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日産新型「エルグランド」初公開! 元祖高級ミニバン大刷新で“打倒アルファード”なるか!? 先進的な箱型デザイン&1.5リッターの「スゴいe-POWER」搭載し26年度発売へ!

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日産新型「エルグランド」初公開! 元祖高級ミニバン大刷新で“打倒アルファード”なるか!? 先進的な箱型デザイン&1.5リッターの「スゴいe-POWER」搭載し26年度発売へ!

■新型「エルグランド」ついに登場へ!

 日産の新ブランドアンバサダーの鈴木亮平さんが「フェアレディZ」とともに登場したイベント「NISSAN START AGAIN 2025」が2025年4月22日開催され、そこでついに新型「エルグランド」のデザインの一部が披露されました。
 
 暗いニュースが続いていた同社ですが、2025年度は、新型「リーフ」や新型「ルークス」と目されている新型軽自動車も登場する予定です。
 
 新型エルグランドは2026年度に発売予定ということも発表され、明るい話題が続くことになります。

【画像】超カッコいい! これが初公開された「新型エルグランド」です! 画像で見る(30枚以上)

 1997年5月に登場した初代は、商用ワンボックスバンをベースにした乗用ワゴンモデル「キャラバン/ホーミーコーチ」の後継的存在で、最高級や新世代、ファーストクラスをうたった乗用前提の高級ミニバンの元祖でもあります。駆動方式は、パッケージングで有利なFF(前輪駆動)ではなく、FR(後輪駆動)でした。

 2代目は2002年5月21日にフルモデルチェンジを受け、トヨタ初代「アルファード」が翌日に発表されたことも話題を集めました。

 筆者(塚田勝弘)は当時、ミニバン専門誌の編集者でしたが、「トヨタが2代目エルグランドに初代アルファードをぶつけてきた…」という見方が多かったのを思い出します。

 トヨタが高級ミニバンに本腰を入れるほど、初代エルグランドのインパクトは大きいものだったのです。

 2代目もFRを踏襲。トラクションがかかりやすく、回頭性の高さなどFRの利点を感じさせつつも、直進安定性はそれなりで、キャビンの広さにも限界があるなどの課題もありましたが、約8年間愛されてきました。

 2010年8月に3代目の現行型にスイッチし、FFベースのレイアウトに大変更されます。

「キング・オブ・ミニバン」を掲げ、低全高による走りの良さとパッケージングの進化も盛り込まれたものの、販売面では代を重ねるごとに高級感を一気に増してきた「アルファード/ヴェルファイア」の後塵を拝することになります。

 そして、約15年ものモデルライフを終えて3代目から4代目にスイッチすることになる新型エルグランド。今回2枚の画像が公開されました。

 フロントはボンネットからAピラー、ルーフまでつながるラインとグラフィカルで先進的なフロントマスク、ヘッドライトが採用されているのがうかがえます。

 エルグランドの特徴である低全高(ローフォルム)を踏襲するのかは分かりませんが、切り立ったボクシーなテールゲート(テールエンド)からは、空間効率の高さとデザインが両立されているものと想像できます。

 リアはルーフエンドスポイラーらしき造形とグラフィカルな横一文字調のリアコンビランプが目を惹きます。

 メカニズムでの目玉は、第3世代となる日産のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載することです。

 第3世代e-POWERは、熱効率を大きく改善し、現在の第2世代よりも高速走行時の燃費を最大15%向上させることを目標に掲げています。

 高効率化に大きく寄与すると予想されるのは、新開発の発電専用1.5リッターエンジンの存在です。新型エルグランドにも搭載されることから、ラージサイズにも対応する動力性能の確保にも目処が立っていると思われます。

 さらに、モーターやインバーターなどの5つの部品をモジュール化することで軽量化した「5-in-1」を採用し、大幅な静粛性と燃費の向上を目指しています。

「エクストレイル」などに搭載される現在の第2世代e-POWERは、一般的にハイブリッド車の泣き所である高速域の実燃費に課題があるようですが、第3世代は、北米向け「ローグ」に搭載される現在のVCターボのように純ガソリンエンジン車との併用はなく、発電専用に特化することになります。

 第3世代は、2021年発表の「STARC(Strong Tumble and Appropriately stretched Robust ignition Channel)」コンセプトが盛り込まれているはず。

 同コンセプトは、リーン燃焼、廃熱回収技術により、熱効率50%を実現するもので、エンジンの熱効率では世界トップクラスになります。

 ライバルのアルファードは、WLTCモード燃費18.9km/Lを誇っており、新型エルグランドがターゲットに据えているのかも気になるポイント。

 また、アルファードが設定するプラグインハイブリッド対策として、三菱「アウトランダーPHEV」の技術を活用するのかなども気になるところでしょう。

※ ※ ※

 新型エルグランドのさらなる詳細は、今後、徐々に明らかにされると思われますが、元祖高級ミニバンとして、王者アルファードに待ったをかけられるかが楽しみです。

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みんなのコメント

76件
  • fcf********
    エルグランドかなり良いと!やっぱり日産だよね〜
    アルベルよりエルグランドのほうがいいよね。
  • 12345
    凄いe-POWERでアルベルを打倒して下さい。
    乗りつぶすまでアフターサービスも適正価格で日産がきちんと責任をもって行って下さい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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