいろと判明!
「走る宝石」MVアグスタは今どうなっているの? 日本での今後の展望がいろいろと判明!
モーサイ
スズキ「GSX-8T」発売から半年 現在の販売店への反響は?
スズキ「GSX-8T」発売から半年 現在の販売店への反響は?
くるまのニュース
あの頃の2スト500ccが始まりだった……全然曲がらないNSR500、軽快だがピーキーだったRGV-Γ500【ノブ青木のA.M.R. (アオキマニアックレーシング) Vol.1】
あの頃の2スト500ccが始まりだった……全然曲がらないNSR500、軽快だがピーキーだったRGV-Γ500【ノブ青木のA.M.R. (アオキマニアックレーシング) Vol.1】
webオートバイ
どこまで走っても疲れしらず、って最高だよね! 快適なのに一体感のある走りも楽しい 電子制御が充実した「スポーツツアラー」3選
どこまで走っても疲れしらず、って最高だよね! 快適なのに一体感のある走りも楽しい 電子制御が充実した「スポーツツアラー」3選
VAGUE
コピーを超えた「過剰品質」の真実。空冷バーチカルツイン カワサキ「650-W1」の系譜とメカニズムを紐解く記事5選
コピーを超えた「過剰品質」の真実。空冷バーチカルツイン カワサキ「650-W1」の系譜とメカニズムを紐解く記事5選
WEBヤングマシン
“小椋藍に違和感を抱かせない”──クシタニがレーシングスーツに込めた職人技と、それが一般製品と大差ないという事実
“小椋藍に違和感を抱かせない”──クシタニがレーシングスーツに込めた職人技と、それが一般製品と大差ないという事実
webオートバイ
怪物バイク「カワサキZ H2 SE」登場!! 電子制御サスで進化した最強ハイパースポーツ
怪物バイク「カワサキZ H2 SE」登場!! 電子制御サスで進化した最強ハイパースポーツ
ベストカーWeb
BMW「R18」【サクッと読める!現行輸入バイク図鑑】
BMW「R18」【サクッと読める!現行輸入バイク図鑑】
webオートバイ
初登場2018~最新2027モデルまで網羅! 自分好みの一台に出会う。カワサキZ900RS歴代カラー大図鑑【保存版】
初登場2018~最新2027モデルまで網羅! 自分好みの一台に出会う。カワサキZ900RS歴代カラー大図鑑【保存版】
WEBヤングマシン

みんなのコメント

4件
  • sa2********
    こんなのでも売れれば良いよな。
    女の子でもDUCATI乗れる〜って敷居を下げてくれて業界が発展まではもう無理でも、興味ある人に乗ってもらって業界が延命出来れば...
  • utz********
    S4のオマージュか、カッコええな

    デスモはやめ、トレリスフレームもやめ、あんなんはドカやないって賛否両論喧々諤々やな

    もっとも、デスモやめ、タイミングベルトもやめ普通のバイクになったんやろうけどランニングコストは低減するんとちゃうか

    ま、ドカを購入するオーナー、金を気にするような層やないんやろうから、余計なお世話か
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村