9月12日、2025年MotoGP第16戦サンマリノGP MotoGPクラスの初日のプラクティスがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは12番手、アレックス・リンスは20番手で初日を終えた。
ヤマハの新型V4エンジン搭載マシンがグランプリデビューを果たしたサンマリノGP。ワイルドカード参戦のアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)が走らせるそのマシンに注目が集まるなか、気温26度、路面温度29度のドライコンディションでフリー走行1回目がスタートした。
V4エンジンのヤマハ、旧型マシン2台を破る。M.マルケスは午後にタイムを上げトップ/第16戦サンマリノGP
ヤマハファクトリーチームのクアルタラロとリンスはともにフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤを履いてコースインする。クアルタラロは序盤から1分31秒台のラップタイムをマークし、最初のランを終えた時点で4番手につける。2回目のランでは同じタイヤで周回を重ねると、終盤にフロントのみニュータイヤに替えてアタックを実施し、1分31秒591で2番手となった。
リンスはコースに慣れるまでに時間を要したようで、セッションを通して1分32秒から33秒のラップタイムを刻む。最終アタックで自己ベストを更新したものの、1分32秒471で18番手に留まる結果となった。
午後の1時間のプラクティスは、路面温度が37度に上昇した。クアルタラロはミディアム/ソフトでコースインし、1回目のランで1分31秒427の4番手タイムをマークし、その後も安定したペースでラップを重ねる。
予選Q2直接進出を争う終盤のアタック合戦では、まず新品のミディアム/ソフトでアタックランを行い、1分31秒133で5番手に入る。前後ミディアムに替えて臨んだ最後のランでは、他者の転倒よるにイエローフラッグの影響を受けつつも、最終アタックで1分31秒090と自己ベストを更新。しかし、上位ライダーが1分30秒台に上げたこともあり、最終的に12番手で初日を終えた。
一方のリンスは、セッション前半を前後ミディアムでロングランのシミュレーションを実施。後半はミディアム/ソフトに切り替えて、アタックランを行い、徐々にタイムを縮めていく。終盤はクアルタラロと同じくイエローフラッグに翻弄されつつも、最終アタックで1分31秒682で自己最速ラップをマーク。しかし、ライバルの上げ幅には届かず20番手となり、ヤマハのふたりは予選をQ1から挑むことが決まった。
ヤマハ勢においては、プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPのジャック・ミラーは1分31秒572で17番手、ミゲール・オリベイラがプラクティスで1分32秒369で22番手で終えている。ワイルドカードで参戦し、新型V4エンジン搭載のプロトタイプマシンを走らせたアウグスト・フェルナンデスは、プラクティスで1分31秒678で19番手となった。
ファビオ・クアルタラロ(FP1:2番手、プラクティス:12番手)
「今日は良い感触を見つけられなかった。残念だよ。グリップが足りないというよりは、不安定さを感じていて、自信を持てない原因になっている」
「タイヤによってフィーリングが違っていて、プッシュするために必要な感覚が得られていない。初日を12番手で終えることに満足はできないけど、明日は何ができるのか確認していきたい」
アレックス・リンス(FP1:18番手、プラクティス:20番手)
「他のレースウイークと比べると、今日は良い金曜日だった。かなりうまく取り組めたと思う。(プラクティスの)タイムアタックでは、さらに0.2秒ほど縮められたはずだったけど、イエローフラッグが多く出ていて、最初のラップでアタックできなかった。ただ、その0.2秒をゲインできてもトップ10外だったけどね」
「ソフトタイヤでタイムを伸ばせなかったのは正直驚いた。かなり不安定だったよ。改善の余地は大きいと思う。今日は簡単な1日ではなかったけど、明日はどこまでいけるか確かめていきたいね」
[オートスポーツweb 2025年09月13日]
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