2024年F1第12戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(RB)は16番手だった。
気温18度、路面温度29度というドライコンディションで、現地時間16時にセッションがスタート。ほとんどのマシンがミディアムタイヤを履いてコースに出て行き、バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の3台がハードタイヤだ。FP1の序盤にスピンを喫した角田もコースに出ている。
【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリー走行2回目
序盤にトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、わずか3周の走行ながら1分27秒831をマークし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)続く。フェルスタッペンはすぐに新品のソフトタイヤに履き替え、ミディアムでのタイムから0.598秒縮めた1分27秒233を記録した。角田は1分28秒589で8番手だ。
開始から20分を過ぎると徐々にソフトを投入するチームが増え始めた。ルクレールが1分27秒150、セクター1で全体ベストをマークしたヒュルケンベルグが1分26秒990とトップが入れ替わり、今度はマクラーレンのピアストリが1分26秒880、ノリスが1分26秒549でトップに立った。フェルスタッペンは2セット目の新品ソフトを投入したが、ミスがあったためタイムを記録せずにピットに戻った。
残り時間25分を切ったころ、ダニエル・リカルド(RB)に対しエンジニアから「今から15~20分後に雨が降る」と無線が入った。セッション後半は各車ミディアムやソフトでロングランを実施。前戦オーストリアで接触のあったフェルスタッペンとノリスは同じユーズドのミディアムで、タイヤの差は1周あるものの、1分31秒台後半~32秒台あたりの近いタイムで走行を重ねた。RBはタイヤを分けて角田がソフト、リカルドがミディアムだ。
残り時間6分を切ろうかというところで、国際映像のカメラにも雨粒が落ち始め、ピットウォールにいる各チームのクルーが雨の様子を伺っていた。このタイミングで各車ピットに戻り、そのまま走行を終えることに。最後に9台のマシンがインターミディエイトタイヤを履いてコースに向かったが、タイムシートに変更はなかった。
FP2のトップはノリス、2番手がピアストリとマクラーレンがワン・ツーでセッションを終え、3番手にはペレスが続いた。4番手以降はヒュルケンベルグ、ルクレール、ハミルトン、フェルスタッペン、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ストロール、ジョージ・ラッセル(メルセデス)というトップ10になっている。
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