この記事をまとめると
■特別仕様車は上級グレードの装備を装備した「お買い得」モデルであることが多い
おおっ、かなり安くなってきてるじゃん! 2代目となる「GR86&BRZ」中古はどう選ぶのが正解?
■スバルに設定される特別仕様車は装備ではなくデザインなどを特別な仕様とした
■インプレッサとクロストレックにスタイルエディションが用意されている
スバルの特別仕様車はお買い得感高し
「特別仕様車」という言葉を最初に聞いたときは「一体どんなクルマなんだ!?」と思った。「特別な仕様」だから、エンジンや足まわり、内装などをユーザーの好みに合わせてオーダーメイドで作製されるとか?
ところが実際の特別仕様車は、昔も今もあまり変わらず「特別な仕様」とはかなり異なる。上級グレードに装着される装備の一部を中級グレードに割安に装着して「お買い得な特別仕様車」と宣伝するパターンが多い。
たとえば、上級グレードに標準装着されるヘッドアップディスプレイやアルミホイールなど、20万円相当の装備を中級グレードに加えて、価格の上乗せを10万円に抑えるような商品開発だ。発売から数年を経過して、売れ行きが下がってきたころに設定されることが多い。従って、このような「お買い得」な特別仕様車の設定から、人気の動向も判断できる。
これらの特別仕様車は、実際には割安な追加グレード、あるいはセットオプション装着車に近い。ユーザーも特別な仕様とは考えず、ほしい装備が割安な価格で装着されるから購入している。
ところが最近は、オーダーメイドとまではいかないが、グレードとは異なる特徴を備えた特別仕様車も登場している。
とくにスバル車は、中級グレードでもセットオプションが充実している。上級グレードに標準装着される装備の多くをオプションで加えることが可能だ。そうなると、上級グレードの人気装備を割安に装着する特別仕様車は成立しにくい。もともとオプションによって装着できるためだ。
そこで、2025年7月に行われたマイナーチェンジのタイミングで、インプレッサに設定されたスタイルエディションを設定した。なお、ベースモデルは、先進安全装備の内容が見直され、より安全性が高まったほか、新色のシトロンイエローパールを設定する。
スタイルエディションにはブラックを基調とした内外装とした上で、シートやステアリングのステッチをレッドとし、スポーティな雰囲気を演出。加飾やユーティリティ面も、ベースモデルには標準で設定がない内容としお得感を高めた。価格は4WDのST-Hスタイルエディションで、351万4500円となる。
インプレッサと同じタイミングで登場した、クロストレックリミテッドスタイルエディションは、リミテッドをベースに、各部の色彩を専用色に変更している。アルミホイールは切削加工を施さないダークメタリックで、ミラーやルーフレールもブラックだから精悍な印象だ。
その一方で、フォグランプの周囲の装飾は専用のイエローに変わり、効果的なアクセントとしている。内装でも部分的にイエローが使われ、アクティブな印象に仕上げた。なお、クロストレックには新色として、インプレッサと同じシトロンイエロー・パールと、クロストレックのみとなる、サンドデューン・パールが設定されている。
リミテッドスタイルエディションの価格は、4WDが356万9500円だから、リミテッドに比べて12万1000円高い。装備は追加されないため、実用重視のユーザーには魅力が乏しいが、内外装の色彩が気に入ったのであればほかのグレードとは異なる独自の選択肢になる。ファッション性を重視するユーザーは、装備の追加装着とは異なる特別仕様車を探してみるといいだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ドジャース「山本由伸」投手の愛車は「トヨタ車」!? 日本人投手初の偉業“MVP”獲得! 史上最高額の「巨額契約」時に乗っていった「黒いSUV」とは
オランダのF-16戦闘機「18機セットで176円で売ります!」ほぼタダ! 超激安の金額になった理由とは!?
“自衛隊パジェロ”ウクライナで好評も「困ってます」「無理して使ってます」 露呈した装備品輸出の“欠けた視点”
約490万円! トヨタ新「ハチロク」発表! 本格的“6速MT”×超まぶしい「柑橘系イエロー」ボディ採用した“斬新スポーツカー”登場! 新「GR86」加国仕様とは!
1リッターで「約30km」走れる! トヨタ新「“5人乗り”低燃費ワゴン」がスゴイ! 新車約235万円から買える「全長4.4m級」モデル! ひろびろ荷室の「カローラ“ツーリング”」に販売店の反響は!?
重さ約200キロ! 自衛隊がクマ対策で「デカい箱罠」を運ぶ様子が公開される 軽トラから降ろすのも一苦労!?
往年の名車を振り返る!? レジェンド評論家が今また乗りたいクルマとは?
“自衛隊パジェロ”ウクライナで好評も「困ってます」「無理して使ってます」 露呈した装備品輸出の“欠けた視点”
トヨタ「“7人乗り”プリウス」! 使い勝手サイコーの“3列シート”搭載した「ミニバン仕様」! 毎日ちょうどいい“ロングボディ”採用の斬新モデル「アルファ」に大注目!
松道さぬき豊中~大野原IC間に「新インターチェンジ」誕生! 「オリーブ牛」輸送が約4分短縮!?「観音寺スマートIC」26年夏開通でどう変わる?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
それに対して車の車種数ははるかに少ない
車は個性を出すのには向いてない