レッドブルのマックス・フェルスタッペンはF1カナダGPで2位となったものの、タイトルを争うためにはもっとペースが必要だと語った。
フェルスタッペンはカナダGPでは予選2番手を獲得。前戦スペインGPでの因縁があるジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションで隣に並ぶ形でレースを始めた。
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序盤にフェルスタッペンはラッセルに迫ったものの、徐々にペース差が現れてしまいフェルスタッペンは後退。それでもライバルに追い抜きは許さず、ミディアムタイヤスタートから、ハード→ハードと繋いで、最後はセーフティカー先導でフィニッシュ。2位を持ち帰った。
フェルスタッペンはカナダGPを振り返ると、「チームとして今週末は良い仕事をしたと思う」と語った。
「毎週末そう言えるわけではないけど、そう(良い仕事をした)だと思うよ」
「ミスはまったく無かったし、堅実なマシンを手にしていたと思う。ただレースでは全然ペースがなくて、最初の2スティントではタイヤのデグラデーションもちょっと大きすぎたことで、かなり守備的なレースをせざるを得なかった」
「ピットストップでもかなりアグレッシブに行く必要があったんだ。正直、最後のピットストップは特にね。良いタイヤだったけど最後まで行けるか不安もあったけど、幸運にも終盤は燃料が減ってよりコントロールしやすくなっていた。そこはポジティブだったね」
フェルスタッペンは37周目の2度目のピットストップ時に、3番手のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のオーバーカットを僅かな差で防ぐ事ができた点は大きかったとも語っている。
「あれは僅差だったね。アウトラップはグリップがかなり低かったんだけど、僕が前に出ると、キミもアウトラップの低グリップに苦しんでいることが見て取れた。それが今日の鍵だったよ」
「メルセデスは僕よりも全体的に少しペースで上回っていたと思うけど、チームが適切なタイミングで僕をピットに入れる素晴らしい仕事をしてくれた」
なおカナダGPではレース終盤にマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスが、激しい4位争いを展開した。そしてバトルの末にふたりは接触し、ノリスがウォールの餌食となる同士討ちが発生した。
ピアストリはそれでも4位を確保したが、タイトル争いではフェルスタッペンが先着したことで、その差は43ポイントに僅かだが縮まった。
ただフェルスタッペンはタイトル争いに本当に挑むためには、ペースがもっと必要だと語っている。
「僕にはもっとペースが必要だ。今日、僕らがこの位置を確保できたのは、予選でリードできたことと、チームが適切な戦略をとってくれたおかげなんだ。でも常にそういったことを頼りにはできない」
「彼らに勝つためには毎週末、純粋なペースが必要なんだ。今週は彼ら(マクラーレン)が普段よりもちょっと調子を落としていたと思うし、普段ならもっと先行していると思う。もちろん、良い週末になればそれを活かしていくけれど、チャンピオンシップで本当に争っていくためには、まだやるべきことがたくさんある」
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みんなのコメント
前半戦のポイント差と雨での驚異的な走りが無ければ、連続ドラチャンも途絶えてましたね。
今シーズンのマシンは、圧倒的速さじゃ無いけど、フェルスタッペン選手は操り熟してトップ争いしてますね。