FUEGUIAから香水の2種セット発売──香りを重ねて自分だけの調香を！

フェロモン・メッセンジャーと壮麗なマグノリアの香りが織りなす、新たな「コンポジション」の世界にようこそ。

FUEGUIA 1833のポップアップが伊勢丹新宿店メンズ館にて、6月25日（水）より開催される。今回のポップアップでは、FUEGUIA 1833を初めて体験する人にもおすすめの、5ml Perfumeの2種セット「Bitácora de Composición（ビタコラ デ コンポジション）」が初登場する。

ビタコラ デ コンポジションには、フェロモン・メッセンジャーとして、肌本来の香りを引き立てる「Muskara Phero J.」と、壮麗なマグノリアの木と流れ落ちる水の透明感を映し出す「Agua Magnoliana」をセレクト。それぞれの香りは単体でお楽しみいただけるが、"コンポジション"にも最適だ。

コンポジションとは、香りを重ねることで、新たな表情や奥行きを引き出す方法である。複雑に構成された香りが肌の上で溶け合い、組み合わせによって思いがけない変化が生まれる。単にレイヤーを重ねるのではなく、香りの相互作用を通じて自分だけの香りを創りあげる、FUEGUIA 1833ならではの香りの探求方法だ。

「Muskara Phero J.」を広い範囲に纏った肌に、コンポジションすることで、香りは自然に調和しながらも、自分だけの香りへと変化していく。

7月9日（月）には、「Muskara Phero J.」と南米パタゴニアを旅したチャールズ・ダーウィンの記録に着想を得た作品「Darwin」のセットも登場予定。この他、豊富な種類のPerfume Collectionをはじめ、古来より続く香水の伝統において、最も古く、最も原始的な手法にインスピレーションを受けたPura Esenciaや、空間に香りを届けるCasa Collectionも展開する。

FUEGUIA 1833は、2010年にジュリアン・ベデルによってブエノスアイレスで設立されたペルフーメラボラトリーである。科学的な研究と芸術的な探求を融合させた香水創作が行われ、南米の豊かな文化、歴史、風景からインスピレーションを受けた独創的な香りを生み出している。現在、FUEGUIA 1833はイタリアのミラノ近郊、チニゼッロに拠点を置き、3,000種類以上の原材料を使用して、約130種の香水を限定生産している。

ブランド名となった「FUEGUIA」は、19世紀の探検家フィッツロイとダーウィンがパタゴニアで先住民ヤガネス族と交流した歴史的な瞬間に由来している。この交流により、貴重な知識と自然の恵みをもたらしたが、一部は乱用されることもあった。FUEGUIAという名前は、こうした歴史的な出来事を記憶し、ヨーロッパとアメリカ大陸の文化的交流を象徴するものとして、現代に美しく息づいている。

創設者兼CEOのジュリアン・ベデルは、独学でアーティスト、音楽家、弦楽器制作者、研究者としての道を歩んできた。FUEGUIA 1833において香りの言語に自己のアイデンティティと内なる好奇心を表現する場を見出し、全ての香水の調香や成分の研究、店舗のデザインに至るまで、FUEGUIA 1833の香水コンセプトを形作っている。

自然と芸術が融合したFUEGUIA 1833の多層的な世界——それは単なる香水を超えた、まさに嗅覚の芸術として、私たちの感性に新たな次元をもたらしてくれるに違いない。

Bitácora de Composición III-XXV内容：Agua Magnoliana（5ml）、Muskara Phero J.（5ml）※各1本ずつ/ウッドボックス入り
販売価格：¥9,570（税込）
発売日：2025年6月25日（水）

FUEGUIA 1833 POP UP Gallery期間：2025年6月25日（水）～ 9月30日（火）
住所：伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション
営業時間：10時00分~20時00分
お問い合わせ：伊勢丹新宿店 メンズ館 1階 コスメティクス 03-3352-1111（大代表）

FUEGUIA 1833住所：東京都港区六本木6丁目10-3 グランド ハイアット 東京 1F ロビー
営業時間：11時00分~20時00分
Tel：03-3402-1833
URL：https://fueguia.jp/

文・高田景太（GQ）