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3年後の残価率70%ってバグでしょ…アルファードが「残クレ」で売れまくる納得すぎな理由

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3年後の残価率70%ってバグでしょ…アルファードが「残クレ」で売れまくる納得すぎな理由

 エントリーグレードでも510万円を超える高級ミニバンでありながら、販売台数ランキングにおいて常に上位にランクインするトヨタ「アルファード」。2025年10月の販売も8,086台と、174万円から買える「ルーミー」(8,552台)や207万円から買える「シエンタ」(8,017台)と同じくらい売れている、まさに絶対的王者です。

 これほど高額なクルマでありながら絶対的な人気を維持している理由のひとつが「高い残価率」。もちろん魅力的なクルマであるから人気が集中していることには変わりないのですが、アルファードはほかのクルマに比べて異常に残価率が高いことで知られており、「残価設定ローン」を利用すると月々の負担が驚くほど抑えられるのも、販売を後押しする大きな理由となっています。

【画像ギャラリー】海外需要が価格を押し上げる!高い残価率が国内販売を押し上げている トヨタ「アルファード」(16枚)

文:吉川賢一/写真:TOYOTA、SUZUKI

海外需要が価格を押し上げる!アルファード残価の異常な強さ

 トヨタの高級ミニバンである「アルファード」。販売台数ランキングで常に上位にランクインする人気モデルであり、街中でもその姿を見ない日はありません。家族全員でも快適に移動できる室内空間や、威厳あるスタイリングなど、アルファードには多くの魅力があり、人気モデルであることは納得なのですが、これだけ売れているのには、アルファードの高い残価率も影響しています。

 アルファードは国内だけでなく、マレーシアやシンガポール、タイ、ミャンマーといった東南アジアや中国でも高い需要があります。現地でも新車の正規販売はされているのですがグレード構成が限られているほか、価格が2倍以上も高額です。そのため、日本から輸出されていく程度のいい中古車の人気が高く、これが日本国内の中古車相場を強力に支えています。

 これによってアルファードは中古車相場において値崩れが起きにくく、たとえば、現行アルファードの残価率は、3年目で約70%。一般的には40~50%が相場ですので、アルファードの相場の高さがわかると思います。5年目でも約55%と、一般な相場である40~50%よりも10%~20%も高くなっています。

 この高い残価率によって、将来の下取り額(残価)をあらかじめ設定し、購入金額からその残価を引いた金額でローンを組む「残価設定ローン」のメリットが最大限享受できるのです。たとえば、総額600万円のアルファードを頭金なしの残価設定ローンで購入した場合、3年で月約5万9000円、5年で約5万3000円(年利3.9%で計算)と、500万円超のクルマとは思えない負担感に収まってしまいます。

 「高額なクルマを、比較的少ない負担で楽しめる」。これがアルファード人気の大きな理由のひとつであり、海外需要の強さが国内販売を押し上げるという、人気モデルならではの循環が形成されているのです。

残クレに向くのはアルファードだけじゃない!高残価車はこんなに多い

 「借入額が減ることで月々の負担が軽い」という残価設定ローンのメリットを享受できるクルマは、ほかにもあります。

 よく知られているところでは「ランドクルーザーシリーズ」。300系のほか、250系や70系も残価率が高い傾向にあります。また、アルファードの兄弟車である「ヴェルファイア」やレクサスのSUVである「RX」や「NX」、そしてミニバンの「LX」も同様に残価率が高い傾向にありますし、スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ/ジムニーノマド」も残価率が高い傾向にあります。

 意外なところでは、トヨタの「カローラクロス」。ほかにもホンダの「ヴェゼル」や「シビックタイプR」、そしてトヨタ「ハイエース」も高い傾向にあります。いずれも海外輸出需要が残価率を押し上げる大きな要因。また長期間の受注停止が続くなど入手しづらい車種も、中古車相場が高くなる傾向があるため、残価率も高くなる傾向があります。

デメリットも理解して、賢く利用しよう!

 ただ、残価設定ローンには注意点もあります。契約時に設定された走行距離を超過した場合や、事故などによって車両が大きなダメージを負った場合、返却時の評価額が下がるため追加費用が必要になることがあります。

 また残価設定ローンでは、所有権が販売店や信販会社にあるため、自由に売却できない、事故で廃車となった場合は残価分を含めて一括返済が必要となる、カスタマイズは原則として原状回復が必要など、さまざまな制約があります。

 さらに、契約期間満了後に乗り続ける場合は、残価を「一括」または「再ローン」で支払わなければならず、月々の負担は軽くても最後で重い支払いがやってくることは知っておかなければなりません。

 とはいえ、憧れのクルマを少ない負担で入手できるというメリットは、ユーザーにとって大きなメリット。残価設定ローンのメリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルに合わせて賢く利用し、憧れのクルマを楽しみましょう。

文:ベストカーWeb ベストカーWeb
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みんなのコメント

3件
  • lan********
    3年経ったら売却→残クレ→売却…
    エンドレスローンが待ってるよ
  • fer********
    法人名義であれば残価率7割の国産車を残クレで買うのはメリットがある
    個人ではローン会社の鴨にされているだけ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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