屋外、屋内、車内で使える地デジアンテナ＆ブースターのおすすめ11選

いまやケーブルテレビが全盛の時代。地デジの電波もケーブルで配信されることが多くなり、昔に比べ屋根に立つテレビ用アンテナも減ってきた。それでも郊外の戸建てや、古いマンションなどではケーブルに対応していない場合もあり、まだまだテレビ用アンテナの出番はある。今回は屋外、屋内、また車内でも使える地デジアンテナと、電波が弱いときに使えるブースターを紹介していこう。

【目次】

・屋外で使える小型の地デジアンテナのおすすめ3選

・屋内や車内でも使える高性能地デジアンテナのおすすめ4選

・電波が弱いときにはこれで増幅！地デジアンテナ用ブースターのおすすめ4選

屋外で使える小型の地デジアンテナのおすすめ3選

昔は屋根の上に高く立っているのがテレビ用アンテナだったが、最近は壁に取り付けたり、ベランダに取り付けられたりするものまで多くのタイプが揃っている。住んでいる環境に合った製品を選ぼう。

ANTOP ANTENNA UFOアンテナ

1980年に創業したアンテナメーカー「ANTOP」の製品。アメリカが本拠地だが、日本でも多く販売されている。720°全方位で受信できるのがこのアンテナの特徴で、ブースターが内蔵され、受信範囲は105kmとなっている。壁だけでなくポールにも取り付けられ、自分でも設置可能。

ANTOP ANTENNA AT-JP413

こちらもANTOPの製品だが、平面型。受信方位は360°で、受信距離は88km。抗UVコーティング、防水デザインなどを採用し、高い耐久性がウリの一つだ。軽量、小型でベランダの手すりなどにも設置可能。自分で設置できるのも嬉しい。

DXアンテナ UHF平面アンテナ(26素子相当)

こちらも日本の有名アンテナメーカー、DXアンテナの製品。豪雨や強風にも強い平面タイプのデザインで、壁に取り付けることも可能。内蔵するアンテナの素子は20素子と26素子から選べ、値段が倍近くになってしまうがブースター内蔵のモデルもある。周辺の電波環境が良くないと感じるなら、素子数とブースターの有無でモデルを選ぼう。色も4色（ブラウン、ライトブラウン、ホワイト、ブラック）揃っている。

屋内や車内でも使える高性能地デジアンテナのおすすめ4選

外にアンテナが取り付けられない場合は、屋内用の地デジアンテナを使ってみよう。窓の近くに設置すれば、かなりクリアに受信できる可能性もある。また、車の中でテレビを観る用に、窓に貼り付けるタイプの地デジアンテナもある。

XFTREE　WHITE-1

信号ブースター付きで、受信範囲は100kmの室内アンテナ。室内の壁や窓ガラスに貼り付けて使うことができるので、場所を取らないのが魅力。USB給電対応で価格もリーズナブルと、手に入れやすい。

N NEWKOIN 卓上TVアンテナ

ブースター付きで受信範囲は120km、壁に設置できるほか、据え置きでも使える屋内用地デジアンテナだ。低周波のVHF(170?240MHz) から高周波のUHF(470?860MHz)の幅広い周波数帯域に対応。こちらもUSB給電に対応している。色はブラックとホワイトの2色展開。

Morza　卓上アンテナ

コンパクトで設置に場所を取らない卓上アンテナで、メーカーは窓際に置くことを推奨している。ブースター内蔵で受信範囲は120km。低周波のVHF(174?230MHz) から、高周波のUHF(470?862MHz)の幅広い周波数帯域に対応している。USB給電対応で、とてもリーズナブルなモデルだ。車内と家庭用に設計されている。

gbt フィルムアンテナ 楕円型

フロントガラスで視界を遮らない場所や、リアガラスに貼り付けて使う、ワンセグ・フルセグ兼用のフィルムアンテナ。ブースターも付属していて、電圧は12V。シガーソケットからの給電を想定した、自動車専用のアンテナというわけだ。価格はとてもリーズナブルで手に入れやすく、走行中に電波を安定させたいときなどには最適なアンテナだ。ただし、ドライバーは走行中にテレビを視聴すると、道路交通法違反となるので注意。

電波が弱いときにはこれで増幅！地デジアンテナ用ブースターのおすすめ4選

ケーブルで電波が配信されていても、電波が弱く画像がクリアに映らない場合がある。また家の近くに高い建物があるとどうしても電波は弱くなりがち。このようなときは、電波を増幅するブースターがおすすめだ。

DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター　CU43AS

2K、4K、8Kに対応する、DXアンテナのCS/BS-IF・UHFブースター。電波を配信する機器の数に応じて、スイッチ一つで入力レベルを33dBと43dBに切り替えられる。コンパクトでとても高性能な、デュアルブースターだ。

マスプロ UB18L-P

日本有数のアンテナメーカー、マスプロが販売するUHFラインブースター。アンテナ線とテレビの間につなぐ製品だが、UHF用なのでBS・CSの電波が混合している場合には使用できない。その分、とてもリーズナブルで、地デジだけを観るという環境であれば最適なモデルだ。

OHM 卓上ブースター 電波 増幅 簡単接続 テレビ きれいな画像_AN-0557 04-0557

日本の電機メーカー、オーム電機が製造するテレビブースター。地上デジタルの電波を増幅し2台のTVやHDDレコーダ等に分けて接続可能。価格はリーズナブルで、取り扱いもカンタン。あまり電機に詳しくない人でも扱いやすい製品だ。

日本アンテナ NAVB33UE-BP

日本アンテナの販売する、4K8K対応の高性能卓上型ブースター。設置場所に合わせてタテでもヨコでも置ける、スリムなモデル。本製品は33db型だが、それとは別に22db型もあり、電波を配信する機器の数に合わせてモデルを選べる。配信数と価格でモデルを決めよう。

※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。

文／ねこリセット