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フェルスタッペン、ハミルトンとの接触で3グリッド降格ペナルティ。レッドブルは裁定を受け入れ/F1第14戦

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フェルスタッペン、ハミルトンとの接触で3グリッド降格ペナルティ。レッドブルは裁定を受け入れ/F1第14戦

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、第14戦イタリアGP決勝中に起きたルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触について、大部分の責任があると判断され、次戦ロシアGPでの3グリッド降格のペナルティを科された。

 ポールシッターのフェルスタッペンは、スタートでダニエル・リカルド(マクラーレン)に抜かれ、2番手を走行。リカルドがピットインした翌周の23周目にピットに入ったフェルスタッペンは、作業に時間がかかり、9番手で復帰した。4番手を走行していたハミルトンは25周目にピットイン、コースに戻った際に、フェルスタッペンに並ぶことになった。ポジションを争うなかで、ふたりはターン2で接触。ハミルトンのマシンにフェルスタッペンのマシンが乗り上げる、非常に危険な形でグラベルでストップした。幸いふたりに大きなけがはなかったが、ハミルトンは首の痛みを訴えている。

接触リタイアのフェルスタッペン「ペナルティには納得していない。あれはレーシングインシデント」/F1第14戦決勝

 このインシデントは審議対象になり、レース後にふたりとそれぞれのチームの代表がスチュワードから聴取を受けた。スチュワードはさまざまな証拠を検討した結果、フェルスタッペンに大部分の責任があると判断し、次戦3グリッド降格とペナルティポイント2を科した。

「44号車はピットから出てきたところだった。33号車はメインストレートを走行していた。ターン1の手前の50mのボードの時点で、44号車は33号車よりも大きく前に出ていた。33号車はブレーキングを遅らせ、44号車に並び始めた。だが、一連の流れのなかで、33号車は44号車のフロントホイールのすぐ後ろまでしか出ることはなかった」とスチュワードの声明には記されている。

「33号車のドライバーへの聴取のなかで、33号車のドライバーは、このインシデントの原因は、44号車のドライバーがターン1の後でステアリングを切り、33号車のドライバーをターン2のエイペックスに向けて『寄せていった』ことであると主張した。44号車のドライバーは、33号車のドライバーが、非常に遅い段階になって追い越しを試みたが、もっと早く引くか、縁石後ろで左に曲がるかによって、そのコーナーは断念すべきだったと主張した」

「スチュワードは、CCTVの映像により、44号車のポジションにより33号車が縁石に乗り上げることになったが、44号車のドライバーは回避するラインを走っていることに気付いた。一方で、スチュワードは33号車がターン1入口に著しく進入するまでに、一度も44号車に並んではいないことに気付いた」

「スチュワードの意見では、33号車のドライバーが『レーシングルームへの権利』を持つには、このアクションを試みるのが遅すぎた。44号車はインシデントを避けるために縁石からさらに遠ざかることが可能だったものの、スチュワードは彼の位置は妥当なものであると結論づけた。したがって、33号車のドライバーにこのインシデントの責任の大部分があると判定する」

「ペナルティについては、スチュワードは、インシデントそのものだけを考慮に入れ、その結果は考慮しないことを強調する」

 レッドブルにはこの決定について上訴を行う権利があるものの、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、決定を受け入れると述べている。

「3グリッド降格ペナルティに失望しているものの、スチュワードの決定を受け入れる」とホーナー。

「我々は、マックスとルイスの間に起きたことは、純粋にレーシングインシデントであると感じている。両者に言い分はあるものの、究極的には、エキサイティングな選手権のなかで2台がレースからリタイアするのを見るのは悔しく残念なことである」

「今日大事なことは、ヘイローが最終的にその役目を果たしたことであり、これは我々が意図したレースの終わり方ではなかった」


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みんなのコメント

12件
  • レッドブルからすればペナルティ受けてでも、メルセデス優位っぽいモンツァで迎撃出来たのは良かった。
  • このまま、最終戦まで二人の迎撃合戦を繰り返せば、マックスのチャンピオン確定だな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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